Tポイント
共通ポイントが貯まるおすすめのクレジットカード特集
クレジットカードを利用する上で、ポイントの貯まりやすさや還元率が気になるという方は多いのではないでしょうか?そんな方にぜひチェックしてほしいのが、共通ポイントが貯まるクレジットカードです。
多彩な加盟店で貯められて利用もしやすい共通ポイントは、人によっては一般的なクレジットカードのポイントシステムよりもお得で使い勝手がよく感じられるでしょう。
ここではメジャーで加盟店数も多い7つの共通ポイントとそれぞれのポイントが貯まるクレジットカードについて、詳しくご紹介していきたいと思います。
多彩な加盟店で貯められる&使える!共通ポイントとは!?
共通ポイントというのは、1種類のポイントを多様な提携店で共通して貯めたり利用したりできるポイントサービスのことです。
特定の店舗やグループだけでなく、加盟店となっている幅広い店舗・施設でポイントを獲得することが可能になっています。貯まったポイントも多くの加盟店で利用することができるので、より多彩な使い道が選べるのが魅力です。
共通ポイントのメリット
共通ポイントを店舗・グループごとに運用する個別のポイントサービスと比べた場合に明らかなメリットと言えるのは以下の3点です。
- ポイントを貯められる/利用できる店舗・施設の数が多くジャンルも多様
- ポイントカードをたくさん持つ必要がない
- 様々な加盟店での利用ポイントを1つに集約して効率的にポイントが貯まる
共通ポイントでは店舗やグループに縛られない分、ポイントを貯めたり利用できる店舗・施設の数が大幅に増え、ジャンルも広がる傾向があるのが最大のメリットです。
そのため、利用者はあちこちのお店でいちいち個別にポイントカードを作る必要がありません。多数の加盟店のポイントを1つに集約することができるので、ポイントの貯まり方も非常に効率的です。
クレジットカードでポイント2重取り
この共通ポイントが貯まるクレジットカードは、総じて各共通ポイントの加盟店だけでなく、すべてのクレジット利用でポイントを貯めていくことができてお得です。
しかも加盟店でのカードの提示+クレジット決済などの方法でポイント二重取りが可能になっているのです。こうしたサービスを活用すれば、よりスムーズに共通ポイントを貯めていくことができるでしょう。
7大共通ポイントを個別に解説!クレジットカードも併せて紹介
共通ポイントサービスを提供する企業はどんどん増えてきています。その中でも特にメジャーで使い勝手の良い7つの共通ポイントについて、ここからは個別に解説していきましょう。
各共通ポイントが貯まるクレジットカードについても、併せてご紹介します。
加盟店数83万店以上!共通ポイントの先駆けTポイント

TポイントはTSUTAYAなどを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)が提供する共通ポイントです。
サービスのスタートは2003年となっており、共通ポイントの先駆け的存在でもあります。
ポイント還元率は店舗により0.5~1%とごく標準的な設定で、加盟店数も83万店以上と非常に多く最も使い勝手の良い共通ポイントの1つでしょう。Tポイントの主要な加盟店をジャンル別に一部ご紹介しておきましょう。
| ジャンル | 加盟店 |
|---|---|
| 書店・音楽・スポーツ | ・TSUTAYA ・蔦屋書店 ・アルペン |
| コンビニ・スーパー・百貨店 | ・ファミリーマート ・マルエツ ・東武ストア/フエンテ |
| 生活用品 | ・ウェルシア ・ハックドラッグ ・洋服の青山 ・エディオン |
| 飲食店 | ・ガスト ・バーミヤン ・ドトールコーヒー ・牛角 |
| その他 | ・東急ホテルズ ・ソフトバンク ・ENEOS ・ヤマト運輸 |
ポイント付与レートは基本200円または100円ごとに1ポイントとなりますが、店舗によっては多少異なることがあるので注意してください。
ポイント有効期限は最終利用日から1年間となっているので、継続的にポイントを貯めたり使ったりしている限りは半永久的に貯め続けることができます。ここでTポイントを効率的に貯めらるおすすめのクレジットカードをご紹介しておきましょう。
ファミリーマートで常時ポイント3倍!ファミマTカード
ファミマTカードはファミリーマート傘下のカード会社ポケットカードから発行されているクレジットカードで、クレジット決済での利用で200円ごとに1ポイント、つまり0.5%の還元率でTポイントが貯まります。
ファミリーマートでの利用は常時ポイント3倍(還元率1.5%)、火曜と土曜はポイント7倍(還元率3.5%)もの高還元カードです。更にファミリーマート含むTポイント加盟店においてはカードの提示とクレジット決済でポイント2重取りも可能です。
年会費も無料で気軽に作れるので、ファミリーマートをよく利用する方であれば必携のカードと言えるでしょう。

