クレジットカードお役立ち情報
マネーフォワード MEで家計簿を自動化!スマホでお金の動きが見える
投稿日時:2019.11.08
家計の管理にはどなたにとっても頭の痛いもの。キチンとしようと思っても、つい家計簿が放ったらかしになっている方は多いのではないでしょうか?
マネーフォワード MEは、そんな面倒くさがり屋さんにこそオススメです。マネーフォワード MEがあれば複数の銀行口座やクレジットカードを一括管理できる上、分かりやすいグラフでお金の流れが一目瞭然!
もう支払日に残高不足で慌てることもありません。これからこのツールについて徹底解説します。ぜひあなたも新時代の家計簿を手に入れてください。
マネーフォワード MEとは!?新時代の家計管理に役立つツール
私たちのお金の使い方は年々便利になっていますが、一方でキャッシュレス払いが増えて、より複雑化しているとも言えます。今回ご紹介するマネーフォワード MEは、そんな新世代の家計管理にピッタリですよ。

キャッシュレス化で様々な支払い方法が登場
ここ10年ほどで、お金の形が変わったと実感している方は多いのではないでしょうか?近年モバイル決済が新たに登場し、現在使われている決済手段はこの通り多様化しています。
- 現金
- 口座振替
- デビットカード
- クレジットカード
- 電子マネー
- モバイル決済
日本人は現金払いを好むと言われていますが、近年のキャッシュレス化の波は現金派の人も思わず趣旨変えしたくなる勢いです。
誰もが複数の決済方法を利用する時代
しかし思い切ってキャッシュレス払いに切り替えたとしても、決済方法を一種類に絞ることはできません。
お店やサービスによって使える決済方法が異なるため、スーパーではクレジットカード、コンビニではスマホ払いといったように、誰もが複数の決済方法を使い分ける必要があるからです。
利用する決済方法の種類が多ければ多いほど管理は複雑になり、管理方法もよりレベルの高いものが要求されます。
マネーフォワード MEは家計を一元管理できる
今回ご紹介するマネーフォワード MEは、このような複雑な家計の流れを一元管理してくれるツールです。
見やすいグラフでお金の動きを可視化できるので、複数のカードや複数の銀行口座を使っていても、自分の資産状況を一目で把握できるのです。

銀行やクレジットカードを登録できる
マネーフォワード MEには、以下のサービスを連携させることが可能です。
| マネーフォワード MEの連携先 | 機能 |
|---|---|
| 金融機関 | ・引落しを家計簿に自動反映 ・入金を知らせる |
| クレジットカード | ・利用明細を家計簿に自動反映 ・使いすぎを知らせる |
| 電子マネー | 残高確認 |
| ネット通販 | 購入履歴を家計簿に自動反映 |
マネーフォワード MEはこれらのサービスと連携することによって複数のお金の出入りを一元化し、それぞれのデータを取得して自動的に家計簿を作成してくれるのです。
対応するサービスはなんと2600種類以上!あなたもご利用中の銀行口座やクレジットカードをマネーフォワード MEに登録して、すぐに利用を始めることができるでしょう。
クラウド型で様々なデバイスから利用できる
マネーフォワード MEはクラウド型サービスですので、PC、スマートフォン、タブレットなどお好きなデバイスからアクセスできます。
自宅からでも外出先でも家計簿チェックに場所や時間を選びません。ただしPC版は以下の機能が使えるので、マネーフォワード MEはPCとモバイル両方でのご利用がおすすめです。
- 過去の履歴を大画面で確認できる
- 金融機関の連携設定がスムーズ
- バランスシートなど限定機能も使える
PCでもスマホでも、いつものアカウントでログインするだけなのでとってもカンタンですよ。
マネーフォワード MEで出来ること!自動家計簿&資産管理機能
実際にマネーフォワード MEではどんなことが出来るのでしょうか?次にマネーフォワード MEの使い方をさらに詳しく見ていきましょう。
お金の流れが見える
お金の流れが可視化されること、これはマネーフォワード MEの大きな機能の一つです。

こんな風に各項目別に色分けされた円グラフで支出を一元管理できるだけでなく、画面右上にはその時点での収支が常に表示されます。
各項目をタップすればこの通り内訳を見れるので、いつどこでお金を使ったのかもすぐに分かります。

