交通系電子マネー
交通系電子マネー全10種類をまとめて解説!全国相互利用が可能

交通系電子マネー全10種類をまとめて解説!全国相互利用が可能
2024年2月9日

電車やバスにタッチ&ゴーで乗車できて、エキナカや街中のお店での買い物の支払いにも使える交通系電子マネーは、交通網の発達した都市部では欠かせないツールの1つとなっていますよね。

そんな交通系電子マネーの中でも、特に利便性・汎用性の高さで人気を集めているのが全国相互利用に対応している10種類のサービスです。ここではそんな全国相互利用が可能な10種類の交通系電子マネーについて、まとめて解説していきましょう。

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電車・バス乗車もお買物もタッチで簡単!交通系電子マネーとは!?

まずは交通系電子マネーの基本を簡単にご説明しておきましょう。

交通系電子マネーというのは、電車やバス、市電と言った交通機関の乗車券機能を備える電子マネーの総称です。

その多くは鉄道会社から発行されており、きっぷを購入する手間なくタッチ&ゴーで交通機関を利用できる便利なサービスとなっています。電車・バスの乗車もショッピングの支払いもまとめて1枚で済ませられるという点が交通系電子マネーの最大の特性であり、魅力となっているのです。

エリア外でも使える!全国相互利用可能な交通系電子マネーは10種類

交通系電子マネーはある程度交通網の発達した主要都市を中心に全国で数多く発行されています。その中でも、今回注目してほしいのが、全国相互利用サービス対応の交通系電子マネーです。

交通系電子マネーの全国相互利用サービスというのは、文字通り加盟している各エリアでそれぞれの電子マネーを相互利用できる連携サービスのことです。

全国相互利用サービスに加盟している交通系電子マネーとしては、以下の10種類があります。

交通系電子マネーエリア説明画像

  • Kitaca(キタカ)
  • Suica(スイカ)
  • TOICA(トイカ)
  • PASMO(パスモ)
  • manaca(マナカ)
  • PiTaPa(ピタパ)
  • ICOCA(イコカ)
  • nimoca(ニモカ)
  • SUGOCA(スゴカ)
  • はやかけん

全国相互利用可能な交通系電子マネーであれば、その1枚で基本的には対応しているすべてのエリアの電車・バス乗車や加盟店での支払いに利用することができるのです。

要注意!相互利用可能エリアでも使えない機能・サービスあり

全国相互利用サービスについて、もう少し詳しく解説しておきましょう。全国相互利用可能な交通系電子マネーであっても、すべての機能・サービスをすべての対象エリアで使えるわけではないので、その点は注意が必要です。

原則として各電子マネーのエリア外にて利用できるのは、電車・バスの乗車券機能や加盟店での電子マネー機能といった、すべての相互利用可能電子マネーに共通の機能となります。

PiTaPaエリアでの他の交通系電子マネー利用不可

ただし近畿エリアのPiTaPaのみ、PiTaPaエリアでの他の交通系電子マネーによる加盟店利用、PiTaPa以外の加盟店でのPiTaPa支払いともに非対応ということになっているので注意してください。

チャージに関しても、駅の券売機や加盟店レジなどベーシックなチャージ方法はエリア外でも利用できるケースがほとんどですが、オートチャージ含むクレジットチャージのような各電子マネー独自のチャージ方法はエリア外では原則として利用できません。

ポイントサービスも、エリア外での利用はポイント付与の対象とならないケースがほとんどです。

また、交通系電子マネーでは全国相互利用エリア同士であってもエリアまたぎでの利用は原則不可能となっています。

例えばJRでは東日本から東海へ…というように改札を出ることなく異なるエリアへと乗り継いでいくことも可能ですが、その場合は交通系電子マネーを乗車券として利用することはできないのです。

このように、全国相互利用可能な交通系電子マネーであっても実際に使える機能・サービスには多少の制約がかかってくるので、その点はよく確認することが大切です。

交通系電子マネーは相互利用ができて便利に使えるのね。でもPiTaPaは他の交通系電子マネーのようにエリア外では利用できないの?
残念だけどPiTaPaのみPiTaPaエリアで他の交通系電子マネーを利用する事ができないし、エリア外では利用できないんだ。でも、PiTaPaは運賃割引サービスも利用できるし、提携クレジットカードの優待も豊富だから近畿エリアに住んでる方は使い勝手がいいよ。