| カード名称 | ファミマTカード |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| スペック |
・基本還元率0.5% ・Tポイント加盟店にてカード提示+クレジット決済でポイント二重取り ・ファミリーマートで常時ポイント3倍(還元率1.5%) ・ファミリーマートにて対象商品購入時ボーナスポイント進呈 ・ファミリーマートにて毎週火曜・土曜はポイント7倍(還元率2.5%) ・ファミリーマートにてカード提示で対象商品を割引 ・対象旅行会社のパッケージツアー最大8%割引 |
いつでも1%の高還元が魅力!Yahoo!JAPANカード
Yahoo!JAPANから発行されているYahoo!JAPANカードもクレジット利用でTポイントが貯まるカードです。ポイント還元率が常時1%と高く、非常に効率よくポイントを貯めていくことができます。
さらにYahoo!ショッピングやLOHACOと言ったYahoo!JAPANのサービス利用時はポイント3倍でよりお得に利用することができます。また、年会費無料ながら年間最高100万円のショッピングガード保険が基本のサービスとして備わっており、ヤフオクなどで購入した中古品に対しても補償が適用されるので安心です。
ファミマTカードのように利用先を限らず、様々なお店でカードを利用してポイントを貯めたいという方には、こちらのYahoo!JAPANカードがおすすめです。

| カード名称 | Yahoo!JAPANカード |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| スペック |
・基本ポイント還元率1% ・Tポイント加盟店にてカード提示+クレジット決済でポイント二重取り ・Yahoo!ショッピング、LOHACOでポイント3倍 ・年間最高100万円のショッピングガード保険付帯 ・カード購入品に関するトラブルを補償するプラチナ補償を付加可能 (月額490円) |
リクルートのサービスでも貯められる!Ponta(ポンタ)ポイント

次にご紹介するのはPontaポイントです。Pontaポイントは三菱商事の子会社(株)ロイヤリティマーケティングとリクルートが提携して運用する共通ポイントで、2010年よりサービスをスタートしています。
こちらも比較的歴史の古い部類に入る共通ポイントサービスで、Tポイントには及びませんが約20万店の加盟店店舗数を誇り、生活の様々なシーンで活用することができます。主要な加盟店を一覧でご紹介しましょう。
| ジャンル | 加盟店 |
|---|---|
| コンビニ・スーパー・百貨店 | ・ローソン/ローソンストア100 ・高島屋 |
| 生活用品 | ・AOKI ・ORIHICA |
| 書店・音楽・スポーツ | ・HMV ・ゲオ ・三洋堂書店 |
| 飲食店 | ・大戸屋 ・ピザハット ・ケンタッキーフライドチキン |
| インフラ・銀行 | ・エネワン ・西部ガス |
| その他 | ・京阪グループホテル ・ルートインホテルズ ・オリックスレンタカー ・サカイ引越センター など |
Pontaポイントも還元率は0.5~1%が基本となっており、店舗によって多少のシステムの違いがあります。ここで、Pontaポイントを効率よく貯められるおすすめのクレジットカードをご紹介しておきましょう。
Pontaポイントカード機能がありますから、Ponta加盟店での提示+クレジットカード決済ポイントの2重取りが可能です。
JALマイルも貯まる!JMBローソンPontaカードVISA
JMBローソンPontaカードはローソンとJALが提携して発行しているクレジットカードです。ポイントシステムとしてPontaポイントを取り入れ、基本ポイント還元率は0.5%で利用できます。
また、ローソンとの提携カードだけあってローソン/ローソンストア100ではポイント還元率が通常の4倍の2%になる特典があります。
さらに名前の通りJMB(JALマイレージバンク)機能を備えていて、対象の航空便などの利用でJALマイルが貯められるほか、ローソン/ローソンストア100ではPontaポイントとは別に利用に応じたJALマイルを獲得することが可能です。
そしてこのカードの最大の特徴はPontaポイントとJALマイルの相互交換が可能という点です。2つの還元サービスを1つに集約することができるので、より効率的に活用することができますよね。

