国内・海外旅行向けクレジットカード
三井住友ANA銀聯カードは中国渡航の機会があるマイラーの方に一押し
投稿日時:2019.02.19
近年は、銀聯カードの知名度も上がり、中国に行くなら銀聯カードを持っていくべきであることも共通認識となっています。銀聯カードは日本でも発行可能なものがありますが、中でもANAマイルを貯めたい人にオススメなのが、今回ご紹介する「ANA銀聯カード」です。
三井住友VISAカードの中のANAマイルが貯められるクレジットカードをお持ちの方なら、その追加カードとしてANA銀聯カードを発行することができます。
ANA銀聯カードで貯めたポイントは、優遇レートでマイルに移行することができてお得です。中国に行く機会があり、かつANAマイルを貯めたい人なら必携ですよ。
ANA銀聯カードの魅力!本カードと共に効率的にマイルがたまる

- 貯まったポイントを優遇レートでマイルに移行できる
- 効率よくマイルを貯められる
- 中国のホテルで優待が利用可能
- 6桁の暗証番号とサインで安心のセキュリティ
- 日本でも使えるお店が増加中
- 年会費無料
- 基本還元率が高い
- 特定店舗で高還元
- スピード発行
- 審査の間口が広い
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- 空港ラウンジ
- 優待が豊富
- ポイント期限なし
- ETCカード
- 電子マネー
最大の特長は、やはりANAマイルにつながるポイントがたまり、優遇レートでマイル移行が可能なことです。そんなANA銀聯カードについて、その他の特長とともに詳しくご紹介していきます。
銀聯カードは中国では必携!ツアーデスク特典も!日本でも使えるお店が増加中
銀聯カードと言えば中国ですが、アジア諸国や日本でも銀聯ブランドの加盟店が増えてきています。中国に行く機会が多くはない方でも、銀聯カードを持っていて損はありません。
まずは、日本で銀聯カードが使えるお店や、ANA銀聯カードの特典等についてお話します。
中国でも日本でも!使えるお店やATMがたくさん
銀聯は、中国では最強の国際ブランドで、都市部から地方都市まで、中国全土どこへ行っても銀聯カードが使えます。それ以外の国際ブランドは使えないことはあっても、銀聯カードが使えないことはないので、中国に行くなら絶対持っていくべきクレジットカードです。
また、銀聯ブランドは韓国、台湾、香港などのアジア地域でも強く、さらに米国やヨーロッパなどへもシェアを広げています。日本の主な銀聯加盟店には、以下のようなところがあります。
| ジャンル | 店名 |
|---|---|
| 百貨店 | ・京王百貨店、 ・近鉄百貨店、 ・大丸、 ・松坂屋、 ・阪急百貨店、 ・阪急メンズ、 ・阪神百貨店 |
| ドラッグストア | ・マツモトキヨシ、 ・JR九州ドラッグイレブン、 ・コクミン |
| 家電量販店 | ・エディオン、 ・コジマ、 ・ソフマップ、 ・ビックカメラ、 ・上新電機、 ・ヤマダ電機、 ・ヨドバシカメラ |
| アパレル | ・ビームス、 ・BAPE STORE、 ・洋服の青山 |
| 飲食店 | ・かごの屋、 ・かに道楽、 ・かっぱ寿司、 ・がんこフードサービス、 ・グリルみその、 ・札幌かに本家、 ・叙々苑、 ・すたみな太郎、 ・すたみな太郎NEXT |
| 宿泊・レジャー | ・京王プラザホテル、 ・ザ・ペニンシュラ東京、 ・帝国ホテル、 ・阪急阪神ホテルズ、 ・ホテルオークラ東京、 ・ホテルニューオータニ、 ・海遊館、 ・天保山マーケットプレース |
| ショッピングセンター | ・東急ハンズ、 ・デックス東京ビーチ、 ・東急プラザ、 ・なんばCITY |
これ以外にも銀聯カードが使えるお店は増えていますし、セブンイレブンのセブン銀行や三井住友銀行などのATMなど、日本国内で利用できるATMも多いんです。
頻繁に出張などで中国に行く方はもちろん、それほど渡航の機会は多くないという方でも、銀聯カードを作っておくことをオススメします。
中国滞在中の困りごとはコールセンターで解決
日本でも銀聯カードが使えることをお伝えしましたが、やはり銀聯カードは中国でその真の力を発揮します。中国滞在中にカードをなくしてしまったり、困り事が起きたりすることもないとは言い切れません。