全国相互利用可能な交通系電子マネーを個別に解説

ここからは、全国相互利用可能な10種類の交通系電子マネーを個別にご紹介していきましょう。機能やチャージ方法といった基本のスペックの違いはもちろん、それぞれの独自のサービスとなるポイントサービスなどにもぜひ注目してください。

札幌周辺のJR路線に対応!JR北海道発行のKitaca

KitacaはJR北海道発行の交通系電子マネーです。札幌を中心とするJR北海道の一部路線をエリアとしています。機能面は比較的シンプルで、ポイントサービスも備えていません。

ただ、加盟店に主要なコンビニやイオンなどのショッピングセンターといった全国チェーン店が多数含まれているので、電子マネーとしての使い勝手はよいでしょう。

なお、クレジット決済によるチャージが利用できるのは、Kitaca一体型の提携クレジットカードによって搭載されているKitacaにチャージする場合のみとなっているので注意が必要です。通常の無記名式/記名式KitacaやKitaca定期券ではクレジットチャージは不可能となっています。

Kitaca

電子マネー Kitaca(キタカ)
発行会社 JR北海道
エリア JR北海道(札幌周辺の一部路線)
機能 ・乗車券機能
・電子マネー機能
・定期券機能
クレジットチャージ
(オートチャージ含む)

※Kitaca一体型の提携クレジットカードのみ
ポイントサービス

首都圏の私鉄・バスユーザー向け電子マネーはPASMO(パスモ)

PASMO(パスモ)はSuica(スイカとは対照的に、首都圏の私鉄・バス路線をエリアとしています。機能は乗車券+電子マネーのみとシンプルですが、PASMOエリアに加えてSuicaエリアでもオートチャージが可能なので、首都圏での移動には十分に便利に活用できるでしょう。

また、PASMO自体には個別のポイントサービスはありませんが、提携クレジットカードの中には一部、一体型のPASMOを利用することで特定の電車・バスや加盟店利用に応じてポイントが貯められるサービスを独自に提供しているものがあります。

このポイントサービスを含め、提携クレジットカードとの連携によってかなり特典・サービスがプラスされ、使い勝手が変わる傾向の強い交通系電子マネーです。

PASMO(パスモ)チャージでポイントが貯まるクレジットカードでチャージすればお得に利用頂けますよ。

PASMO

電子マネー PASMO(パスモ)
発行会社 株式会社パスモ(首都圏の鉄道11事業者、バス19事業者を株主とする)
エリア 首都圏の鉄道27事業者、バス77事業者
機能 ・乗車券機能
・電子マネー機能
・定期券機能
クレジットチャージ
(オートチャージ含む)

※提携クレジットカードのみ連携可能
ポイントサービス
モバイル対応 ×

PASMO(パスモ)を利用する方におすすめ!TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO

PASMO(パスモ)を利用する方には、PASMO(パスモ)チャージで1%ものポイントが貯まるTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOがおすすめですね。

このカードはPASMOへのオートチャージで1%ものポイントを貯める事ができる上に、東急百貨店は最大10%還元とTOKYU POINT加盟店で高還元ですから、東急線沿いにお住まいの方にもおすすめの1枚です。

PASMOが標準搭載されてる上に、クレジットカード決済でTOKYU POINTを貯められて、JALグループ便に搭乗するとJALマイルを貯める事ができる多機能カードとして人気の1枚です。

TOKYU CARD(東急カード)

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機能充実!モバイルも選べるJR東日本のSuica(スイカ)

JR東日本発行のSuicaは、交通系電子マネーの先駆け的存在ということもあって、その機能・サービスの充実度は群を抜いています。

通常の乗車券機能・電子マネー機能に加えて、特急グリーン車や新幹線さえもタッチ&ゴーで手軽に利用できる便利な機能が複数利用可能となっているのです。

さらに交通系電子マネーでは唯一、モバイル版サービスモバイルSuicaを提供しており、スマホや携帯電話にSuicaを搭載することができます。

モバイルSuicaにはこちらも新幹線を優待価格で、しかも便利に利用できるモバイルSuica特急券やエクスプレス予約サービスとの連携と言ったカード型Suicaにはない機能も備わっています。