| カード名称 | JMBローソンPontaカードVISA |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| スペック |
・基本ポイント還元率0.5% ・Ponta加盟店にてカード提示+クレジット決済でポイント二重取り可能 ・ローソン/ローソンストア100にてクレジット決済でポイント還元率2% ・ローソン/ローソンストア100での利用でJALマイルが貯まる ※要エントリー ・PontaポイントとJALマイルの相互交換が可能 ・対象フライトなどの利用でJALマイルが貯まるJMB機能搭載 |
ドコモのサービスでお得に使える!NTTドコモのdポイント

dポイントは通信会社のNTTドコモが主体となって運用する共通ポイントです。もともとNTTドコモには携帯料金などに応じて貯まる『ドコモポイント』というポイントサービスがあり、それが街中のお店などでも使える共通ポイントに進化するという形で2015年よりサービスをスタートしました。
TポイントやPontaポイントと比べると提供開始が遅れている分、加盟店も40,000店弱とまだまだ多くはありませんが、着実にその運用範囲を広げています。
また、dポイントの最大の強みはドコモ回線の利用や街中などでのショッピングの支払いをドコモケータイの支払いにまとめられる『d払い』でもポイントが貯められるという通信会社ならではのサービスです。
特に『d払い』を利用する場合、カード提示と『d払い』でそれぞれポイントが加算されるので、ポイントの二重取りが可能になっています。
ドコモの携帯電話や『ドコモ光』を利用している方には、非常にメリットの大きい共通ポイントと言えるでしょう。それでは、このdポイントについても主要な加盟店をご紹介しましょう。
| ジャンル | 加盟店 |
|---|---|
| コンビニ・スーパー・百貨店 | ・ローソン(『d払い』可) ・高島屋(『d払い』可) |
| 生活用品 | ・AOKI ・ジョーシン ・マツモトキヨシ |
| 書店・音楽・スポーツ | ・タワーレコード(『d払い』可) ・ジュンク堂書店 |
| 飲食店 | ・マクドナルド ・サンマルクカフェ ・かっぱ寿司 |
| その他 | ・NEXCO中日本 ・サカイ引越センター ・オリックスレンタカー |
dポイントは今後加盟店を増やしていくことも予想されるので、どんどん使い勝手の良い共通ポイントになっていくことは間違いないでしょう。ここで、dポイントを効率よく貯められるおすすめのクレジットカードをご紹介していきます。
基本ポイント還元率1%!dカード特約店でさらにお得なdカード
dポイントが貯まるクレジットカードといえば、同じくNTTドコモが取り扱っているdカードです。dカードではすべてのクレジット決済で基本1%の高還元率でdポイントを貯めていくことができるうえ、dポイント加盟店ではポイントの二重取りが可能です。
さらにdカードにはdポイント加盟店とは別にdカード特約店と呼ばれる提携店があり、そちらでは通常のクレジット決済ポイント1%分に加えて1~4%ものポイント加算が受けられます。単なるdポイントカードよりも大幅にポイント効率がアップしているのです。
他にも、ローソンではdカードでのクレジット決済で3%の割引特典があり、ポイントと合わせて最大5%もの還元を受けることが可能です。
ドコモケータイの故障などを補償するdカードケータイ補償も備わっているので、ドコモユーザーの方には特にメリットのあるクレジットカードと言えるでしょう。

