クレジットカードお役立ち情報
薬局・ドラックストアで利用できる決済方法と注意事項
投稿日時:2020.10.13
医薬品や化粧品から日用品、さらには食品まで、幅広い商品を取り扱っているドラッグストアや薬局は、普段の買い物に欠かせないお店の1つですよね。
そんなドラッグストア・薬局でも最近はクレジットカードに対応しているところがかなり増えてきています。今回はそんなドラッグストア・薬局のクレジットカード対応についてご紹介していきましょう。
使い方次第では、通常の市販品はもちろん、調剤が必要な処方薬までクレジットカードで支払ってお得にポイントを獲得することができますよ。
クレジットカードが使える!5つの主要ドラッグストアを紹介
ドラッグストアでも、全国展開やそれに近い大手のチェーンであればほとんどのところでクレジットカードを利用することが可能になっています。
医薬品だけでなく日用品や食品なども取り扱うドラッグストアは日常的な買い物に利用する機会も多く、クレジットカードが使えるのはありがたいですよね。
ここでは主要なドラッグストアチェーン5つに関して、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済の対応状況について個別に解説していきましょう。
- マツモトキヨシ
- ウエルシア
- スギ薬局
- サンドラッグ
- ツルハドラッグ
クレジットカードも電子マネーにも対応!マツモトキヨシ
マツモトキヨシは首都圏を中心に全国に700以上の店舗を持つ最大手のドラッグストアチェーンの1つです。
マツモトキヨシでは、基本的にほぼすべての店舗がクレジットカード決済に対応しており、国際カードブランドもVISA、マスターカード、JCBからアメックスや銀聯カードまで、一通りのものを利用することができます。
また、電子マネーへの対応力も高く、以下の電子マネーを店舗での支払いに利用することが可能です。
ただし一部、特定の支払い方法に対応していない店舗があることもあるので事前の確認は必要でしょう。店舗ごとのクレジットカード、電子マネー対応は公式サイトにて検索可能です。
マツモトキヨシはdカードなら4%還元

さらにマツモトキヨシはNTTドコモのクレジットカードシリーズdカードの特約店となっており、dカードでのクレジット決済で最大4%という高いポイント還元を受けることができます。
スタンダードのdカードは年会費も無料です。基本還元率が1%と高い高還元カードですから、年会費無料でお得なクレジットカードを探している方にもおすすめの1枚ですね。
ドコモユーザーの方なら断然dカード GOLDがおすすめ
ドコモユーザーの方なら、スタンダードのdカードよりも上級カードであるdカード GOLDの方がおすすめですよ。dカード GOLDならドコモ料金が10%も還元される為、この特典だけで年会費の元が取れてしまうからです。
dカード GOLDは、ドコモユーザーの方ならある意味コストをかけずに充実した上級カードの特典を利用できる、ドコモユーザー最強のクレジットカードですね。
しかもゴールドカードにも関わらず基本還元率が1%と高還元、マツモトキヨシでは4%もの高還元で利用頂けますので、実利派の方にもおすすめの上級カードですよ。
なお、マツモトキヨシにはグループ店として以下のドラッグストア・薬局が名を連ねていますが、すべての系列店で同様にクレジットカード、電子マネーを利用することができます。
ただしこちらも一部の店舗では支払い方法が限定されることがあるので注意してください。
- ラブドラッグストア
- ミドリ薬品
- シメノドラッグ
- どらっぐぱぱす
ちなみにマツモトキヨシでは、自社グループのクレジットカードとして『マツモトキヨシメンバーズカード』を発行していますが、やはりマツモトキヨシをよく利用する方ならdカードが一番お得ですね。
クレジットカードとTカードでポイント二重取り可能!ウエルシア

ドラッグストアの中では売り上げナンバー1を誇るウエルシアでも、原則としてすべての店舗で一通りのカードブランドのクレジットカードを利用することができます。
ただし銀聯カードに関しては、一部非対応の店舗があるので注意してください。
また、ウエルシアは大手SCチェーンのイオンと業務提携をしているため、イオングループの電子マネーWAONを支払いに利用できる店舗もあります。
そのほか電子マネーとしては、楽天EdyやTマネーも一部の店舗にて利用可能です。
さらにウエルシアはTポイントの加盟店ともなっており、利用に応じてTポイントを貯めることができます。
還元率は1%と通常よりも高く、毎週月曜日はポイント2倍などポイントアップ特典もあります。しかもTポイントはカードの提示のみで獲得することができるので、クレジットカード決済で貯まるポイントと併せてポイントの二重取りが可能です。
Tカードはウエルシアの店舗でも作ることができるので、日常的にウエルシアを利用するのであれば1枚持っておいた方がよいでしょう。
中部エリアを中心に展開!スギ薬局でも5大国際ブランドすべて利用可能
スギ薬局は中部エリアを中心に関東・関西まで展開を広げつつあるドラッグストアチェーンとなっています。
スギ薬局もクレジットカードの支払いに対応可能となっており、VISA、マスターカード、JCBをはじめ5大国際ブランドがすべて利用できます。また、電子マネーに関しては以下の6種類が利用可能です。