また、クレジットチャージの対応度の高さも魅力です。オートチャージが利用できるのはもちろんのこと、『モバイルSuica』ではクレジットカードを連携していつでもどこでもチャージを行うことができます。オートチャージに関しては、同じ首都圏のPASMOエリアの改札でも対応可能です。

対象加盟店での利用で0.5%~1%のポイント還元が受けられるポイントサービスも備えており、活用度の高さでは断トツでトップレベルと評価してよいでしょう。また、ビューカードでSuicaにチャージすれば、ポイントを3倍貯める事もできてお得に利用頂けます。

Suica

電子マネー Suica(スイカ)
発行会社 JR東日本
エリア ・JR東日本
・東京モノレール
・りんかい線
・埼玉新都市交通
・伊豆急行
・富士急行
機能 ・乗車券機能
・電子マネー機能
・定期券機能
・Suicaグリーン券機能
・『タッチでGo!新幹線』機能
・モバイルSuica特急券(モバイルSuicaのみ)
・エクスプレス予約サービス機能(モバイルSuicaのみ)
クレジットチャージ
(オートチャージ含む)
ポイントサービス JREポイント(JR東日本共通ポイント)
モバイル対応

希少なポストペイ式!関西の私鉄でお得に使えるPiTaPa(ピタパ)

主に関西の私鉄・バス事業者を中心に構成される『スルッとKANSAI協議会』やその加盟事業者から発行されるPiTaPaは、他の交通系電子マネーとは一線を画するサービスを備えています。

通常、交通系電子マネーでは事前チャージして利用するプリペイド式が主流ですが、PiTaPaは唯一、クレジットカードとあらかじめ連携して利用に応じて後払いで支払いをするポストペイ式電子マネーとなっています。

ただしポストペイでの利用に対応しているのはPiTaPaエリア内とICOCAエリアの一部のみで、それ以外の全国相互利用可能エリアにおいてはプリペイド式として利用することになります。

この特性上、各鉄道会社からクレジットカード一体型やクレジットカード2枚1セットになったタイプのPiTaPaが多数発行されており、発行会社によって異なる鉄道や加盟店での特典を受けることができます。

PiTaPa自体にはポイントサービスはありませんが、こうしたクレジットカードセットタイプでは対象の電車・バスや加盟店での利用に応じてポイントも貯まるものも少なくありません。

また、PiTaPaには定期券機能はありませんが、その代わりにエリア内の電車・バスでは利用に応じて様々な種類の割引が受けられます。中には定期券感覚で使える区間指定型の割引サービスを取り入れている路線もあり、使い方次第では非常にお得に利用できるのです。

PiTaPa

電子マネー PiTaPa(ピタパ)
発行会社 ・株式会社スルッとKANSAI(関西、岡山、静岡の鉄道・バス事業者64社により構成)
・スルッとKANSAI協議会加盟の主要鉄道事業者
エリア 関西、岡山、静岡の鉄道・バス事業者64社
機能 ・乗車券機能
・電子マネー機能
クレジットチャージ
(オートチャージ含む)

※ポストペイ式
ポイントサービス
モバイル対応 ×

新幹線乗車に使えるのが強み!JR東海発行のTOICA(トイカ)

JR東海からも独自の交通系電子マネーTOICAが発行されています。東海道・山陽新幹線のネット予約サービス『スマートEX』との連携や、新幹線停車駅を区間内に含む定期券によって、新幹線の乗車券としても利用できるというJRならではの機能を強みとしています。

ただその一方で、チャージは現金のみ、ポイントサービスなしなど利便性やお得さの面で弱点も多いことは否めません。

TOICA

電子マネー TOICA(トイカ)
発行会社 JR東海
エリア JR東海
機能 ・乗車券機能
・電子マネー機能
・定期券機能
・スマートEXとの連携機能
・新幹線乗車券機能
※区間内に新幹線停車駅を2駅以上含むTOICA定期券のみ
クレジットチャージ
(オートチャージ含む)
×
ポイントサービス
モバイル対応 ×

サービスの違いに注意!東海エリアの私鉄2社から発行のmanaca(マナカ)

manacaは名古屋市内やその周辺の私鉄・バス路線中心にエリアを展開する交通系電子マネーです。市バスや市営地下鉄を運営する名古屋市交通局と、愛知県全域にバス・鉄道路線を持つ名古屋鉄道、通称『名鉄』がそれぞれに別個でカード発行を行うという、少し珍しいパターンをとっています。

manacaへのチャージに関しても、オートチャージは名古屋市交通局発行のmanaca+wellow cardの組み合わせのみ、クレジット決済による都度チャージは名鉄発行のmanaca+名鉄ミューズのみと、はっきり利用できる方法と組み合わせが分かれるのです。