どの決済手段でいくら使ったのかも一目瞭然です。この画面では交通系電子マネーSuicaの明細が表示されていますが、この通りどんな交通手段をいつ使ったのかも見れるようになっています。

家計簿を自動作成できる
多くの人が家計簿つけを挫折してしまうのは入力や記帳が面倒だからですが、マネーフォワード MEの家計簿は自動作成なのでもちろんこのような手間は不要です。
自動家計簿は、あなたが普段使う口座や決済手段をマネーフォワード MEに登録することで可能となります。登録は最初に一度やるだけでOK。後は放っておいても勝手に家計簿が出来上がっていきます。
株式も預金もジャンル別に資産管理できる
マネーフォワード MEでは預金だけでなく、株式や証券も一括管理できます。この通り円グラフで見やすく表示され、自分の資産状況を一目で把握できます。

資産の推移もこの通り可視化され、現在の状況から今後の予測も可能です。

ローンや借り入れなど負債状況も、バランスシートで正確に把握しましょう。

なお資産内訳の推移グラフと負債内訳の推移グラフは、有料プレミアムサービスのみの機能となっています。
マネーフォワード MEをより便利に使うためのコツをご紹介!
マネーフォワード MEには他にも便利な機能がたくさんあります。最後にマネーフォワード MEの家計簿を上手に使いこなすためのコツを幾つかご紹介しましょう。
MY通知でお知らせが届く
キャッシュレス生活に代表的なトラブルと言えばやはり「残高不足」ですよね。口座残高の不足、チャージ額の不足、またポイント数の不足などで慌てた経験は誰にでもあるでしょう。
でもこんな通知がスマホに届けば、どんなにそそっかしい人でも失敗しないで済みます。

これはマネーフォワード MEの「MY通知」で、スマートフォン向けアプリ版で使える便利な機能です。
一部通知にはプレミアム登録が必要
MY通知はこんな風に次々と表示されるので、複数のカードや電子マネーを使いこなす方も管理が一気に楽になるでしょう。なお以下の通知については、後でご紹介する有料のプレミアムサービスへの登録が必要です。
- ポイントの有効期限
- クレジットカード引き落とし時の残高不足
現金利用は「財布」機能で管理できる
マネーフォワード MEで管理できるのはキャッシュレス分野だけではありません。「財布」機能を使えば現金の管理も完璧です。
銀行口座を「財布」と連動させることで、ATMから出金した現金を「財布」残高に反映させることができるのです。

財布の残高に反映された現金を使った場合、自動反映されないので自分で入力せねばなりません。以下がその手順です。
- 1. 連携した銀行ATMから現金を引き出す
- 2. 「財布」の残高に反映される
- 3. 買物をした金額を入力する ※支出元には「財布」を選択
これで現金の動きも、マネーフォワード MEの家計簿にちゃんと反映されることができます。
スマホ版はレシート撮影で自動入力できる
でも毎回手で入力しなくてもいいんですよ。マネーフォワード MEのスマホ版なら、お店で受け取ったレシートをスマホのカメラで撮影して自動入力できるからです。

レシートさえちゃんと保管しておけば、後日まとめて作業できます。ただしレシートが部分的に読みこめなかったり文字化けしたりすることもあるので、後から修正が必要な場合もあります。
手入力による修正で家計簿の精度を高める
マネーフォワード MEの家計簿の精度をより高めるために、これ以外にも手入力が必要なケースがあります。
スーパーやドラッグストアでは食料品や日用品をまとめて購入する方が多いと思いますが、この場合マネーフォワード MEに登録したクレジットカードで清算すると、家計簿には合計金額がまとめて計上されてしまいます。
そこで食料品は食料品に、日用品は日用品としてより正確に計上したい場合は、自分で修正する必要があるのです。
手入力で修正して項目ごとに分類できる
ではその手順をご説明しましょう。以下はマネーフォワード MEの家計簿で、訂正が必要なスーパーでの買物のデータが赤枠で囲ってあります。

赤枠内の「保有金融機関」の項目にはクレジットカードの名称が表示されており、項目は「食料品」になっていますね。これはマネーフォワード MEで自動取得されたデータです。
もしもここに日用品3,000円分が含まれているのであれば、これを自分で以下のように修正できます。

