法人クレジットカード
法人クレジットカードで経費精算を効率化!手間と時間を省く
投稿日時:2019.09.27
事業をしていると日々お金のやりとりが発生します。大きなものから小さなものまでありますが、全てを現金で行なっていたら手間ばかりかかって大変なことになりますね。
そこで法人クレジットカードを導入して経費精算にかかる時間や手間を大幅に削減しませんか?
今回は、法人クレジットカードを利用することで経費精算にどのようなメリットがあるのかということについてわかりやすくまとめました。
毎日の処理が煩わしくて大変!と嘆いている代表者や経理担当の方、ぜひ参考にしてください。
法人クレジットカードで経費精算ができるの?
法人クレジットカードで経費精算ができるのか、もちろんできます。むしろ非常に楽になるので、早く導入することをおすすめします。
お金のやりとりが全て記録される
法人クレジットカードを使って経費精算をするというのはそもそもどういうことなのか、まだ導入をしていない方のために少し説明をします。
通常、会社のものを購入した時には、領収書などを出してもらって会計ソフトに金額を入力していくことになりますが、仕訳伝票の数も多くて一つ一つ処理をするのに膨大な手間と時間がかかりますよね。
社員に立替払いをしてもらっている場合には細かい現金を返さなければならないですし、1円でも計算が合わない場合にはどこでミスが起きたのかを探すのが大変です。
現金でやり取りをしていると何かと手間がかかることばかりですが、法人クレジットカードに一本化することでその手間が省けるとしたらどうでしょうか。
面倒だった立替払いもいらなくなりますし、経理担当だけでなく他の社員にとっても大きなメリットがあるのが法人クレジットカード。
経費精算を楽にしたいなら、法人クレジットカードを導入して日々の精算処理を楽にしませんか。
法人クレジットカードで経費精算をする6つのメリット
では、法人クレジットカードを導入するとどのようなメリットがあるのか、具体的に説明しましょう。6つのメリットがありますので順にご紹介していきます。
1.経理の処理が楽になる
現金で買い物をした場合には、領収書を元にいつどこで何を買ったのか、いくらだったのかということを手で入力していかないといけませんよね。
しかし法人クレジットカードを使えば毎月利用明細書が送られてきますから、1ヶ月に使った経費が勝手に一覧表になってやってくるわけです。
経理担当の方はその一覧表を元に経費の精算をすればいいので、経理の処理は格段に楽になるでしょう。
2.立替払い、仮払いの必要がなくなる
現金払いを行なっていると、交通費や接待費など一時的に従業員が経費を立て替えることになりますが、数百円ならまだしも、数万円となると立て替える方も厳しいことがありますよね。
会社によっては先に仮払いをするところもあると思いますが、それも都度現金を用意するので大変です。
経理の担当も、いちいち小口現金の管理をするのも面倒でしょう。
しかし社員用の子カードを発行すれば、社員が自分で立替払いをしなくて済むようになるのです。
一人ならまだしも、数人の人があちこちで立替払いをしている状況なら、法人クレジットカードを持たせた方が、お金を使う人も経理担当もどちらも楽になります。
3.キャッシュレス化を実現
現金というのは1円でも合わなかったら大変ですよね。1円くらいと自分で足すわけにもいきませんし、どこでミスをしたのか間違った箇所を探すのも時間がかかってしまいます。
しかし法人クレジットカードを使えば日々のやりとりがキャッシュレス化になりますから、現金を管理する必要が少なくなるんです。
現金の用意が全く必要なくなるわけではないにしても、会社の買い物になるべく法人クレジットカードを使うようにすれば、手持ちの現金が合わなくなるリスクを少しでも減らすことができるでしょう。
4.人為的なミスも減らせる
人のやる作業にはミスがつきものです。どんなに頑張ってもミスを完全に無くすことはできません。ですから、経費を手入力していると、入力にミスがないかチェックする時間も必要になります。
しかしそれは非常にもったいなく、時間の無駄遣い。なるべくミスがないように、チェックする時間も削減できるようにしたいものです。
入力ミスや計上漏れといった、人為的なミスを減らすことができるのです。
また、人の手が加わらないので、金額の改ざんなどの不正も起こりにくくなるといえるでしょう。
