クレジットカードお役立ち情報
ポイント運用サービスを比較!簡単に資産を増やせるのは!?
投稿日時:2020.05.19
ポイント投資に続いて、ポイント運用サービスも増えてきましたね。使い道のなかった小さな額のポイントも無駄にせず、むしろ増やせる可能性のあるポイント運用は、誰でも気軽に始めることができます。
ポイント投資とは何が違うのか、どのようにして始めるのか、主流のポイント運用サービスについて詳しくご紹介します。
また、それぞれの違いなども比較していますので、どこが始めやすいか、選ぶ際の参考にしてください。
面倒な手続きが全くいらず、スマホさえあれば今すぐにでも始められるポイント運用は、これからの資産運用の一つの方法になることは間違い無いでしょう。
ポイント運用とポイント投資の違い
同じポイントを使うのですが、投資と運用には少し違いがあります。ここでご紹介するのはポイント運用で、ポイントはそのままポイントとして使います。
株価や投資信託の動きに連動し、ポイントが増えたり、減ったりします。
それに対してポイント投資は、証券口座を開設して、ポイントを現金化して実際の株式や投資信託を買い付けるものです。
ポイント投資の元手もポイントですが、現金でやりとりするのと同じになり、運用するにあたっては手数料もかかります。
手間が少ない!ポイント運用のメリット
ポイント運用は、あくまでも「擬似投資」なので、本当に投資をするわけではありません。専用の口座をわざわざ開設する必要もなく、誰でも手軽に始められるのがいいですね。
他にも、このようなメリットがあります。
- 小さなポイントの単位から運用を始められる
- 設定されたコースを選ぶだけで良い
- 取引にあたって手数料を取られない
- 簡単に投資の感覚を体験することができる
- ポイントがゼロ以下になることはない
毎日増減するグラフを見ていると、相場がどのように動いているのか、なんとなくわかるようになります。
大きな値動きがあった時には、何かしら理由があるので、日本だけでなく世界で起こっていることにも目を向ける習慣ができるという、投資とはまた違った面でもメリットがありますよ。
ポイント運用はこんな人に向いています
ポイント投資なら、ポイントを使って投資しますから、実質的に現金を増やすことも可能です。しかし、証券口座の開設など、やや手間もかかります。
ですからポイント運用は、できれば簡単に、手間なく投資を体験してみたいという方に向いています。
- 損をしたくない(新たにお金を使いたくない)
- 投資の難しいことはわからないから、操作が簡単な方がいい
- 手数料などを取られたくない
このような方は、ポイント投資ではなく、ポイント運用から始めてみてはいかがでしょうか。
慣れてきて、投資とはこういうものかということがわかり、少額でいいから本格的に株式の買い付けなどをしてみたいと思ったら、次はポイント投資に進んでみると良いと思います。
1.セゾンカードフォルダーの方には永久不滅ポイント運用
セゾンカードを使っている方は、お買い物で貯まったポイントを、「永久不滅ポイント運用サービス」で増やしてみましょう。
もちろん、手数料は不要です。
運用できるコースが豊富
セゾンのポイント運用は、運用できるコースが他のポイント運用よりも多いことが特徴です。
投資信託コース(7つ)
- 日本株(TOPIX)コース:東証株価指数に連動
- アメリカ株(VOO)コース:アメリカ主要500銘柄
- アクティブコース:外国株式、外国債券
- バランスコース:国内債券
- 資産形成の達人コース:世界中の株式
- グローバルバランスコース:世界の株式と債券をバランスよく
株式コース(1つ)
- 実際の株価に連動するコース
- (ストックポイントに交換してから運用)
株式コースのみ、永久不滅ポイントをストックポイントに交換してから運用します。永久不滅ポイント1ポイントをストックポイント4ポイントに交換します。
ただ、どのコースも元はポイントで、証券口座の開設などは不要です。運用口座にポイントを追加すれば、すぐに始められます。
運用は100ポイントから
運用口座に追加できるのは100ポイントからで、100ポイント単位でチャージします。ただ、追加した後のポイントは、1ポイント単位での運用が可能です。
引き出しは1ポイント単位
追加するときは100ポイント単位ですが、引き出しは1ポイント単位で可能です。

運用スケジュール
追加については、締め切りがコースによって違ってきます。
アメリカ株コースは3時締め切り、4時に確定し、11時頃にポイントに反映されます。それ以外のコースは14時半に締め切り、15時確定、17時頃にポイントに反映されます。
ポイントを戻す時には、注文をしてから3営業日ほどかかる場合があります。リアルタイムで戻ってくるわけではないということを覚えておきましょう。
積立運用もできる
その都度注文を出すのは面倒だなという方は、積み立てコースを利用すると良いでしょう。
運用口座の中で「つみたて」を選択し、毎月使うポイント数を設定すると、毎月25日に自動で買い付けをしてくれるサービスです。
毎月、一定数のポイントが見込める方は、少額でもつみたてをしておくと、コツコツ運用ができそうです。
2.ドコモユーザーの方にはdポイント運用
