ETCカード ETCカードが審査なしで持てる!?ブラックでもETCカードを持つ方法
投稿日時:2023.06.01
ドライブには欠かせないETCシステム。しかしETCカードを作るにはクレジットカード入会が必須ですし、それには審査を受けねばなりません。
そこで「審査には自信がない」というあなたのために、審査なしでETCカードを作れる2つの方法をご紹介しましょう。と言っても違法ではありませんよ。
これはどなたにも自信を持ってお薦めできる安全な方法です。金融ブラックの方もぜひご参照ください。
- 年会費無料
- 最短2営業日のスピード発行
- ETCカードの年会費も無料でコスト一切なし!
- ポイント有効期限最長5年
- 誕生月はポイント3倍(還元率1.5%)
- 入会1年間はポイント1.5倍(還元率0.75%)
- 年会費無料
- 基本還元率が高い
- 特定店舗で高還元
- スピード発行
- 審査の間口が広い
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- 空港ラウンジ
- 優待が豊富
- ポイント期限なし
- ETCカード
- 電子マネー
ETCカードは何故ブラックだと作れないの?その原因と対処法!
それにしても高速道路料金を払うだけなのに審査を受けなくてはならないなんて、何だか納得いかないという方も多いのではないでしょうか?
その理由は、ETCカードとクレジットカードの切っても切れない関係にあります。
ETCカード発行には審査は不要!審査を要するのはクレジットカード
実は誤解されやすいのですが、ETCカード発行には特に審査はありません。審査が必要なのはクレジットカードの方です。
ただしETCの料金はクレジットカードで精算される仕組みになっているため、原則としてクレジットカードがないと申し込めないんですね。
この関係は、ポストペイ方式の電子マネー「iD」や「QUICPay」と全く同じです。この2つの電子マネーが審査なしで持てるのと同様に、ETCカードにも審査は必要ありません。
但しどちらを利用するにも、クレジットカード会員であることが前提なのです。
ETCカードはクレジットカードがあれば直ぐ作れる
従ってクレジットカードさえ手元にあるなら、どなたも直ぐに審査なしでETCカードを入手できるのです。殆どのクレジットカードはETCカード発行に対応しており、申込みは入会から何年経っていても構いません。
普段クレジット払いしない方も、クレジットカード一体型のポイントカード等をお持ちの方は多いので、念のためにお財布の中を一度探してみてくださいね。ETCカード申込みは、古いカードでもOKですよ。
原則1枚のカードにつき1枚のETCカードを発行できるので、クレジットカードを2枚持っていれば、2枚のETCカードを持つことが可能です。
ETCカード発行のためにどうしても審査が必要なのは、これまでに一度もクレジットカードを作ったことのない方に限られます。
ブラックだと審査には落ちてしまう
ではそういう方は、どうすればクレジットカードの審査をスムーズにパスできるのでしょうか?審査で最も問題となるのは、やはり信用情報です。
借入やローンの利用履歴のこと。別名クレジットヒストリーとも言う。個人の信用情報は信用情報機関に記録されており、審査では必ずチェックされる。
信用情報に問題が見つかると、クレジットカードの審査には通りません。特に「ブラック」だと100%審査に落ちてしまいます。
このブラックとは一体どういう状態を指すのでしょう?ブラックの原因とは以下のようなもので、正確には異動情報・事故情報と言います。
・長期延滞
・債務整理
・自己破産
これに登録されるとどこで審査を受けても落ちてしまいますので、「ブラックリストに載った」という意味で俗にブラックと呼ばれるのです。
ローンや借入の返済遅延が長引いたり、最終的に返済できずに債務整理や自己破産を行った場合、その旨が信用情報機関に登録されます。
この情報は一定期間はどの業者からも閲覧可能ですが、通常5年経てばブラックの記録も消去されます。
ETCカードを審査なしで作る方法その1:ETCパーソナルカード
クレジットカード審査に絶対通らないというケースは、それほど多くないということがご理解頂けたと思います。ETCカードは、可能な限りクレジットカードで申し込む方がいいのです。
「クレジットカードは好きじゃない」程度の理由では、これからご紹介する方法はお薦めできません。
ETCパーソナルカードの方が割高
どうしてもクレジットカードを持つことのできない方にお薦めするのが、「ETCパーソナルカード」です。なぜ「どうしても持つことができない」点に拘るかというと、ETCパーソナルカードの費用が割高だからです。
下表は通常のカード会社発行のETCカードと、ETCパーソナルカードの費用を比較したものです。
費用の種類 | 【通常のETCカード】 | 【ETCパーソナルカード】 |
---|---|---|
カード発行手数料 | 無料 | 無料 |
年会費 | 無料 | 1,257円(税込) |
デポジット(保証金) | – | 20,000円 (平均利用月5,000円以上の場合) |
