クレジットカード保険
自転車保険はクレジットカードがお得!安い保険料で安心の補償
投稿日時:2020.07.10
自転車保険に入っていますか?一部の自治体では、加入が義務付けらていますが、自転車を利用するのにまだ加入していないなら、1日も早く入っておくべきです。
自転車は誰でも簡単に乗ることのできる乗り物で、免許もいりませんが、れっきとした「車両」です。人とぶつかれば、大きなけがを負わせてしまうこともある、危険な乗り物なので、万が一に備えて保険に入っておくことを強くおすすめします。
しかし、実際加入しようとすると、どんな自転車保険が良いのか、迷ってしまうのではないでしょうか?
そこで今回は、自転車保険とはどういうものか、選び方やお得な自転車保険について、詳しく解説しましょう。
一般的な損害保険に加入するよりも、クレジットカードの保険を選ぶと、お得に加入することができるのです。
事故に備えて加入しよう!自転車保険の補償内容
一般的な自転車保険の補償内容は以下の2点です。
- 個人損害賠償責任補償
(相手に与えた損害を賠償) - 傷害補償
(自分の怪我に対する補償)
1.事故を起こしたときの個人賠償責任補償
中高生が自転車でお年寄りにぶつかった、というようなニュースも見かけると思いますが、怪我の治療費はもちろん、後遺症が残った場合には慰謝料なども支払わなくてはなりません。
万が一、相手がなくなってしまった場合には、数千万円もの賠償金を支払う必要が生じることもあります。
その時の損害賠償責任を補償してくれるもので、なるべく補償額が高いものを選ぶ必要があります。
損害賠償は、自転車事故だけに限らず、日常生活の中で、他人に怪我を負わせたり、車を傷つけるなどものに対する被害を与えてしまった時にも補償されます。
- 犬の散歩をしていたら犬が人に噛み付いてしまった
- ボールで遊んでいたら、人にボールを当ててしまい怪我をさせた
- 買い物中にうっかり商品を落として壊してしまった
などのトラブルがカバーできます。
2.自転車での怪我に備える傷害補償
自転車に乗っているときに、何らかの理由で転倒したり、電柱にぶつかってしまったりして、けがをしてしまうことがあります。
場合によっては、亡くなってしまうこともあります。そのようなトラブルに備えるのが、傷害補償です。自転車に乗っている人にぶつかられて怪我をした場合にも補償されます。
補償の内容は、入院、手術などを含みますが、通院まで含むかどうかは保険の種類によりますので、その点は後ほど詳しく説明しましょう。
また、傷害補償はあくまでも「けが」に対する補償ですので、病気による入院や手術はカバーできません。
自転車保険への加入を義務化する地域が増えている
自動車に乗るときには、自賠責保険への加入が義務付けられていますし、事故に備えて様々な賠償保険に加入する人が多いでしょう。
しかし自転車は、子供でも気軽に乗れる乗り物であることから、事故に対する意識が低く、保険に入っている人は少なかったのです。
自転車事故による高額損害賠償の事例
| 判決 | 事故の概要 | 賠償金額 |
|---|---|---|
| 東京地裁 平成26年判決 |
男子高校生が自転車で信号を無視して交差点に侵入。横断歩道をオートバイで走行中だった男性(62歳)と衝突。男性は頭蓋内損傷で死亡。 | 4,043万円 |
| 神戸地裁平成25年判決 | 夜間自転車で帰宅途中の男子小学生と歩行中の女性(62歳)が正面衝突。女性は頭蓋骨骨折で植物状態となり、母親に賠償命令。 | 9,521万円 |
| 東京地裁 平成20年判決 |
昼間、男子高校生が対向車線を自転車で走っていた男性会社員(24歳)と衝突。男性会社員は言語機能損失の重度の障害が残る。 | 9,266万円 |
| 東京地裁 平成19年判決 |
昼間、成人男性が信号無視で交差点に進入。横断中の女性(55歳)と衝突。女性は頭蓋内損傷で死亡。 | 5,438万円 |
| 横浜地裁 平成17年判決 |
夜間、女子高生が電気をつけずに携帯電話を操作しながら自転車で走行。歩行中の女性(57歳)と衝突。女性は歩行困難の重度障害が残る。 | 5,000万円 |
| 東京地裁 平成15年判決 |
男性がペットボトルを片手に持ってスピードを落とさず交差点に進入。横断歩道を横断中の女性(38歳)と衝突。女性は脳挫傷等で死亡。 | 6,779万円 |
ご覧の通り、過去の判例の賠償額は非常に高額です。保険を使わずに賠償するには経済的に負担がかかりすぎます。