| カード名称 | dカード |
|---|---|
| 年会費 | 初年度無料、次年度以降1,250円(税別) ※前年度1度でもショッピング利用があれば翌年年会費無料 |
| スペック |
・基本ポイント還元率1% ・dポイント加盟店でカード提示+クレジット決済でポイント二重取り ・dカード特約店にてdカード決済またはiD決済にて最大4%還元 ・電子マネーiD搭載 ・海外レンタカー割引優待付帯 ・購入後1年間最高1万円のdカードケータイ補償付帯 ・年間最高100万円のお買い物あんしん保険付帯 |
ドコモ料金10%還元!ドコモユーザー最強のdカードゴールド
dカードは、どちらかと言えばだれもがdポイントをお得に貯められるカードとなっています。一方それと比べると、dカードゴールドはドコモユーザー向けのポイント特典、サービスの充実度が圧倒的に高いクレジットカードと言えるでしょう。
このカードはドコモ料金が10%還元される為、ドコモユーザーの方ならこの特典だけで年会費の元が取れてしますのです。つまり、ドコモユーザーの方は実質無料で空港ラウンジや充実した海外旅行保険、ショッピング保険が付帯するワンランク上のゴールドカードが持てるという事になりますね。
加えて、dカードケータイ補償は最高10万円とこちらも補償額が10倍にアップします。ハイグレードカードならではのサービスもしっかりと備えており、非常におすすめのゴールドカードですよ。

| カード名称 | dカードゴールド |
|---|---|
| 年会費 | 10,000円(税別) |
| スペック |
・基本ポイント還元率1% ・ドコモケータイ/『ドコモ光』の利用料金に対して10%還元 ・dポイント加盟店にてカード提示+クレジット決済でポイント二重取り ・dカード特約店にてdカード決済またはiD決済にて最大4%還元 ・電子マネーiD搭載 ・空港ラウンジサービス付帯 ・海外レンタカー割引優待付帯 ・最高1億円の海外旅行傷害保険付帯 ・最高5,000万円の国内旅行傷害保険付帯 ・購入後3年間最高10万円のdカードケータイ補償付帯 ・年間最高300万円のお買い物あんしん保険付帯 |
楽天グループでも貯まって便利!楽天スーパーポイント

楽天スーパーポイントは、総合通販サイト『楽天市場』などを運営する楽天グループが提供する共通ポイントです。もともとは『楽天市場』をはじめグループ内のみで運用されるポイントサービスとして2002年にスタートしましたが、徐々にそのすそ野を広げて現在では全国に約10,000店もの加盟店があります。
| ジャンル | 加盟店 |
|---|---|
| コンビニ・スーパー・百貨店 | ・デイリーヤマザキ ・大丸/松坂屋 |
| 書店・音楽・スポーツ | ・バンダレコード ・ブックスタマ(東京都) |
| 飲食店 | ・ロイヤルホスト ・マクドナルド ・くら寿司 ・つぼ八 |
| オンライン | ・楽天市場 ・ラクマ ・楽天ブックス ・楽天トラベル |
| その他 | ・湘南美容クリニック ・サカイ引越センター ・ホワイト急便 ・コスモ石油 ・ビューホテルズ |
街中のお店やサービスはもちろん、楽天が提供するオンラインを中心とした多彩なサービスの利用でポイントが貯めたり使ったりできるのは魅力ですよね。
ポイント還元率が基本一律で1%と他の共通ポイントと比べて高めなのも利点です。ここでそんな楽天スーパーポイントをお得に貯められるクレジットカードをご紹介しておきましょう。
いつでも1%還元!楽天グループで最大ポイント3倍の楽天カード
楽天カードは、クレジット決済のたびに1%の楽天スーパーポイントが貯まり、楽天ポイント加盟店ではポイントの二重取りが可能な高還元カードです。
さらに『楽天市場』を含む楽天グループの関連サービスでは利用に応じて最大で通常の3倍のポイントを獲得することができます。
年会費無料で作ることができるので、楽天グループのサービスを利用する機会が多い方なら楽天ポイントカードを単体で作るよりも断然おすすめです。海外旅行傷害保険をはじめトラベルサービスが無料カードとしては充実しており、旅行の際にも頼れる1枚となるでしょう。

