クレジットカードお役立ち情報
タクシーでクレジットカードを使う時の注意事項とおすすめカード
投稿日時:2020.10.12
タクシーに乗った時、クレジットカードで支払おうとしたら嫌な顔をされたという経験はありませんか?もしくは、いざ払おうとした時に、自分のクレジットカードが使えなかったという経験はないでしょうか。
最近ではクレジットカードで支払いができるタクシーが増えていますが、実際に使うとなると、少しハードルがあるようです。
そこで今回は、何故タクシーではクレジットカードが敬遠されてしまうのか、スムーズに支払いをするためにはどうすればいいのか、利用時の注意点についてまとめました。
次にタクシーに乗る時の参考にしてください。合わせて、タクシーで使う時に便利なクレジットカードもご紹介します。
タクシーでもクレジットカードは使える
タクシーでクレジットカードが使えるかどうかは、窓の部分を見てください。使えるカードがあれば、その国際ブランドのシールが貼ってあるでしょう。
タクシーが使える国際ブランド
この5つは国際ブランドなので、ほぼ対応しているはずです。皆さんがお持ちのクレジットカードも、だいたいこの5つのどれかが使えると思います。

- VISA
- MasterCard
- アメリカン・エキスプレス
- JCB
- ダイナースクラブ
タクシーは原則1回払い
タクシーでクレジットカードを使う場合、原則として1回払いです。分割払いやリボ払いなどには基本的に対応していません。ただ、クレジットカードは1回払いで決済したものでも後から分割払いやリボ払いに変更する事が可能です。
支払方法変更の締め切り日はクレジットカード会社によって異なりますので、その点には注意が必要ですね。
電子マネーも使える
クレジットカードと合わせて、電子マネーのシールが貼ってあれば、それも使えます。
電子マネーはカードを使うタイプと、スマホでQRコードを読み取るタイプがありますが、シールさえ貼ってあれば、どちらも使える場合が多いです。

例えばカードタイプですと、以下の交通系のICカードが使えます。
- Kitaca(キタカ)
- Suica(スイカ)
- PASMO(パスモ)
- TOICA(トイカ)
- manaca(マナカ)
- PiTaPa(ピタパ)
- ICOCA(イコカ)
- nimoca(ニモカ)
- SUGOCA(スゴカ)
- はやかけん
使い方はカードをかざして読み取って貰えばOKです。ただし、車内でチャージはできませんので、残高不足に気をつけてください。
一般の電子マネーは、QUICPayやiDなどです。こちらはQUICPay、iDが主流となっていますが、最近は「JapanTaxi Wallet」のタブレットを搭載したタクシーですと、使える電子マネーの数がぐんと増えました。