「投資」という名前がついていますが、運用です。dポイントが貯まっているという方は、ぜひ利用してみましょう。
まず、dポイントを運用ポイントに交換します。このポイントを運用して、増えたらdポイントに戻すことができます。
選べるコースが豊富
運用できるコースが多いのも楽しいところです。
おまかせ運用
- アクティブコース:株式中心の値動きが大きいコース
- バランスコース:債券中心で安定したリターン
テーマで運用
- 日経平均株価(日経225)
- 新興国
- コミュニケーション
- 生活必需品
- ヘルスケア
- 米国大型株*(THEO+ docomoに口座開設完了している方限定)
- 金(ゴールド)
- クリーン・エネルギー
どのような業界、ジャンルで運用するかを選べるという点が、他のポイント運用にはないメリットです。
運用した時の試算も可能
このコースに登録して、実際どのくらいの値動きになるんだろうか?と、最初はわからないことが多いですよね。
そんな時には、「もしもシミュレーション」を使うと、ロボアドバイザーが運用した時の試算をしてくれます。
追加は100ポイント単位
運用ポイントに交換できるのは100ポイント単位です。

引き出しは1ポイント単位
増えたポイントは、1ポイント単位でdポイントに戻すことができます。
運用スケジュール
追加の注文は、おまかせコースと日経225コースは営業日の14時締め切り、それ以外は20時が締め切りです。
14時に締め切ると、当日の18時には運用ポイントに反映されます。20時に締め切られたものは、翌日の18時に運用ポイントに反映されて、運用開始となります。
引き出しのスケジュールも同様なので、注文してすぐにdポイントに戻せるわけではないという点に注意が必要です。
3.auユーザーの方にはauWALLETポイント運用
auを利用している方は、auのポイントが貯まっているでしょう。
auPayはauユーザー以外の人も使えますから、携帯電話以外のサービスでポイントが貯まっている人も、ぜひ運用してみましょう。
コースは1つのみ
運用するのは、「auスマート・プライム(高成長)」という投資信託のコースのみです。この価額増減にポイントが連動して、増えたり減ったりします。
100ポイント単位で運用開始
au IDを持っていれば、スマホでもパソコンでも、すぐに運用を始められます。追加は100ポイントから、1ポイント単位で運用ができます。
100ポイント単位でしか運用できないところもあるので、これは嬉しいですね。
引き出しは1ポイント単位
増えたポイントは1ポイント単位で引き出すことが可能です。運用ポイントは端数(小数点以下)も表示されていますが、この端数を戻すことはできません。
運用スケジュール
営業日の13時までに追加したものが、2営業日後の基準価額で運用開始となりますが、実際に価格が変動するのは、その翌営業日の18時以降になるので、ポイントが動き出すまでに3日ほどかかるということです。
土日は値動きがありませんので、金曜日の14時に追加注文をしたら、受付は翌週の月曜日になります。
引き出しも同様に、基準価額が確定するのが引き出し注文をした2営業日後で、実際にポイントに反映されるのはさらに翌営業日の13時以降です。
リアルタイムで引き出せるわけではなく、注文してから3日ほどかかります。
4.楽天ユーザーの方なら楽天スーパーポイント
楽天市場をよく利用する方、楽天カードをお持ちの方は、毎月それなりに楽天ポイントが貯まっていると思います。
楽天証券の口座は必要なく、「楽天PointClub」の中で運用を始めます。パソコンでも、アプリをダウンロードしてスマホで始めることもできます。
ここでは使いやすい、スマホアプリでの運用方法をご紹介します。
100ポイントから運用できる
使える楽天ポイントは、100ポイントからで、100ポイント単位で追加ができますが、使えるのは通常ポイントのみです。
期間限定ポイントは使えませんので、ご注意ください。
引き出しは1ポイントから
追加するときは100ポイント単位ですが、引き出すときは1ポイント単位でできるのが嬉しいところ。
増えた分をちょこちょこ引き出して、お買い物に充てることも可能です。
2つのコースから選ぶ
設定されているコースは、
- アクティブコース:値動きが大きい
- バランスコース:値動きが小さい
の2つです。どちらがいいか迷ったときは、それぞれに100ポイントずつ追加する、というのも可能です。
両方追加してみて、実際の動きはどうなんだろう?ということを比較してみるのもいいでしょう。
運用のタイミングに気をつけよう
運用にあたって一つだけ気をつけることがあります。それは、運用のタイミングです。
リアルタイムで追加や引き出しができるわけではないということを覚えておきましょう。
注文の受け付けは、営業日の14時までです。追加も引き出しも同じ、土日に取引はできません。
追加の場合には、実際の運用が始まるまでおよそ2日かかります。例えば、5月11日の13時に追加申請をすると、同日の14時で締め切られます。
そして、翌日に申請が完了し、その翌日(5月13日)の22時ごろに基準価額が確定し、運用が開始されます。
引き出しの場合は、例えば5月11日の13時に引き出し申請をすると、基準価額が確定して引き出しが完了するのは、翌5月12日の22時ごろです。