| カード名称 | 楽天カード |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| スペック |
・基本ポイント還元率1% ・楽天ポイント加盟店にてカード提示+クレジット決済でポイント二重取り可能 ・『楽天市場』にて2%のポイント加算 ・楽天トラベルなど関連サービスでポイント最大3倍 ・電子マネー楽天Edy搭載 ・手荷物宅配優待サービスなどトラベルサービスが複数付帯 ・最高2,000万円の海外旅行傷害保険付帯 ・ネット不正あんしん制度、商品未着あんしん制度付帯 |
Suicaの利用でも貯まる!JREポイントはJR東日本共通ポイント

JREポイントは、首都圏や東北の交通を支えるJR東日本が提供する共通ポイントです。もともとJR東日本ではそれぞれの駅ビルやスイカ、ネット通販などグループ全体で実に24種類ものポイントサービスをバラバラに運用していました。それを1つにまとめるべく誕生したのがJREポイントです。
まずは2016年に駅ビルの各種ポイントを、そして2018年にはSuicaやクレジットカードのビューカードシリーズ、ネット通販の『えきねっと』などのポイントをすべて統合する形で、JREポイントが完全にJR東日本の共通ポイントとして運用されることとなったのです。
このJREポイントはどちらかというとJR東日本グループ内の共通ポイントとして位置づけされており、他の共通ポイントと比べると利用できる範囲はやや限定される傾向がありますが、以下のようにJR東日本の複数のサービスでポイントを獲得することが可能です。
- JRE加盟店
- Suica加盟店(一部)
- ビューカード
- ショッピングモールサイト『JRE MALL』
なお、JREポイントはJRE加盟店ではJREポイントカードで、Suica(スイカ)加盟店ではSuicaカードで…というようにポイントの付与が受けられる加盟店がサービスごとに完全に分かれているのも特徴です。
ただし貯まったJREポイントはJREポイントの専用サイトを介して1つにまとめて利用することができるので、その点で不便さを感じることはないでしょう。ポイントはJRE加盟店での支払いだけでなく、Suicaチャージにも利用できますよ。

ちなみにJREポイントカードの提示でポイントが貯まるJRE加盟店となっているのは主にアトレやテルミナ、ビーンズと言ったJR東日本沿線の駅ビルです。こちらは、共通でポイント還元率1%となります。
一方、Suicaの利用でJREポイントが貯まるのは、Suica加盟店の中でも一部の店舗です。こちらは主要な加盟店を一覧でご紹介しましょう。
| ジャンル | 加盟店 |
|---|---|
| エキナカ店舗 | ・New Days ・キオスク ・acure(自動販売機) ・エキュート ・駅弁屋 ・JR東日本車内販売 など |
| コンビニ・スーパー・百貨店 | ・イトーヨーカドー ・Ario |
| 生活用品 | ・洋服の青山 ・紳士服のコナカ |
| その他 | ・ホテルメッツ ・ANA国内線機内販売 ・タイムズ ・ヤマト運輸 |
Suica加盟店での還元率は0.5%~1%となっています。ポイント付与の対象となる店舗数は決して多くはないですが、特にエキナカのお店や自動販売機はほぼもれなく利用できるのが魅力です。
ここでそんなJREポイントが貯まるおすすめのクレジットカードをご紹介しておきましょう。
ビックポイントも貯まる!ビックカメラSuicaカード
JR東日本で発行しているクレジットカード『ビューカードシリーズ』ではポイントシステムとしてJREポイントを取り入れており、クレジット決済でポイントを貯めていくことができます。そんなビューカードシリーズの中でも、特にポイント還元面のお得さでおすすめしたいのが、ビックカメラSuicaカードです。
このカードはビックカメラとの提携カードとなっており、ショッピング利用によってJREポイントの0.5%還元に加えてビックポイントを0.5%相当貯めていくことができるので、実質の還元率は1%ということになります。
さらにビューカード共通のポイント特典として、Suicaチャージや定期券購入などJR東日本の特定のサービスをクレジット決済で利用すると通常の3倍の1.5%のポイント還元が受けられるのです。
また、ビックカメラSuicaカード独自の特典として、ビックカメラではいつでも10%相当のビックポイントが獲得できます。もしこのビックカメラでの支払いにクレジットチャージしたカード搭載Suicaを利用すれば、チャージ分の1.5%と合わせて合計11.5%もの還元が受けられるのです。