自分のスマホにもJapan Taxiアプリのインストールが必要ですが、電子マネーで決済したい方は入れておくと便利です。
タクシーで気持ちよくクレジットカードを使う方法
それでも、タクシーでクレジットカードを使いたい!という方へ、スムーズにカードで支払うにはどうすればいいか、使う時のコツをご紹介します。
自分のクレジットカードが使えるかどうかシールを確認
全国ハイヤー・タクシー連合会のホームページには「クレジット会社のマークが表示されているタクシーはクレジットカードで支払いができます。」と、記載されています。
タクシーを見て、自分が持っているクレジットカードのシールが貼ってあったら使えるということです。
確認をしてから乗れば、払う時になってうっかり自分のクレジットカードが使えなかった、という事態を避けられます。
タクシーチケットのシールと間違えないように!
タクシーの窓に、クレジットカードのロゴのシールが貼ってあったから大丈夫、と思って乗り込んでみたものの、実際に払おうとしたら使えなかったというケースがあります。
ここで注意したいのが、貼ってあったシールがクレジットカードのものではなく、「タクシーチケット」のものだったという場合があることです。
カード会社発行のタクシーチケットが使えますよ、というシールを、「クレジットカード本体が使える」と勘違いしてしまうとこのようなことが起こります。
運転手に一言確認すると安心
窓にシールが貼ってあって、クレジットカードが使えるかな?と思ったとしても、乗車の際に一言、「クレジットカードで支払いたいのですが、大丈夫ですか?」と伝えておくと安心です。
何故ならば、最初からクレジットカードで支払うことがわかっていれば、支払いに時間がかかってもいいように、空いている場所で車を止めることもできます。
また、電波状態なども考慮して、通信環境の良い場所を探して止めるということもできるでしょう。チケットとカードの間違いも起こりません。
タクシーで使うのにおすすめのクレジットカード3選
タクシーで使えるクレジットカードのブランドとしては、国際ブランドのものなら大抵使えるのですが、その中でもこれならほぼどのタクシーでも使えるであろうJCB、MasterCard、VISAを搭載したカード3つをご紹介します。
高還元でお得なカードを選びました。
年会費無料の高還元!JCB CARD W/plus L
JCB CARD W/plus Lは年会費無料の上に、基本還元率が1%と高い高還元カードとしても人気の1枚です。JCB CARD Wが男性用、JCB CARD W plus Lが女性用となります。
年会費無料にも関わらず、最高2,000万円の海外旅行保険が付帯したり、海外ショッピング保険が付帯するハイスペックカードで、還元率も高いのでメインカードとしてもおすすめの1枚です。
このカードは旅行関連優待が大変優れていて、世界中の「たびらば」提携店舗で割引などの優待が利用頂けます。旅行に出かける機会が多い方は是非とも持っておきたいカードの1枚と言えるでしょう。
| 年会費 | 無料 |
|---|---|
| スペック |
・最高2,000万円の海外旅行傷害保険 ・最高100万円のショッピングガード保険(海外のみ) ・Apple Pay、GooglePay利用可能 ・QUICPay追加可能 |
40歳以上におすすめ!低価格でステータスが高い三井住友カードA
先にご紹介したJCB CARD W/plus Lは39歳以下の方限定のクレジットカードですので、40歳以上の方なら三井住友カードがおすすめです。
三井住友カードは、低価格でステータスカードを持ちたい方にもおすすめの1枚です。追加できる電子マネーや決済手段の数も豊富です。
VISAのクレジットカードとしてはもちろん、電子マネーとしても使えるのでタクシーだけでなく、買い物にも便利でしょう。
マクドナルドやコンビニでポイント5倍など還元率も高いお得なクレジットカードで、最短で翌営業日に発行が可能ですから、お急ぎの方にもおすすめですよ。
| 年会費 | 初年度無料※次年度以降1,500円(税別) |
|---|---|
| スペック |
・最高2,500万円の海外旅行傷害保険付帯 ・最高2,500万円の国内旅行傷害保険付帯 ・セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドではポイント5倍 ・ポイントアップモールでポイント最大20倍 ・ココイコで実店舗決済もでもポイントアップ |
※『マイ・ペイすリボ』登録+年間1回以上のカード利用で翌年年会費無料
WEB明細登録で年会費500円引き
ドコモユーザーにおすすめ!dカード
dカードは無条件で年会費が無料になります。dポイントが貯めやすいカードなので、普段のお買い物にも便利です。
基本還元率も1%と高く高還元の上、高島屋やマクドナルドなどのメジャーな店舗が特約店に含まれている為、高還元で利用頂ける大変お得なクレジットカードです。
電子マネーiDが標準搭載されてますから、電子マネーとして使ったり、クレジットカードとして使ったり、その場に合わせて便利に使えるカードです。
このようにdカードはドコモユーザーの方以外でもお得なクレジットカードですが、dカードでドコモ料金を支払うと還元率が1%プラスされるなどドコモユーザーに有利なポイントプログラムサービスが展開されてます。
年会費も無料で手軽に作れますし、ドコモユーザーにおすすめの1枚ですね。
| 年会費 | 無料 |
|---|---|
| スペック |
・100円ごとに1dポイント ・特約店で1.5~6%還元 ・電子マネーiD搭載 ・最高100万円のお買い物安心保険 ・盗難・紛失保険 |
タクシーでクレジットカードを使いづらい理由
タクシーにクレジットカードのブランドのシールが貼られていれば、クレジットカードも使えるはずなのに、実際に使おうとしたらあまり良い対応をされなかった、という経験をお持ちの方もいると思います。
なぜタクシーではクレジットカードが使いづらいのか、それにはこのような理由があるのです。
手数料を負担したくないから
クレジットカードは、タクシー会社側が手数料を支払う仕組みになっています。ただ、会社がその負担をしてくれていれば問題ないのですが、中にはドライバー個人にその負担をさせている会社があるのです。
ですから、なるべく現金で支払ってほしいと思ってしまうため、クレジットカードが敬遠されてしまうのです。
決済に時間がかかって面倒
クレジットカードを使うと、端末でカードを読み込ませる必要があるため、現金のやり取りよりも時間がかかってしまいます。
特に、サインレスに対応していない場合には、読み込ませた後にサインもしてもらわないといけません。道が空いている時間帯ならいいのですが、混み合っている時にはすぐにでもその場を動きたいもの。
通行の妨げになってしまうのは避けたいですから、手間のかかるクレジットカードはとても面倒に感じます。できれば現金の方がありがたいのです。
機械の操作方法を知らないから
これはドライバー自身の問題ですが、機械の操作が苦手で、端末をうまく使えないという人もいます。
操作に手間取って時間をかけたくないので、クレジットカードを使って欲しくないと思うのでしょう。
場所によっては端末がうまく使えない
クレジットカードを読み込む端末は通信機器ですから、タクシーが止まった場所によってはエラーが起きることもあります。
山の中やビルの谷間など電波状態の悪いところだと、処理に時間がかかり、最悪の場合は機械が使えないということも。
そのような事態を避けるためには、現金で払ってもらった方が安心です。
最初からクレジットカードでと伝えておけば大丈夫
都市部のタクシーでは、様々な支払い方法に対応できる車が増えてきました。この動きは、これからもどんどん広がっていくでしょう。
もしかしたら、これまでクレジットカードを使えなくて嫌な思いをしたという方もいるかもしれませんが、最近ではそうでもありません。
乗る前に、ぜひ一言「クレジットカード、使えますか?」と聞いてみてください。そうすれば問題なく使えることが多いものです。