5.ローソンユーザーの方にはPontaポイント運用
ローソンやケンタッキーフライドチキンなどで貯めることができるPontaポイントも、運用ができます。
会員登録ですぐに運用開始
「Pontaポイント運用サービス」に登録をすれば、誰でもすぐに運用が開始できます。登録はもちろん無料です。
会員登録をして、ログインしたら、「Ponta Web認証」をすると運用できるようになります。
個別の株式等に連動する
次に、運用したい銘柄を選びます。銘柄は、以下の11つです。
- ゲオホールディングス
- 日本航空
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- リクルートホールディングス
- ローソン
- 上海株式指数・上証50連動型
- ダウ・ジョーンズ工業株30種平均
- 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型
- ジャパンリアルエステイト投資法人
- 原油インデックス上場
- 純金上場信託
20ポイントから運用可能
銘柄を選んだら、「運用を始める」を選び、ポイント数を入力します。20ポイントから運用が可能です。
1Pontaポイントは、1銘柄ポイントと換算します。選んだ銘柄が、ポイント通帳に記載されます。
ポイントを戻すには手数料がかかる
ポイントが増えた場合に、いつでもPontaポイントに戻すことができますが、戻す時には交換手数料として5%かかりますので、5%以上増えてから戻さないと損をしてしまいます。
運用スケジュール
ポイント追加の期限は14時半です。当日16時頃に、申し込みが完了し、翌営業日の16時頃に、ポイントに反映されるようになります。
実際に動き始めるには、およそ1日かかるということですね。
ポイント運用を止めることができる
他のポイント運用は、やめたいと思ったらポイントを引き出すしかありませんが、Pontaポイント運用は、途中で止めることができるのです。
少し休みたいなと思ったら、「ポイント運用を止める」を選択することで、ポイントが動かなくなります。
値動きが激しくて、これ以上落としたくないと思った時には、いったんお休みしておけばいいでしょう。
6.キャッシュレス決済のおまけを運用!PayPayボーナス運用
PayPayを利用した時に、還元分として戻ってくるのが、PayPayボーナスです。このPayPayボーナスを使ったポイント運用もスタートしました。
1円からできる
PayPayボーナスは、「ポイント」という形でなく、「円」で戻されますので、もちろん普通のお買い物にも利用できるものです。
しかし「おまけ」の扱いなので、これをポイントと同様に、投資信託の値動きに連動させて運用することができるのです。
現金ではないので、証券口座を開く必要もなく、PayPayアプリの中ですぐに始められます。
利用はなんと、1円から。PayPayボーナスの残高が1円でもあれば、運用をすることが可能です。
戻す時も1円単位
運用していて増えたPayPayボーナスは、1円単位で戻すことができます。

コースは2つなので選びやすい
コース選びも簡単。
- チャレンジコース:アメリカの株価に連動して3倍上下するコース。短期運用むけ。
- バランスコース:アメリカの複数企業に分散して運用するコース。長期運用むけ。
この2つしかないので、大きく上下するコースで短期運用するか、じっくり育てるか、または両方にポイントをつかすることも可能です。
リアルタイムで追加・引き出しができる
PayPayボーナス運用が他のポイント運用と違う点は、リアルタイムで追加・引き出しができる点です。
通常は、投資信託や株式の基準価額が確定しないと、ポイントに反映されないので、追加してから実際の運用が始まるまで、2?3日かかります。
7.ポイ活している人におすすめのPexポイント運用
Pexポイントは、各ポイントサイトの中継地点。様々なポイントサイトで集めたポイントを、他のポイントに交換できるサイトです。
例えば、Aというポイントサイトで集めた500ポイント、Bというアンケートサイトで集めた500ポイントをこのPexポイントに集約させれば、100ポイントとして他のポイントに交換したり、現金化したりすることができます。
このPexポイントを使った運用サービスは、他のポイント運用と少し違います。
期間限定のポイント運用
Pexのポイント運用は、募集期間と運用期間が決まっています。
まず、募集されている運用テーマを選びます。提携企業がポイント運用を募集している場合に、一覧に出てきますので、その中で運用したい企業のコースを選びます。
運用期間は3ヶ月と12ヶ月がありますが、これも最初から決められているので、自分で変更することはできません。
例えば、
- 運用期間:12ヶ月
- 利率:4%
- 返還:1,040ポイント
というような表示がありますので、それを運用の目安にします。運用の受付は不定期なので、人気のコースですとすぐに募集ポイントに達してしまうこともあります。
定期的にポイント運用のページを覗いておくと良いでしょう。
運用は1,000ポイントから
最低運用ポイントが決められており、多くは1,000ポイント以上となっています。
ですから、ある程度ポイントを貯めてから出ないと、運用できないということです。
勝率100%!?