東京都や神奈川県、大阪府、仙台市、名古屋市など、都道府県または市町村の単位で、加入が義務付けられています。(個人賠償責任保障のみ)
この加入義務は、「住んでいる人」ではなく、「その自治体を自転車で通行する人」が対象になりますから、自分が住んでいる街に加入義務がなくても、自転車で通勤や買い物をする際に通る地域が加入義務の対象になっているなら、自転車保険に加入しなくてはなりません。
義務化といっても、加入していないことによって何らかの罰則があるわけではないのですが、だからといって加入しない理由にはならないでしょう。
自分を守るためにも、自転車保険には加入しておくべきです。
自転車保険は高い!?安く加入する方法
加入する必要性はわかったけれど、保険料が気になる、という人も多いです。実際、自転車保険を検索してみると、月額数千円のものもあり、年間の保険料を考えると、少し高いなと感じます。
もっと安い保険料の自転車保険はないものか、と探している方には、クレジットカードで加入できる保険をおすすめします。
クレジットカードでつけられる保険は、月額500円以下で入れるものが多く、それでいて個人賠償責任保障は1億円までと、補償の割に保険料がかなりお得になるのです。
まずは、今使っているクレジットカードに個人賠償特約がついていないか、確認してみてください。
年会費を支払っている、ランクの高いクレジットカードですと、個別につけなくても最初から特典でついている場合もあります。
年会費無料のカードですとついていないことが多いですが、カード会社を通して保険に加入すると、保険料がお得になりますので、わざわざ損害保険に別に入る必要はありません。
次章で、カードの特典として加入できる、お得な自転車保険をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
自転車保険におすすめのクレジットカード3選
年会費が無料なのに、格安の保険料で自転車保険に加入できるカードを3枚、厳選してご紹介しましょう。
まだ自転車保険に加入していない方は、ぜひご検討ください。
月額270円のトッピング保険!JCB CARD W
JCBカードには、オプションで自分に必要な保険だけを組み合わせてつけることができる「トッピング保険」があります。
インターネットから申し込みができるようになっていますし、申し込んだら翌日から補償が開始になるのも嬉しいですね。
その中でおすすめしたいのが、「自転車プラン(基本)」です。自転車保険は3つありますが、こちらの基本プランは、家族全員を補償してくれて、個人賠償責任も1億円と高額です。
「JCB CARD W」は、39歳以下、オンライン入会限定のカードです。
年会費無料なのに、常にポイントが2倍になるお得なカードです。申し込みが39歳までというだけで、もちろん40歳以降も年会費無料のまま利用できます。
JCB CARD Wは年会費も無料ですし、基本還元率が1%と高い上に旅行保険が付帯するハイスペックカードとしても大人気の1枚です。
月額150円日常生活賠償プラン!VIASOカード
VIASOカードは、UFJニコスが発行するカードで、最短、翌営業日に発行してくれる便利なカードです。
このカードにつけられる自転車保険は、「ハンディー保険・日常生活賠償プラン」です。
コースは3つありますが、違いは死亡・後遺傷害保険の補償額と、受託品賠償責任の補償の有無です。
自転車事故による賠償責任をカバーするなら、Cコースの月額150円プランでも十分でしょう。格安の保険料で、1億円まで個人賠償責任を補償してくれます。
VIASOカードは、貯まったポイントを自動で口座に直接キャッシュバックしてくれるのが魅力のカードです。
貯めたポイントを失効させてしまいがちな方は、 VIASOカードでポイントを無駄なく還元させましょう。
VIASOカードも年会費が無料で旅行保険が付帯するハイスペックカードです。先にご紹介したJCB CARD Wは39歳以下の方限定のカードですので、40歳以上の方ならVIASOカードがおすすめですね。
月額300円で手厚い補償!セゾンカードインターナショナル
セゾンカードを持っていれば、月額300円で「Super Value Plus ご迷惑安心プラン[U]」に加入できます。
月額300円の内訳は、保険料が180円、サービス料が120円となっているのですが、他の保険との違いは、日常事故に関する弁護士相談サービスがついていることです。
弁護士への電話相談料(1案件につき30分程度)が無料になります。