| カード名称 | ビックカメラSuicaカード |
|---|---|
| 年会費 | 初年度無料、翌年以降477円(税別) ※前年度1度でもショッピング利用があれば翌年年会費無料 |
| スペック |
・基本ポイント還元率1%(JREポイント0.5%+ビックポイント0.5%) ・Suica搭載 ・Suicaチャージや定期券購入でJREポイント1.5%還元 ・ビックカメラにて搭載Suica支払いで常時11.5%還元 ・JREポイント加盟店にてカード提示+クレジット決済でJREポイント二重取り ・Suicaオートチャージサービス利用可能 ・ビックポイントをSuicaにチャージ可能 ・JR東日本グループなどで利用できるビューカード共通優待特典付帯 ・最高1,000万円の国内旅行傷害保険付帯 ・最高500万円の海外旅行傷害保険付帯 |
電子マネーnanacoの利用で貯まる!nanacoポイント

nanacoポイントは、ここまでご紹介してきた共通ポイントとは異なり、電子マネーに付随するポイントサービスとなっています。
セブンイレブンやイトーヨーカドーなどを運営するセブン&アイホールディングスが提供する電子マネーサービスnanacoのポイントシステムとして2007年にスタートしました。
もともとnanaco自体がセブン&アイホールディングスのグループ店を対象にした電子マネーだったため、当初はnanacoポイントの運用もグループ内に限定されていましたが、徐々に加盟店を増やし現在では39万店弱というTポイントに次ぐ数多くの店舗・施設で電子マネーnanacoを利用してnanacoポイントを貯めることができます。主要な加盟店を確認してみましょう。
| ジャンル | 加盟店 |
|---|---|
| コンビニ・スーパー・百貨店 | ・セブンイレブン ・イトーヨーカドー ・西武そごう |
| 生活用品 | ・ビックカメラ ・アカチャンホンポ ・ロフト ・サンドラッグ など |
| 書店・音楽・スポーツ | ・千葉ロッテマリーンズ ・ヤフオクドーム |
| 飲食店 | ・デニーズ ・かっぱ寿司 ・マクドナルド ・ドミノピザ |
| その他 | ・エッソ/モービル/ゼネラル ・ラウンドワン ・成田国際空港 ・ヤマト運輸 |
このほかにも、セブン銀行での取引やサカイ引越センターなど特定のサービスを利用することでもポイントを獲得することが可能です。ポイント還元率は店舗によって異なり、0.5~1%となっています。
なお、nanacoポイントは他の共通ポイントと比べて、有効期間の設定が少し複雑なので注意が必要です。具体的には、毎年4月から翌年3月までの獲得分のポイントが翌々年の3月に失効するという仕組みになっています。