Pexポイントの一番のメリット、それは確実にポイントが増えるであろうということです。というのも、Pexポイントの運用実績は全てプラスであると公表されているからです。
今どき、4%もの利子がつく金融商品はなかなかないでしょう。絶対に減らしたくないという人は、コツコツ貯めたポイントをPexポイントに集約し、長期間寝かせてじっくり増やしていくという方法がおすすめです。
ポイントが返還されたら、それを他社のポイントに交換したり、現金化することが可能です。
どれがお得だろう?ポイント運用サービスを選ぶ基準
7つのポイント運用をご紹介してきましたが、どのサービスも魅力的なので、どれが一番いいかな?と迷ってしまいますよね。
そこで、ポイント運用サービスを選ぶ時に、比較してみて欲しい点について説明しましょう。
一番よく使うポイントを選ぶ
ポイント運用のいいところは、わざわざ現金を足さなくても、今あるポイントで運用ができるという点です。
ですから、わざわざ貯めようと思わなくても、普段のお買い物のついでにポイントが貯まっている、その余ったポイントを運用する、というようにできるのが理想です。
楽天市場をよく使う人なら、楽天ポイントが苦もなく貯まるでしょうし、ドコモユーザーならスマホ料金を支払うことで毎月一定のポイントが貯まるでしょう。
このように、普段自分が一番使っているポイントを選ぶことをおすすめします。
運用してみたいコースで選ぶ
投資の方法にもいろいろありました。投資信託の動きと連動しているものもあれば、株式と連動しているものもあります。その場合には、
- とりあえず相場の感覚をつかみたいのか
- より詳しく知りたいのか
という観点で選んでみてください。
運用しているうちに興味が広がってくれば、違う方法のあるポイントサービスでの運用を始めてみるというのもいいですね。
各ポイント運用の使いやすさを比較!
| ポイント | 追加単位 | 引き出し単位 | コース数 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天 | 100 | 1 | 2 | 簡単 |
| セゾン | 100 | 1 | 7 | つみたてあり |
| dポイント | 100 | 1 | 10 | 試算あり |
| auポイント | 100 | 1 | 1 | 簡単 |
| Pexポイント | 1,000? | 全て | 複数 | 募集期間限定 |
| Pontaポイント | 20 | 20 | 11 | 交換手数料 5% |
| PayPayボーナス | 1 | 1 | 2 | リアルタイムで 交換 |
このように、それぞれ特徴があります。
Pexポイント以外は、100ポイントあれば気軽に始められますので、お持ちのポイントを全部運用してみてもいいかもしれません。
実際に運用する中で、この投資信託がいいな、この株式はポイントが増えそうだなというように、お金の動きがだんだんと身についてくるかもしれません。
誰でもできるポイント運用を気軽にスタート!
ポイント投資と違って、証券口座を開いたり、手数料を徴収されることもなく、誰でも気軽に始められるのがポイント運用のいいところです。
擬似体験ではありますが、投資信託や株式の動きなどもわかるようになり、ニュースで「東証株価指数」などという言葉を聞くと、反応してしまうようになるかもしれませんね。
相場によってはポイントが増えますし、ポイントはお金と同じように使えるものですから、実質的に資産を増やすということにもつながります。
やってみようと思ったら、アプリをインストールするなどして、今すぐにでも始められます。余っているポイントがあれば、ぜひ運用してみてください。