5.経費の流れがわかりやすくなる
クレジットカードは利用の締切日と支払日が決まっています。法人クレジットカードなら引き落とし口座も法人口座一つに集約されているので経費の流れがわかりやすくなります。
いつ何にいくら使ったのかが明確になり、誰が何に使っているのかも一目でわかります。
事業を行なっていく上で非常に大切なことなので、法人クレジットカードで経費の流れをわかりやすくするということは代表者の方にとって大きなメリットです。
6.キャッシュフローが安定する
小口の現金ですとその都度精算していると思いますし、光熱費や事務所の家賃などは引き落とし日がバラバラだったりしますよね。
法人クレジットカードを使うと、それらの支払日を一本化することができます。しかも使った日から実際に口座引き落としになるまで、数週間のタイムラグがあります。
今手持ちの現金がなくても支払いまで猶予期間があるので、キャッシュフローが安定するというメリットがあるのです。
このように法人クレジットカードを活用すると、ビジネスに役立つ様々なサービスが利用できるだけでなく、経費処理もラクになります。
こちらの記事でおすすめの法人クレジットカードを厳選紹介していますので、是非あわせてご覧頂きカード選びに役立ててくださいね。
法人クレジットカードで経費精算をする時の注意事項
メリットばかりに見える法人クレジットカードの経費精算ですが、いくつか注意してほしいこともあります。導入する際には、デメリットについてもよく考慮の上、どのカードにするか決めると良いでしょう。
精算まで時間がかかる
実際の引き落としまで猶予期間があることは便利な反面、時間が空くことで口座の管理をしっかりしておかなくてはならないという手間になるともいえます。
うっかり残高不足になったりしないように管理をしていかなくてはなりません。
年会費とのバランスを考える
法人クレジットカードは様々な種類があり、付帯しているサービスによって年会費にはかなりばらつきがあります。
無料のものから数万円のものまでありますので、自分が法人クレジットカードに何を求めるのかをよく考えて選ばなくてはなりません。
無料のものを選んで、本当に必要なサービスを受けられないのも困りますが、だからといって年会費が高いものを選んでも、寺社には必要ないサービスばかりだ、となることも。
法人クレジットカードの年会費は経費で落とせますが、だからといって無駄には使いたくないですよね。
ですから、クレジットカードに求めるサービスと年会費とのバランスをよく考えて選ぶ必要があります。
社内でのルールづくりが必要
最後は使い方のルールです。経費精算が楽になるからといって、何でもかんでも法人クレジットカードを使っていいということにはなりません。
社員用の子カードを作って渡す場合に、どのようなものならこのカードで決済をしても良いのかということについてのルールを社内で決めておく必要があるでしょう。
- 法人クレジットカードを利用する前に報告がいるか
- 金額はいくらまでならOKか
- どのような品物に使って良いか
など、社内でよく話し合って決めてください。
法人クレジットカードの経費精算を便利にするサービス
法人クレジットカードが経費精算に便利な理由は、利用明細が一覧になってくるだけではありません。
使ったデータをそのまま会計システムに取り込むこともできるので、入力自体が必要なくなるのです。
会計システムと自動で連携できる
法人クレジットカードのサービスの一つとして、会計システムと自動連携することも可能になります。クリックするだけで自動でデーがを取り込めますから、これまでて入力をしていた手間が省けます。
自動でデータを反映させることができれば入力ミスも防ぐことができる上、データの改ざんの可能性も限りなくゼロに近づくでしょう。
法人クレジットカードを使えば経費精算が楽になる
人が手でデータを入力するのはどうしても間違いが起こりやすいですし、手間も時間もかかります。法人クレジットカードを使えば、経費精算が格段に楽になりますから、その時間を他のことに使えますよね。
経理担当も経費を精算してもらう社員にとってもお互い手間が省けますし、間違いも減らせます。
時間も増えて効率的に仕事ができるようになるということなら、法人クレジットカードを導入しない手はないでしょう。
今まで面倒だった経費精算、法人クレジットカードで楽にしませんか。