そんなときのために、ANA銀聯カードには銀聯コールセンターを利用できる特典がついています。銀聯コールセンターでは、カードの紛失や盗難、銀聯加盟店でカード決済を拒否された時などの対応を、24時間365日無料で行っています。
日本語にも対応していますが、最初に中国語のオペレーターにつながりますので、「Japanese agent please」と言って日本語のオペレーターを呼び出しましょう。
ANA銀聯カードなら中国のホテルで優待が受けられる

ANA銀聯カードなら中国のホテルの優待特典がついていてお得ですよ。以下がその優待内容です。
【オークラガーデンホテル上海】
- 宿泊料優待価格
- デラックスルーム:ドリンクサービス・ヘルスクラブ(ジム・プール)の利用が無料
- エグゼクティブルームスイートルームの方は以下の特典も利用可能
- エグゼクティブサロンの利用
- エグゼクティブサロンの会議室を2時間無料で利用可能
- Yシャツ1日1枚クリーニング無料
【ホテル・ニッコー上海】
- 宿泊料優待価格
- Wi-Fi無料
- フィットネスセンターの利用が無料
【ホテル・ニッコー天津】
- 宿泊料優待価格
- フィットネス設備の利用が無料
- インターネット利用無用
- レストラン「スペクトラム」で朝食
- エグゼクティブルーム以上の方は以下の特典も追加
- 毎日2点ランドリー無料
- ラウンジでコーヒー・紅茶・フルーツ・ソフトドリンクのサービス
- 17:30~19:30ラウンジでカクテルとオードブルサービス
- 会議室2時間利用無料(事前予約が必要)
【ホテルニューオータニ長富宮】
- 宿泊料優待価格
- インターネットの利用が無料
- ジムやプールなどのフィットネスセンター無料
- ミネラルウオーター2本無料
- 長安スイート、エグゼクティブフロアは以下の特典も追加
- エグゼクティブサロンの利用が無料
- サロン内での朝食サービス(7:00~10:00)
- コーヒー、紅茶、ソフトドリンクサービス(6:30~23:30)
- ビール、ウィスキー、ワイン、 ソフトドリンクサービス(19:00~21:00)
【ホテル・ニッコー無錫】
- BAR RATE(ベストレート)より10%OFF
- Wi-Fi利用無料
- ジムや室内プールなどのフィットネスセンター利用無料
ANA銀聯カードは年会費無料でも更新料が必要なことに注意!利用時の注意点
すでに触れたように、ANA銀聯カードの年会費は永年無料です。しかし、本カードの年会費および更新手数料が必要となります。
カードを作成するうえで大事な点ですので、具体的に何がいくら必要なのか、きちんと知っておきましょう。
年会費永年無料!でも本カードの年会費が必要
ANA銀聯カードは、年会費がずっと無料です。ANA銀聯カードは、三井住友VISAカードから発行されるものですが、ANA銀聯カードだけを発行することはできません。
ANA銀聯カードを発行するには、三井住友VISAカードのうち、以下のクレジットカード(ANA法人カードは除く)のいずれかを持っていることが条件となります。
- ANA VISAカード/マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA nimocaカード
これらのカードをお持ちでない方は、このうちのどれかのクレジットカードとANA銀聯カードを同時に申し込むことになります。
つまり、ANA銀聯カードはこれら本カードの追加カードとして発行されるものであり、ANA銀聯カード自体の年会費は無料ですが、本カードの年会費(一般カードであれば、どれも2,000円+税)は必要というわけなのです。
ANAカードには一般カードのほかにも、ワイドカード(年会費7,250円+税)やワイドゴールドカード(14,000円+税)などがあり、お持ちのカードの種類によって、それぞれの年会費が必要です。
原則5年ごとに1,000円の更新料が必要
さらに、ANA銀聯カードは原則5年ごとに更新となりますが、以下のような更新手数料がかかります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 新規発行手数料 | 無料 |
| 更新手数料 | ・本会員:1,000円+税 ・家族会員:500円+税 |
本カードの年会費とは別に、5年ごとに上記の更新料が必要となりますのでご注意ください。
6桁の暗証番号とサインが絶対必要!