ETCパーソナルカードには高額の保証金が必要
一方でこれからご紹介するETCパーソナルカードの場合はどうでしょうか?ETCパーソナルカードには年会費1,257円(税込)がかかるのとは別に、事前に必ずデポジット(保証金)を納めなくてはなりません。これがかなり高額なのです。
納める金額は月平均利用額の4倍ということになっており、月の平均利用額が5,000円の方なら20,000円が必要です。
初期費用として最低20,000円もの出費とは、結構な負担ですよね。それでなくてもETC利用には車載器の購入やセットアップも必要ですし、経費はなるべく抑えたくなるのが人情です。
しかしETCパーソナルカードのデポジット額を節約することはできません。次にその理由をご説明しましょう。
ETCパーソナルカードのデポジット額は誤魔化せない
以下はETCパーソナルカードのデポジット額の一覧です。この通り、通行料の月平均利用額に応じてデポジットの金額が決まります。
月平均利用額 | ETCパーソナルカード デポジット額 |
---|---|
5,000円 | 20,000円 |
10,000円 | 40,000円 |
15,000円 | 60,000円 |
20,000円 | 80,000円 |
最初に納めるデポジット額は自己申告ですが、もしも最低額の20,000円を入金した場合、利用残高が70%に達した時点で、登録口座から増額デポジット20,000円が引き落とされることになっているのです。
またそこから先も、利用額に対してデポジット額が少なすぎると増額の通告があり、それを無視すればカード利用が停止されることも。ETCパーソナルカードのデポジット額を誤魔化すことは不可能なんですね。
少額利用者向けのデポジットはこちらですが、それでも最低3,000円が必要です。
月平均利用額 | ETCパーソナルカード デポジット額 |
---|---|
750円 | 3,000円 |
1,250円 | 5,000円 |
2,500円 | 10,000円 |
クレジットカード発行ならETCカードは完全無料にできる
通常のETCカードなら完全無料で発行することも可能です。また有料の場合も、かかるのは発行手数料か年会費のいずれか一方で、いずれにせよそれほど高額ではありません。
ETCカードは、クレジットカードで発行するのが一番安上がりなのです。ここで、クレジットカードの審査が不安な方におすすめのETCカードを厳選してご紹介しておきましょう。
年会費無料で持てるライフカード
ライフカードは親会社が消費者金融のアイフルですから消費者金融系のカードに属する兼ね合いで審査の間口が広い傾向にあります。クレジットカード本体の年会費も無料ですし、ETCカードの年会費も無料ですから一切コストはかかりません。
こちらのカードは以下のようにお出かけに役立つ優待が豊富なカードで、優待だけでも持っておく価値がある1枚と言えるでしょう。
ライフカードの優待は沢山ありますが、ここでは一部抜粋してご紹介しておきますね。
- 神戸ポートピアホテル:10%OFF
- 東北サファリパーク:10%OFF
- ホテルマウント富士:10%OFF
- 群馬サファリパーク:入園料300円OFF
- 富士急ハイランド:200円OFF
- 佐渡歴史伝説館:10%OFF
- 那須テディベア・ミュージアム:10%OFF
- ストーンミュージアム博石館:10%OFF
- 池田20世紀美術館:10%OFF
- 黄金崎ガラスミュージアム:10%OFF
- サカイ引越センター:20%OFF
このようにお出かけに役立つ優待が豊富です。年会費も無料ですし、誕生月はポイント3倍などポイントプログラムもお得な1枚ですのでおすすめです。
アメックスブランドをご希望の方にはセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードも間口が広くおすすめです。
こちらのカードは年に1度でも利用すれば年会費が無料ですから、ETCカードを利用していれば一切コストがかかりません。
こちらのカードはPIZZA-LAを500円OFFで楽しめたり塚田農場を10%OFFで楽しめるなどセゾンカードの優待が利用頂けますので、レジャー施設や飲食店を割引価格で楽しむ事ができます。
更にアメックスの優待「アメリカンエキスプレスコネクト」も利用頂けますので、優待だけも持っておく価値がある1枚と言えるでしょう。
こちらのカードは電子マネーQUICPay利用分が、なんとポイント2%の高還元で利用頂けますから、Apple Payへの登録にもおすすめの1枚です。
カード利用で貯まるポイントは有効期限無期限の永久ポイントという点も魅力の1つと言えるでしょう。
年会費無料のdカード
dカードは流通系カードですので審査の間口が広い為、審査に不安をお持ちの方にもおすすめです。
dカードは年会費も無料ですし、基本還元率が1%と高い為ETCカード利用分も高い還元率でポイントがつくためお得です。
dカード利用で貯まるdポイントは提携店で1ポイント1円で利用できますから使い勝手も抜群。年会費無料の高還元カードとしても大活躍してくれることでしょう。
年収が低くてもクレジットカードの審査には通る