手順としては自動取得された金額をいったん計算対象外にし、「支出元なし」として新たな金額を手入力します。
ECサイトとカード利用の二重計上は「振替」で修正する
また通販サイトをマネーフォワード MEに登録していると、通販での買物とカード利用履歴の両方が家計簿に読み込まれてしまいます。このままだと二重計上になってしまうので、これも手入力で修正せねばなりません。
この場合は、クレジットカードの支払いを、通販サイトへの「振替」という形で処理します。振替は計上されないので家計簿には影響しません。この修正もアプリ上で簡単にできます。
プレミアムアービス(有料)でより充実したサービスを
次に有料のプレミアムサービスについてご説明しましょう。以下が有料/無料会員で使えるマネーフォワード MEの機能の比較表です。
これを見ると無料会員は過去1年分しかデータ閲覧できませんし、連携できるサービスも10件が限界だということがわかります。
| サービス | 無料会員 | プレミアム会員 |
|---|---|---|
| 月額料金 | 0円 | 500円(Web版) |
| データ閲覧可能期間 | 過去1年分 | 無制限 |
| 連携可能数 | 10件まで | 無制限 |
| グループ作成 | 1件まで | 無制限 |
| 一括更新 | × | ◯ |
| マンスリーレポート | × | ◯ |
| 資産内訳・推移グラフ | × | ◯ |
| 負債内訳・推移グラフ | × | ◯ |
| ポイント有効期限通知 | × | ◯ |
| 引落し残高不足時の通知 | × | ◯ |
| CSVダウンロード | × | ◯ |
またポイント有効期限の通知やカード代金引落し時の残高不足の通知も、プレミアム会員にしか対応していません。
家計診断で収支バランスをチェックできる
またプレミアム会員になれば、あなたの家計が適正かどうかを毎月診断してもらえるというメリットもあります。
マンスリーレポートでは見やすいグラフが表示され、理想の支出バランスと自分の家計を比較検討することができるのです。
「今月は使いすぎたかな」「交際費が多いかも」などと、スマホの画面を見ながら手軽に家計を見直すことができるのです。これは日常的な節約や将来的な貯蓄にも繋がるので、マネーフォワード MEのプレミアム登録は価値ある投資と言えるでしょう。
でも登録はいつでもできるので、とりあえず無料会員からスタートすることをおすすめします。半年くらい経てば、どなたもマネーフォワード MEの使い心地を実感できるはずです。
特定の金融機関専用のマネーフォワード ME
さてマネーフォワード MEをダウンロードする気になったら、まずアプリの種類を選びましょう。実はマネーフォワード MEには複数の種類が存在するのです。
もしもあなたが住信SBIネット銀行や静岡銀行など特定の金融機関の顧客なら、専用のマネーフォワードをダウンロードできます。
これらは通常タイプの「マネーフォワード ME」とは区別されていますが、以下特定のマネーフォワードについては「マネーフォワード ME」のログイン情報や設定をコピーすることが可能です。
- マネーフォワード for 住信SBIネット銀行
- マネーフォワード for 静岡銀行
- マネーフォワード for みちのく銀行
- マネーフォワード for 東京スター銀行
- Linkx 家計簿 Powered by マネーフォワード
- マネーフォワード for <みずほ>
しかし「マネーフォワード ME」のユーザーがこれ以外の特定マネーフォワードをダウンロードした場合は、別のアカウントが作成されてしまいますのでご注意ください。
マネーフォワード MEでキャッシュレスも現金も一元管理!節約にも繋がる
マネーフォワード MEは家計簿を自動作成してくれるツールで、スマートフォンでもPCでも便利に使えます。
銀行口座やクレジットカードの履歴を自動で取得して一元管理できるほか、現金決済もレシートを撮影して簡単にデータを取り込めます。これまで家計簿が長続きしなかった人も、マネーフォワード MEなら気軽に家計管理できるでしょう。
より充実した機能を使いたい方には有料のプレミアム登録がおすすめです。必要な方は月額500円で、より本格的な家計管理を目指せます。
あなたもマネーフォワード MEで、スマートな家計管理を目指しませんか?