もちろん、補償も手厚いので安心してください。日常生活において、人に怪我をさせてしまったり、人の物を壊してしまった場合には、最高1億円を補償してもらえます。
家族も一緒に補償対象となっていますので、安心ですね。
セゾンカードインターナショナルは、最短で即日発行、専業主婦でも学生でも申し込みができるカードです。
セゾンカードなので、ポイントはもちろん永久不滅。有効期限はありませんので、コツコツ貯めてギフト券に交換したり、ポイント投資に回すなど、使い道もいろいろです。
年会費も無料ですし、優待も豊富なクレジットカードですから、日常生活をお得に楽しめる1枚としてもおすすめですよ。
自転車保険の補償の範囲は?どこまでカバーできるのか
自転車保険には2種類あるということを最初に説明しましたが、保険で大事なのは、補償の範囲がどこまでかということです。
保険に入っているから安心!と思っていたら、自分の事故は該当しなかった、というのでは保険に加入したお意味がありません。
保険の種類によって補償される内容が違いますので、この点はしっかり押さえておきたいところです。
家族までカバーしてくれるか
「個人」という名称はついていますが、補償の範囲は、加入者本人のみか、加入者の家族まで補償するのか、これは大きな違いです。
家族がいるなら、家族型になっている保険に加入したほうがいいです。
傷害補償は通院までついているか
けがの治療に関する補償で確認したいのは、次の点です。
- 手術の給付金はあるか
- 入院は何日めからか
- 通院の給付金はあるか
これは、保険のプランによって違いがあります。入院と手術については補償がついていても、通院に関してはついていないこともあります。
自分がけがの補償をどこまで必要とするかによって、よく中身を検討することが大切です。
どのような特典がつけられるのかもチェック
自転車保険は、人に怪我をさせた時と、自分が怪我をした時の補償金が基本ですが、オプションで付帯サービスをつけられる保険もあります。
例えば、示談代行サービスです。
事故を起こしてしまった時、相手との示談交渉をしなければなりませんが、自動車保険と違い、保険会社に連絡して代わりに示談交渉してもらうというわけにはいきません。
ただ示談交渉サービスは、自分が加害者になった場合に使えるものなので、もし自分が被害者になってしまった場合で、なおかつ自分に非がない場合には、弁護士に依頼して交渉してもらうことになります。
その弁護士費用を賄うには、弁護士費用に関する特約をつけておくと良いでしょう。
他にも、家から遠いところで事故を起こしてしまった場合に、自転車を運んでくれるロードサービスがついていると便利です。
他の保険で補償されていないか?自転車保険を選ぶ時の注意事項
これから自転車保険に入ろうと検討している方に注意して欲しいのは、今加入している保険で、自転車の事故がカバーできないかということです。
もし今、自動車保険や火災保険に加入している人は、個人賠償責任保険を特約でつけていなかったか、保険証賞を確認してみましょう。
重複していると保険料がもったいない
例えば、夫が自動車保険で個人賠償責任をつけていて、自転車の事故もカバーできるようになっているのに、妻が自分の日常の怪我を補償する保険に入ると、自転車による怪我についての補償が重複してしまいます。
片方の保険でカバーできるのに、無駄に保険料を払っていることになります。
補償の金額を確認すること
例えば上記のケースでも、複数の保険から保険金を受け取れるタイプであった場合には、夫婦それぞれの保険から保険金が下りることになります。
その場合には、一概に保険料が無駄になるとはいえないのですが、どこまでの補償を希望するのかという点が大事です。
夫の方で200万円、妻の方で200万円出るとして、合計で400万円ですが、そこまでの補償を希望しないという場合には、片方の保険を見直して、保険料を下げた方がお得になります。
自転車保険はクレジットカードを利用して加入すると保険料がお得!
普通に損害保険で自転車保険に入ろうとすると、家族みんなの保険料を合わせて、月に数千円になってしまうこともあります。
しかしクレジットカードを利用すれば、月にわずか数百円で家族みんなの事故をカバーすることができるのです。しかも、補償額も高額なので、万が一の時には経済的に助かるでしょう。
どんなに気をつけていても、事故は起こるものです。まだ自転車保険に入っていない人は、加入義務があるかないか関わらず、入っておいた方が安心です。
クレジットカードを利用して安くてお得な自転車保険への加入を、ぜひ検討してみてください。