先にご紹介した審査の間口が広いクレジットカードなら、年収が低くても問題ありません。中にはブラックではないのにクレジットカードの審査に通らないと思い込んでいる方達もいらっしゃいます。
特に年収が低いことや、正社員でないことを気にする方がいますが、クレジットカード審査にそのような心配は無用です。
正規雇用の方でない以下の方もクレジットカードは持てます。どうぞ自信を持って審査にチャレンジしてくださいね。
軽い延滞なら審査には影響しない
また一度でも延滞すれば審査に通らないと勘違いする方もいますが、数日程度の延滞ではブラックにはなりませんのでご安心を。ただ何度も延滞を繰り返していると、やはり審査に落ちる可能性は高くなりますのでご注意ください。
また短い期間に多数のクレジットカードを一度に申し込むことも審査落ちの原因です。「申し込み情報」が1ヶ月に4件以上になると、申し込みブラックになる可能性があり、どんな金融審査にも通りません。
いずれにせよ利用履歴は時間が経てば消えますから、ネガティブな情報に覚えのある方は、以下を参考に登録期間の終了を待って審査を受けるといいでしょう。
ネガティブ情報 | 登録内容 | 登録期間 |
---|---|---|
事故情報 | 長期延滞、自己破産など | 5年 10年(銀行) |
軽い延滞 | 未払いなど | 2年 |
申し込み情報 | 審査申込件数 | 半年間 |
なお正確な利用履歴については、信用情報機関に開示請求しないと分かりません。請求手続きはオンラインで簡単にできますが、1,000円程度の費用がかかります。
ブラックに気づかない方もいる!?
ちょっと心配なのは、自分がブラックになったことに気づかないケースです。さすがに自己破産や債務整理を経験すれば嫌でも自覚できますが、延滞に関しては意外と無頓着な人が多いんですよ。
延滞は、一度もクレジットカードを持ったことがない方にも決して無縁の話ではありません。例えば以下のように日常よく使われるローンも、延滞が2ヶ月を越えればもうブラックなんですよ。あなたにもお心当たりはないですか?
- スマートフォンの分割払い
- 自動車ローン
- 家電ローン
- 医療ローン
- カードローン
「ブラックになったら大変」と言われることが多いのですが、実は日常生活には殆ど影響しません。カードでも申し込まない限り、本人が気づかなくても全く不思議ではないのです。
ETCパーソナルカードは利用年数が多いほど割高
ETCパーソナルカードのデポジットは解約すれば戻ってくるお金ですから、使えないだけで減ることはありません。ですからETCパーソナルカードの純粋なコストは、毎年必要な1,257円(税込)の年会費だけということになります。
そこでETCパーソナルカードと通常のETCカードを3年間または5年間使った場合、それぞれのカードでは合計どのくらい費用がかかるかを計算してみました。
ETCパーソナルカード | 通常のETCカード (年会費あり) |
---|---|
1,257円×3年分=3,771円 | 500円×3年分=1,500円 |
1,257円×5年分=6,285円 | 500円×5年分=2,500円 |
この通りETCの利用年数が増えるに従って、ETCパーソナルカード>ETCカード(年会費あり)>ETCカード(発行手数料あり)の順でコストが割高になっていくことが分かります。
やはりクレジットカードが作れる状況になったら、その時点でETCパーソナルカードは解約して、クレジットカードのETCカードに切り替えた方がいいですね。
その際は審査が甘いETCカードを選んだ方が無難です。こちらの記事で紹介してるクレジットカードは、年会費無料でETC利用がお得なカードですからおすすめです。
ETCパーソナルカード発行には3週間程度かかる
次にETCパーソナルカードの申し込み方法をご説明しましょう。ETCパーソナルカードの発行にはデポジット入金が必要な分、少々時間がかかります。お急ぎの方もいるかもしれませんが、余裕を持ってお申し込みください。
以下がETCパーソナルカードの申し込み手順です。
- 1. サービスエリアなどで申し込み用紙を入手
- 2. 必要事項を明記
- 3. ETCパーソナルカード事務局に郵送
- 4. デポジット払込取扱票が届く
- 5. 郵便局取扱窓口かコンビニエンスストアで入金
- 6. 2週間程度でETCパーソナルカードが届く
郵送でのやりとりが多いので、申し込みからETCパーソナルカードが届くのは最短でも3週間、場合によっては1ヶ月近くかかるでしょう。なお申し込み用紙は無料配布で、封筒がついているので郵送費用はかかりません。
ETCパーソナルカードは初期費用が必要ですが、クレジットカードがなくてもすぐ申し込める点は便利ですよね。ただし年会費もかかるので、できれば短期利用がお薦めです。
ETCカードを審査なしで作る方法その2:家族会員ETCカード
次にもう一つ、ETCカードを審査なしで作る方法をご紹介しましょう。これは家族カードでETCカードを発行する方法です。
この方法ならETCパーソナルカードのような費用はかかりませんので、コストをかけたくない方にもお薦めですよ。
家族会員になるには審査が不要!