ポイントを獲得するタイミングによって実質の有効期間が少なからず異なってくるので、その点だけ気を付けましょう。ここでnanacoポイントをお得に貯められるおすすめのクレジットカードをご紹介します。
セブンやヨーカドーでお得にポイント貯まる!セブンカードプラス
nanacoポイントがお得に貯まるクレジットカードと言えば、やはり同じセブン&アイホールディングスから発行されているセブンカードプラスです。セブンカードプラスではクレジット決済に応じて0.5%のポイント還元率でnanacoポイントを貯めていくことができます。
セブンイレブンやイトーヨーカドーといったセブン&アイホールディングスの対象グループ店舗では最大3倍のポイント倍率で利用できたり、対象商品の購入でボーナスポイントが獲得できたりといったお得なポイント特典も備わっています。
nanacoチャージで0.5%ポイントが貯まる為、チャージ(0.5%)&nanaco決済(1%)でポイント2重取りが可能となります。
そのほかにも、イトーヨーカドーでの毎月8のつく日の5%割引優待など、セブン&アイグループを中心にnanaco加盟店を利用する機会が多い方には非常におすすめのクレジットカードです。

| カード名称 | セブンカードプラス |
|---|---|
| 年会費 | 初年度無料、次年度以降500円(税別) ※年間5万円以上のショッピング利用で翌年年会費無料 |
| スペック |
・基本ポイント還元率0.5% ・nanaco一体型とnanaco紐づけ型選択可能 ・セブン&アイグループ対象店舗にてポイント最大3倍 ・セブンイレブン、イトーヨーカドーにて対象商品購入でボーナスポイント進呈 ・nanacoチャージ&利用でポイント二重取り可能 ・セブン&アイグループ対象店舗での年間累計利用額に応じてボーナスポイント進呈 ・イトーヨーカドーにて8のつく日は5%オフ ・セブン旅デスクにて国内・海外パッケージツアー最大5%オフ ・年間最高100万円のショッピングガード保険付帯 |
電子マネーWAONで貯まるだけじゃない!WAONポイント
WAONポイントも、イオングループが発行する電子マネーWAONに付随するポイントサービスです。2007年の電子マネーWAONのサービス開始と同時にスタートしました。

サービス開始当初はイオングループの店舗を中心に運用されていましたが、徐々に加盟店数を増やし現在では共通ポイントの中でもトップスリーに入る勢いとなっています。
もともとこのWAONポイントに関しては電子マネーのポイントサービスということで、電子マネーWAONの利用に対して200円ごとに1ポイントのレートをベースとしていました。
しかし2016年には共通ポイントとしての機能をより強化する形での仕様変更が行われ、ポイントカードを発行してWAONポイント加盟店にて支払い方法を問わずカードを提示するだけでポイントの付与が受けられる仕組みがスタートしています。

もちろん、電子マネーWAONの利用でWAONポイントを貯められるスタイルも変わらず継続運用されているので、ポイントの貯め方がより多様になったと言えるでしょう。
加えて、電子マネーWAONを『電子マネーWAON会員(所有者情報登録)』に登録することで、毎月のWAONポイント加盟店での電子マネーWAON決済額500円ごとに1ポイント付与という新たな特典も適用可能となりました。
それを踏まえて、主要なWAONポイント加盟店を以下に一覧でご紹介しましょう。
| ジャンル | 加盟店 |
|---|---|
| コンビニ・スーパー・百貨店 | ・イオン ・マックスバリュ ・ダイエー ・ミニストップ |
| 生活用品 | ・ウェルシア ・ハックドラッグ |
| 書店・音楽・スポーツ | ・TSUTAYA ・スポーツオーソリティ |
| 飲食店 | ・マクドナルド ・吉野家 ・かっぱ寿司 |
| その他 | ・成田国際空港 ・中部国際空港 ・NEXCO東日本 ・ルートインホテルズ |
なお、WAONポイントもnanacoポイントと同様に変則的な有効期間を設けているので注意が必要です。まず初回チャージ日を起点に1年間のポイント加算期間があり、その積算ポイントがさらに1年後の月末まで有効となっています。ここでWAONポイントがお得に貯まるクレジットカードをご紹介しておきましょう。
ダブルでポイントが貯まる!多機能で便利なイオンカードセレクト
WAONポイントをお得に貯めたい方におすすめしたいのが、イオングループから発行されているイオンカードセレクトです。このカードはクレジットカードに電子マネーWAONとイオン銀行のキャッシュカード機能を備える多機能一体型カードとなっています。
イオンカードセレクトでは電子マネーWAONのオートチャージサービスが利用可能であり、なおかつオートチャージによってWAONポイントが貯まります。つまり、WAONオートチャージサービスを利用すればチャージ&支払いでWAONポイントの二重取りが可能になるのです。
さらにイオンセレクトカードにはイオングループ対象店舗でのポイントアップや割引優待などお得な特典が複数付帯しており、イオンやマックスバリュでショッピングをする機会が多いのであればそのメリットをしっかりと実感することができるでしょう。