したがって、manacaを購入する際にはあらかじめチャージ方法の違いなども考慮して、名古屋市交通局と名鉄、どちら発行のものを選ぶべきか考える必要があるでしょう。

なお、ポイントサービスは発行会社に関わらず、manacaのエリア内での月間利用状況に応じてポイントが貯まるmanacaマイレージポイントを取り入れています。

manaca

電子マネー manaca(マナカ)
発行会社 ・株式会社名古屋交通開発機構(名古屋市交通局)
・株式会社エムアイシー(名古屋鉄道)
エリア ・名古屋市交通局(市バス/地下鉄)
・名古屋鉄道
・名鉄バス
・あおなみ線
・ゆとりーとライン
・豊橋鉄道
・リニモ
機能 ・乗車券機能
・電子マネー機能
・定期券機能
クレジットチャージ
(オートチャージ含む)

※オートチャージはwellow cardのみ連携可能
※クレジットチャージは名鉄ミューズカードのみ連携可能
ポイントサービス manacaマイレージポイント
モバイル対応 ×

JR西日本のICOCA!クレジットチャージはSMART ICOCAで

関西エリアにはもう1つ、JR西日本が発行しているICOCA(イコカ)があります。ICOCAには通常の仕様とは別にSMART ICOCA(スマートイコカ)というクレジットチャージが可能なタイプが用意されており、好みに合わせて選ぶことが可能です。

SMART ICOCAに連携するクレジットカードには特に制約がなく、手持ちのカードを利用することもできます。いずれもチャージ方法以外の機能やサービス面には大きな違いはありません。

ポイントサービスとしてはICOCAポイントというシステムが導入されていて、エリア内の電車や加盟店の利用状況に応じてポイントが貯まっていきます。

ICOCA

電子マネー ICOCA(イコカ)
発行会社 JR西日本
エリア JR西日本
機能 ・乗車券機能
・電子マネー機能
・定期券機能
クレジットチャージ
(オートチャージ含む)

※SMART ICOCAのみ
ポイントサービス ICOCAポイント
モバイル対応

JR九州の共通ポイントが貯まってお得なSUGOCA

SUGOCAはJR九州発行の電子マネーです。交通系電子マネーとしての基本の機能はすべて満たしたうえで、オートチャージサービスやポイントサービスもきっちりと備えているバランスの取れたサービス内容が魅力となっています。

SUGOCAチャージでポイントが貯まるクレジットカードを活用すれば、よりお得に利用頂けます。ただしSUGOCAには新幹線の乗車券機能は備わっておらず、同じJR九州の管轄である九州新幹線の乗車には利用することはできないので、その点は注意してください。

SUGOCA

電子マネー SUGOCA(スゴカ)
発行会社 JR九州
エリア ・JR九州(一部路線除く)
・北九州モノレール
機能 ・乗車券機能
・電子マネー機能
・定期券機能
クレジットチャージ
(オートチャージ含む)

※JQ CARDとの連携のみ
ポイントサービス JRキューポ(JR九州の共通ポイント)
モバイル対応 ×

バス路線に強い!西鉄発行のnimocaは九州トップシェア

nimocaは九州の大手私鉄『西日本鉄道』、通称『西鉄』発行の電子マネーです。九州ではSUGOCA、nimoca、はやかけんという3つの交通系電子マネーがしのぎを削っていますが。その中でもトップの発行枚数を誇るのがこのnimocaです。

nimocaは西鉄の電車・バス路線の他にも、バス路線を中心に九州の幅広い地域をエリアとしています。また、北海道・函館のバス・市電もnimocaエリアとなっています。全体的にみて、バス路線に強いのがこのnimocaの特徴と言えるでしょう。

実際、クレジットnimoca(クレジットカード一体型nimoca)を利用してのオートチャージサービスも、電車の駅の改札だけでなくバス乗車時にタッチする車載機でも行うことができるのです。