先に「家族カード」について簡単にご説明しておきましょう。家族カード発行は、クレジット会員サービスの一つです。
・本会員の家族に発行できるクレジットカード
・基本的機能は本会員カードと同じ
・審査は不要
家族会員の資格はカード会社によっても異なりますが、生計を同一にする親族(配偶者、親、子)というのが一般的です。
注目すべき最大のポイントは、家族会員には審査が必要ないということ。
殆どのクレジットカードは家族カード発行に対応しているので、ご家族がカード会員なら、どなたも審査を受けずにクレジットカードを持つことができるのです。
家族カードでもETCカードを発行できる
家族カードは本会員カードと同等の機能があるので、もちろんショッピングにも使えますし、ETCカードも発行できます。
但し家族カードはあくまでも本会員の追加カードですので、家族会員が勝手にETCカードを発行することはできません。
家族カードには幾つかの制限がある
そもそも本会員が承諾しなければ、家族カードを発行することすらできないのです。これ以外にも家族カードの制限はいろいろあるんですよ。
例えば家族カードには独立した利用枠がありません。カード限度額は本会員との共有ですので、家族間で取り決めをしておかないと、後でトラブルになる可能性も出てきます。
以下は家族カードの機能の一覧です。この通り支払いはもちろん一元化されますし、ポイントも本会員に合算されるので家族会員が使うことはできません。この様に本会員と同じ機能が使えるとはいっても、いいことばかりではないのです。
カード機能 | 家族カードの特徴 |
---|---|
追加カード発行手続き | 本会員しかできない |
利用明細 | 本会員カードに一元化 |
ポイント | 本会員カードに一元化 |
限度額 | 本会員の限度額の範囲内 |
付帯保険 | 本会員と同等 |
付帯サービスや特典 | 本会員と同等 |
特に家族に利用明細を見られてしまうことについては、抵抗を感じる方も少なくないでしょう。これが嫌だという方には、家族カードでETCカードを作ることはお薦めできません。
家族カードでETCカードを作ると安上がり
家族カードによるETCカード発行には、このようなデメリットがあることも覚えておいてくださいね。しかし審査が不要なことに加え、費用が安いことはこの方法の大きなメリットです。
家族カードの年会費については、年会費無料のクレジットカードなら家族カードも同じく無料ですし、有料の場合も本会員より割安です。
ETCカードの費用は本会員と同じですので、家族カードでETCカードを作る場合、全体としては自分名義でクレジットカードを作るのと同じ、もしくはそれよりも安くなります。
この様にメリットもデメリットもある方法ですが、本会員であるご家族とよく話合った上でご検討ください。
ETCカードは審査なしで発行できます!但し費用にはご注意
最近はローン延滞が原因で、若い方でもブラックになる方が増えています。でもブラックになっても、ETCカードを作ることは可能ですよ。
ETCパーソナルカードや家族カードを利用すれば、どなたも審査を受けずにETCカードが手に入ります。ただし費用や制限にご注意ください。
ETCパーソナルカードは年会費がかかる上に利用額の4倍の保証金が必要ですし(少額利用でも最低3,000円)、家族カードは家族の同意がないと作れません。こういったデメリットは、必ず念頭に入れておいてくださいね。