また、スギ薬局では以下のバーコード決済にも対応しています。

ただし一部の店舗では利用できない支払い方法があることもあるので、注意が必要です。
クレジットカードも電子マネーも幅広く使える!サンドラッグ
サンドラッグも、直営店舗だけで650店舗以上を全国に展開する大手のドラッグストアチェーンとなっています。
こちらもクレジットカードへの対応状況はよく、ほとんどの店舗でたいていの国際カードブランドが利用可能です。また、店舗によっては以下の電子マネーを利用することもできるようになっています。
- iD
- QUICPay
- 楽天Edy
- 交通系電子マネー(Suica、ICOCAなど)
- nanaco
このほか、LINEPay(ラインペイ)などのモバイル決済サービスも複数利用可能です。さらにサンドラッグには以下のグループ店が傘下に入っていますが、これらの店舗でも同じようにクレジットカード、電子マネー等に対応しています。
- サンドラッグファーマシーズ
- 星光堂薬局
- サンドラッグプラス
- ダイレックス
なお、サンドラッグでもジャックスと提携して自社のクレジットカード『サンドラッグクレジットポイントカード』を取り扱っています。
利用に応じてサンドラッグクレジットポイントとプレミアムポイント、そしてジャックスのラブリィポイントの3つのポイントが貯まるトリプルポイント仕様となっており、サンドラッグ商品券プレゼントなどの特典も備わっています。
サンドラッグ御用達の方は、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか?
業界ナンバー2の大手ツルハドラッグも多彩な支払い方法に対応可能
ツルハドラッグは北海道に本拠を置き、道内に400店以上、全国では1200店以上の店舗を持つ業界ナンバー2のドラッグストアチェーンです。
もちろんすべての店舗でクレジットカード支払いに対応しているのに加えて、以下の電子マネーも原則全店舗で利用可能となっています。
- iD
- QUICPay
- WAON
- nanaco
- 楽天Edy
- 交通系電子マネー(Suica、ICOCAなど)
しかもWAON・nanaco・楽天Edyに関してはレジでの現金チャージも可能です。
このほか、LINE Payやd払いと言った多彩な支払いサービスにも対応しています。また、ツルハドラッグも傘下に以下のように複数のドラッグストアチェーンを抱えていますが、これらの店舗でも基本的には同様に様々な支払いサービスを利用可能です。
- くすりの福太郎
- レデイ薬局
- 杏林堂薬局
- ビー・アンド・ディー
クレジットカード対応状況にばらつきアリ!街中の調剤薬局は要注意
ほとんどの店舗でクレジットカードや電子マネーが利用できるチェーンのドラッグストアに対して、特定の病院の処方薬をメインに取り扱うような街中の小さな調剤薬局の類は、まだまだクレジットカードへの対応状況にはばらつきがあります。
クレジットカード支払いに対応するにあたってはカードブランドへの加盟店料やカード会社への手数料などが発生し、コストアップにつながってしまうことを考えると、これは仕方のないことと言えるかもしれません。
特に調剤薬局には医療機関の近隣に店舗を構えて、その病院を訪れる患者をメイン顧客としているところも多いので、あえてコストをかけてまでクレジットカード対応をして競争力を高める必要性は薄いのでしょう。
そう考えると調剤薬局に関しては、今後全面的にクレジットカード対応が進んでいくはずとは断言しがたいのが現状です。
大手チェーンの調剤窓口なら処方薬でもキャッシュレス購入可能かも
処方薬でも可能な限りキャッシュレス決済で購入したいと考える方におすすめしたいのが、チェーンのドラッグストアの調剤可能店舗を利用するという方法です。
最近では、大手のチェーンドラッグストアで医療機関で出された処方箋の取り扱いが可能な調剤窓口を設置しているところも増えてきています。
クレジットカードや電子マネーの利用が可能なドラッグストアの調剤窓口を利用すれば、処方薬でも同様にキャッシュレスでの支払いが可能になるのです。
特に日常的に処方薬を服用している方であれば、クレジットカードや電子マネーで市販薬と同じようにスムーズに支払いができ、しかもポイントが貯まるというのは大きなメリットとなりますよね。
ただし店舗によっては処方薬の購入は現金支払いのみということもあるので、事前に確認しておいた方がよいでしょう。
また、医療機関近隣の調剤薬局と比べると、ドラッグストアの調剤窓口の方が薬の種類や量によって取り寄せが必要になり、すぐに受け取りができないというケースが生じる可能性はどうしても高くなります。
あまりメジャーではない薬を処方してもらう場合は、その点も注意した方がよいでしょう。
普段の買い物も処方薬も!ドラッグストアでお得にキャッシュレス
最近ではなるべくクレジットカードや電子マネーで支払いを済ませる、キャッシュレス生活を心がけている方も多いですよね。
ドラッグストア・薬局でも大手チェーンの店舗であればほとんどクレジットカード、電子マネーに対応可能となっているので、積極的に活用していきましょう。
また、処方薬でも大手チェーンのドラッグストアの調剤窓口を利用すればキャッシュレスでの購入が可能になるケースがほとんどです。
いずれ病院にかかる必要が出てきた時のために、あらかじめ最寄りの調剤窓口併設のドラッグストアをチェックしておいてはいかがでしょうか?