また、ポイントサービスとしてnimocaポイントを備えており、エリア内の対象の電車・バスや加盟店での利用に応じてポイントが貯まっていきます。

nimoca

電子マネー nimoca(ニモカ)
発行会社 株式会社ニモカ(西日本鉄道100%出資子会社)
エリア 福岡・大分・宮崎・熊本・佐賀・函館の主要私鉄・バス路線
機能 ・乗車券機能
・電子マネー機能
・定期券機能
クレジットチャージ
(オートチャージ含む)

※クレジットnimocaのみ
ポイントサービス nimocaポイント
モバイル対応 ×

福岡市でマルチに使える!福岡市地下鉄のはやかけん

はやかけんは福岡市地下鉄を運営する福岡市交通局が発行している電子マネーです。自エリアは福岡市地下鉄のみで、機能もごくシンプルなものになっています。オートチャージサービスにも現状非対応です。

ただ、はやかけんのポイントサービスであるはやかけんポイントは、福岡市地下鉄利用時のみの付与ではあるもののポイント還元率が基本2%+ボーナスポイントとかなり高めに設定されています。日常の足として地下鉄を利用する方なら非常にスムーズに貯めていくことができるでしょう。

また、電子マネーの加盟店に一般的な商業施設や飲食店などの店舗だけでなく、福岡市の行政窓口や公共施設が数多く含まれているのも特徴です。飛びぬけた利便性はありませんが、福岡市での生活を支える電子マネーと言えます。

はやかけん

電子マネー はやかけん
発行会社 福岡市交通局
エリア 福岡市地下鉄
機能 ・乗車券機能
・電子マネー機能
・定期券機能
クレジットチャージ
(オートチャージ含む)
×
ポイントサービス はやかけんポイント
モバイル対応 ×

クレジットチャージが便利でお得!ポイント二重取り可能な交通系電子マネー

こうして一通り機能や特徴を見てみると、クレジットチャージを取り入れている交通系電子マネーが半数以上にも上るということがわかりますよね。

首都圏や近畿、九州のように1つの地域で複数の交通系電子マネーの取り扱いがあってどれかを選ばなければならない場合には、クレジットチャージが利用できるかどうかというのは1つのポイントとなるでしょう。

さらにクレジットチャージのメリットはその利便性だけではありません。チャージ金額に応じてクレジットカードの側のポイントが貯まるというお得さも見逃せない魅力なのです。

しかもSuicaやSUGOCAなどの電子マネー側にもポイントシステムが備わっている交通系電子マネーでは、チャージしたお金を支払いに利用することでさらにポイントが貯まる、ポイントの二重取りも可能になります。

チャージ方法を現金からクレジット決済にするだけで、通常よりも確実に多くの還元が受けられるのです。

意外と違う!交通系電子マネーのクレジットチャージ対応状況一覧

交通系電子マネーのクレジットチャージで注意してほしいのは、クレジットチャージ対応の電子マネーのタイプや連携できるクレジットカードが限定されるケースがあるという点ですね。

また、提携クレジットカード以外との連携自体は可能でも、チャージがポイント付与の対象から除外されるケースもあります。

そこでここでは、クレジットチャージが可能な交通系電子マネーについて、クレジットカードの対応状況を一覧でご紹介しましょう。

電子マネー クレジットチャージ対応タイプ 連携可能なクレジットカード カード名(還元率)
Kitaca(キタカ) ・クレジットカード一体型Kitaca ・クレジットカード一体型Kitaca ・JPタワースクエアカード×Kitaca(0.5%)
・イオンカードKitaca(0.5%)
Suica(スイカ) ・My Suica
・Suica定期券
・モバイルSuica
・Suica付きビューカード
・ビューカード
・JR東海エクスプレスカード
ほかVISA、JCB、mastercardなど主要国際カードブランドのクレジットカード
・ビュー・スイカカード(1.5%)
・ビックカメラSuicaカード(1.5%)
・JRE CARD(1.5%)
など
PASMO(パスモ) ・記名PASMO
・PASMO定期券
・PASMO一体型クレジットカード
・パスタウンカード
・提携交通事業者発行カード
(小田急、京王、東京メトロなど)
・OPクレジット(0.5%)
・京王パスポートPASMOカードVISA(0.5%)
ANA To Me CARD PASMO JCB(0.5%)
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO(1%)
など
manaca(マナカ) ・記名式manaca
・manaca定期券
・クレジットカード一体型manaca
・ellow card
・名鉄ミューズカード
・wellow card(0.5%)
・名鉄ミューズカード(0.5%)
ICOCA(イコカ) ・SMART ICOCA
・SMART ICOCA定期券
・J-westカード
ほかVISA、JCB、mastercardなど主要国際カードブランドのクレジットカード
・J-westカード(0.5%)
・リクルートカード(1.2%)
※月間最大30,000円まで
PayPayカード(1%)
など
SUGOCA(スゴカ) ・記名式SUGOCA
・SUGOCA定期券
・クレジットカード一体型SUGOCA
・JQ CARD ・JQ CARDセゾン(0.5%)
・JMB JQ SUGOCA(0.5%)
・JQ CARD GOLD(1%)
など
nimoca(ニモカ) ・クレジットnimoca
(クレジットカード一体型nimoca)
・クレジットnimoca ・nimoca JCBカード(0.3%)
・JMB nimoc(0.3%)
・ANA VISA nimocaカード(0.5%)
など
交通系電子マネー提携クレジットカードの多くはそれぞれの電子マネーや各鉄道会社のエリア内や関連施設などで使える特典があるからお得だよ。是非クレジットカード付帯の特典もチェックしてみてね。