もうひとつ、ANA銀聯カードを申し込むにあたって知っておくべきこととして、カードで支払いをするたびに、必ず6桁の暗証番号の入力とサインの両方をしなければならないという点が挙げられます。
銀聯カードの暗証番号は、自分で決めた4桁の番号の前に0をふたつ付けた6桁の数字となっています。この暗証番号の入力とサインをしなければ、銀聯カードで支払いをすることができませんのでご注意ください。
このようなシステムですから、ANA銀聯カードはサインができないネットショッピングや通信販売の支払いには利用できず、店頭支払い専用のカードということになります。
また、分割払いやリボ払いの設定はなく、1回払いしか選択できませんので、お気を付けください。
ANA銀聯カードは貯まったポイントをお得にANAマイルに交換できる
ANA銀聯カードでは、ワールドプレゼントというポイントプログラムが利用できます。ポイントはお得にANAマイルに移行することが可能です。ここでは、そんなポイントのため方や使い方についてご紹介します。
1,000円ごとに1ポイントたまる
ANA銀聯カードを利用すると、利用額1,000円につき1ポイントのワールドプレゼントがもらえます。1か月の合計利用額1,000円を1ポイントとして算出しますので、1回ごとの支払いが1,000円未満であってもポイントを取り損ねることがなく、無駄なお買い物はしなくても大丈夫です。
ただし、本カードであるANAカード等の利用額とは別にポイント算出されることになっており、本カードとANA銀聯カードの合算はできません。
1ポイント=5マイルでANAマイルへ移行可能!移行手数料も無料
たまったワールドプレゼントのポイントは、景品や他社のポイント等と交換できますが、ANA銀聯カードをお持ちの方ならやはりANAマイルへの移行がオススメです。
同じ三井住友VISAカードから発行されている銀聯カードでも、三井住友銀聯カードの場合、1ポイント=3マイルですが、ANA銀聯カードなら以下のような優遇レートで移行ができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 移行レート | 1ポイント=5マイル |
| ポイント移行単位 | 1ポイント以上1ポイント単位 |
| 移行上限 | なし |
| 移行手数料 | 無料 |
ANA銀聯カードで貯めたポイントは、自動移行方式は使えませんので、サイト等からマイル移行の申し込みをする必要があります。申し込みから1週間ほどで移行が完了します。
本カードで貯めたマイルと合わせれば、とても効率的にマイルを増やしていくことができそうですね。
ANA銀聯カードはこんなカード!基本的な情報をまとめてチェック

ANA銀聯カードについて詳しくご紹介してきました。基本情報を一覧にしましたので、最後に概要を確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| カード名称 | ANA銀聯カード |
| 年会費 | 永年無料 ※本カードの年会費は別途必要 |
| 発行手数料 | ・新規発行時:無料 ・原則5年ごとの更新時:1,000円(税抜き) |
| ワールドプレゼント (ポイントプログラム) |
利用額1,000円(税込)につき1ポイント |
| ANAマイル移行レート | 1ポイント=5マイル |
| ショッピング枠 | 10万円~80万円 |
| リボ払い・分割払い枠 | - |
| 国内・海外旅行傷害保険 | - |
| ショッピング保険 | - |
ANAマイラーが選ぶべき銀聯カード!中国でも日本でも便利&お得
ANAマイルが貯められるクレジットカードを別途持っている必要がありますが、それぞれが足りないところを補い合ってくれるので、日本での日常使いも中国滞在も、本カードとANA銀聯カードの2枚があれば怖いものなしです。
中国へ行く可能性のある方で、ANAマイルも貯めたい方は、ぜひこのANA銀聯カードをチェックしてみてくださいね。