| カード名称 | イオンカードセレクト |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| スペック |
・基本ポイント還元率0.5%(ときめきポイント) ・WAONオートチャージサービス利用可能 ・WAONオートチャージ&利用でWAONポイント二重取りが可能 ・イオングループ対象店舗にていつでもポイント2倍 ・イオングループ対象店舗にて毎月20日30日は5%オフ ・イオングループ対象店舗にて55歳以上の方は毎月15日5%オフ ・必要条件を満たすと無料でゴールドカードにランクアップ |
要チェック!7大共通ポイントの基本データをまとめて紹介
最後になりましたが、共通ポイントの還元率や利用可能な加盟店数など基本データを一覧で確認してみましょう。
| 共通ポイント | Tポイント | Pontaポイント | dポイント | 楽天スーパーポイント |
|---|---|---|---|---|
| ポイントカード発行手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料(一部有料) |
| 1ポイントの価値 | 1ポイント=1円 | 1ポイント=1円 | 1ポイント=1円 | 1ポイント=1円 |
| ポイント付与レート | 原則200円または100円の利用ごとに1ポイント | 原則200円または100円の利用ごとに1ポイント | 原則100円または200円の利用ごとに1ポイント | 原則100円の利用ごとに1ポイント |
| 還元率 | 基本0.5~1% | 基本0.5~1% | 基本0.5~1% | 基本1% |
| 有効期限 | 最終利用日から1年間 | 最終利用日から1年間 | 48ヶ月 | 最終ポイント獲得月から1年間 |
| 利用可能店舗数 | 83万店以上 | 約20万店 | 約38,600店 | 約10,000店 |
| 連携電子マネー | Tマネー | – | – | 楽天Edy |
| アプリ | 『Tポイント』 | 『Pontaポイント』 | 『dポイントクラブ』 | 『楽天ポイントカード』 |
| 共通ポイント | JREポイント | nanacoポイント | WAONポイント |
|---|---|---|---|
| ポイントカード発行手数料 | 無料 | 300円(税込) | 無料 |
| 1ポイントの価値 | 1ポイント=1円 | 1ポイント=1円 | 1ポイント=1円 |
| ポイント付与レート | 原則100円の利用ごとに1ポイント ※Suica利用時100円または200円の利用ごとに1ポイント |
原則100円または200円の利用ごとに1ポイント | 原則200円の利用ごとに1ポイント |
| 還元率 | 基本0.5~1% | 基本0.5~1% | 基本0.5% |
| 有効期限 | 最終利用月から2年間 | 最大2年間 | 最大2年間 |
| 加盟店数 | 非公開 | 約388,000店 | 約290,000店 |
| 連携電子マネー | Suica | nanaco | WAON |
| アプリ | 『JRE POINTアプリ』 | 『nanacoモバイル』 | 『モバイルWAON』 |
やっぱり7大共通ポイントがオススメ!自分に合ったサービスを見つけて
特にそれぞれの連携クレジットカードを上手に活用すれば、よりその強みを生かし、効率的に共通ポイントを貯めていくことができるでしょう。
共通ポイントをより効率的に活用するためには、そうした加盟店の偏りや強みを踏まえて自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
それぞれの特徴や違い、そしてお得に使えるクレジットカードなど、ここでご紹介した情報を参考にして、ぜひ自分に合った共通ポイント&クレジットカードを見つけ毎日の暮らしに役立ててください。