エリア内ユーザーがやっぱり一番お得で便利!交通系電子マネー選び方

共通のエリアでほぼ同じように利用できる全国相互利用可能な交通系電子マネーだけでも10種類もあり、サービス内容もそれぞれに異なるとなると、選ぶのに悩んでしまう方もいるかもしれません。

自分が利用する鉄道やバス以外のエリアで発行されている電子マネーでも、サービスがより充実したものがあればそちらの方がよいのか?と迷ってしまいますよね。

一部を除き自分が利用するエリア内の交通系電子マネーがお得

しかし結局のところ、ごく一部の例外を除けば自分が利用する電車・バスの路線がベースのエリアに含まれる交通系電子マネーを選ぶのがベストと言えるでしょう。

というのも、ポイントサービスやオートチャージ・クレジットチャージサービスなどといった各電子マネー独自のサービスは、基本的に自エリアのみを対象としたものとなっています。例えば、SUGOCAのオートチャージをnimocaエリアで行うことはできませんし、逆もまたしかりなのです。

交通系電子マネーのサービスは自エリアのユーザーにとって最も使い勝手がよく、お得に利用できるように作られているのです。したがって、基本的には自分がよく利用する路線をエリアに含む電子マネーを選ぶのが、最もメリットが大きいと考えてよいでしょう。

唯一の例外に注目!Suicaはエリア外でも使い勝手良し

『交通系電子マネーは自エリアのものを選ぶべし』という原則の例外となり得るのが、JR東日本発行のSuicaです。

Suicaは交通系電子マネーでは唯一モバイル版を提供しており、他エリアからも容易に入手することができます。

モバイルSuicaならクレジットチャージがスマホ・携帯電話の画面上で行えるので、ポイント面のお得さも失われることがありません。Suica支払いでポイント付与の対象となる加盟店にも全国チェーン店が多数含まれています。

つまり、Suicaは他の相互利用可能な交通系電子マネーに比べて他エリアでも使い勝手の良さ、お得さを維持したまま利用しやすくなっているのです。

例えばTOICAやはやかけんのようなクレジットチャージサービス非対応の交通系電子マネーのエリアでは、むしろSuicaの方がお得に、そして便利に利用することができる可能性すらあります。

お住まいのエリアによっては、こうしたSuicaのような例外があることも考慮して交通系電子マネー選びを考えた方がよいケースもあるかもしれません。

自分が利用する電車・バスの路線がベースのエリアに含まれる交通系電子マネーがベストだけど、Suicaは唯一iPhoneで利用できるApple Payのサービスも利用できるなど、他のエリアでも使い勝手がよくてお得かもしれないね。

交通系電子マネーはライフスタイルに合わせて選ぶべし

全国相互利用可能な交通系電子マネーには機能・サービス面の共通点も多いですが、一方でほとんどの電子マネーが他にはない、あるいは他のエリアでは使えない独自の特典を備えています。

自分のライフスタイルに合った交通系電子マネーを選ぶことで、よりそのサービスを活用し、毎日の生活にメリットをもたらすことができるのです。

ぜひここでご紹介した情報を参考に交通系電子マネーをよく比較・検討し、自分に合った形で使えるベストな1枚を見つけてください。

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