楽天スーパーポイント
楽天スーパーポイントの上限を知っておこう!使う・貯めるそれぞれの上限
投稿日時:2018.07.12
楽天スーパーポイントは楽天市場や楽天関連のサービスだけでなく、いろんな加盟店で貯めたり使ったりすることができる、人気の高いポイントプログラムです。
しかし、楽天スーパーポイントには、貯めるときも使うときも上限が設定されているって知っていましたか?
貯められるポイントの上限を把握しておかないと、高額商品を購入したのに思っていたほどのポイントがもらえなかったり、ポイント払いするつもりが現金を充当する羽目になったりと、困ることがあるかもしれません。
この機会に、楽天スーパーポイントの上限について知っておきましょう。
ポイントを使う場合にも上限がある!一度に何ポイントまで使えるのか場所別に確認
まず、楽天スーパーポイントで支払いをしたいとき、一度にどれくらい使えるのかというところから見ていきましょう。
利用するお店や会員ランクによっても異なりますので、それぞれのケースについてご紹介していきます。
1回の買い物で使えるポイント数に上限がある
はじめに、利用するお店別に、楽天スーパーポイントをいくらまで使えるのか見ていきましょう。1回のサービス利用や購入につき、楽天サービスとそれ以外のお店で、それぞれ以下のような上限が設定されています。
- 楽天サービス:1ポイント~30,000ポイントまで
- 楽天以外の加盟店:1ポイント~5,000ポイントまで

楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルなど「楽天○○」というサービスならどこでも、一度に30,000ポイントまで使えます。ただし、サービスによって使える最低ポイント数が1ポイント~ではないところもありますので、ご注意ください。

一方、楽天サービス以外の、街中の加盟店では1度に5,000ポイントまでとなっています。
1か月の上限は10万ポイント!ダイヤモンド会員は50万ポイント
先に1回当たりの利用上限についてご紹介しましたが、楽天スーパーポイントにはさらに1か月当たりの利用上限も設定されています。
1か月の楽天スーパーポイント利用上限は、10万ポイントまでとなっています。
楽天サービスの場合、1回につき30,000ポイントまでですから、上限ギリギリのお買い物は月に3回ほどしかできないというわけですね。

ただし、楽天PointClub(ポイントクラブ)には会員ランク制度があり、その中での最高ランクであるダイヤモンド会員に限っては、毎月50万ポイントまで利用することができます。
獲得できるポイントの上限!特典ポイントの上限には要注意
では次に、お買い物やサービス利用によって獲得できる楽天スーパーポイントの上限についてご紹介します。
平常時に普通にお買い物をするだけなら、上限を気にする必要はないのですが、キャンペーンや特典を利用する場合は注意が必要です。さっそく、具体的に見ていきましょう。
楽天スーパーポイントアッププログラム(SPU)には上限がある

楽天カード会員の方ならおなじみの、楽天スーパーポイントアッププログラム(SPU)。
楽天のいろんなサービスを利用して条件を達成すれば、いつでもポイントが最大14倍になるという、大変お得なシステムです。
でも、ポイントがたくさん貯まるからといって、やみくもに高額商品を購入するのは賢明ではないかもしれません。なぜなら、「ポイント〇倍」という倍付け分には、獲得上限が設けられているからです。
楽天SPUには会員ランク別に5,000~15,000ポイントの上限がある
しかし、そこにその他の楽天SPUの特典を加えていくと、上限が発生するのです。では、一度に獲得できるポイントの上限は、どれくらいなのでしょうか?楽天SPUの各サービスについて、達成条件と獲得できるポイントの上限をご紹介します。
| 条件 | 倍率 | 上限ポイント数 |
|---|---|---|
| 楽天市場での楽天カード利用特典 | +1倍 | 5,000ポイント |
| 楽天プレミアムカード・ 楽天ゴールドカード利用特典 |
+2倍 | 【楽天ゴールドカード】 5,000ポイント 【楽天プレミアムカード、 楽天ブラックカード、 楽天ビジネスカード】 15,000ポイント |
| 楽天市場アプリで購入分のみ | +1倍 | ダイヤモンド会員:15,000ポイント プラチナ会員:12,000ポイント ゴールド会員:9,000ポイント シルバー会員:7,000ポイント その他会員:5,000ポイント |
| 楽天モバイル通話SIM利用中 | +2倍 | 5,000ポイント |
| 楽天銀行口座から 楽天カード利用分引落し |
+1倍 | ダイヤモンド会員:15,000ポイント プラチナ会員:12,000ポイント ゴールド会員:9,000ポイント シルバー会員:7,000ポイント その他会員:5,000ポイント |
| 楽天ブックスまたは楽天Koboで 月に合計2,000円以上の購入 |
+1倍 | ダイヤモンド会員:15,000ポイント プラチナ会員:12,000ポイント ゴールド会員:9,000ポイント シルバー会員:7,000ポイント その他会員:5,000ポイント |
| 楽天ブランドアベニューで 月1回以上購入 |
+1倍 | ダイヤモンド会員:15,000ポイント プラチナ会員:12,000ポイント ゴールド会員:9,000ポイント シルバー会員:7,000ポイント その他会員:5,000ポイント |
| 楽天TVの「Rakuten NBA Special」 または「Rakuten パ・リーグ Special」 に加入・契約更新 |
+1倍 | ダイヤモンド会員:15,000ポイント プラチナ会員:12,000ポイント ゴールド会員:9,000ポイント シルバー会員:7,000ポイント その他会員:5,000ポイント |
| 楽天トラベルで月1回 対象サービスの予約& 旅行対象期間中に旅行 |
+1倍 | ダイヤモンド会員:15,000ポイント プラチナ会員:12,000ポイント ゴールド会員:9,000ポイント シルバー会員:7,000ポイント その他会員:5,000ポイント |
| 楽天ビューティで月1回 1,500円(税込)以上の ネット予約&施術完了 |
+1倍 | ダイヤモンド会員:15,000ポイント プラチナ会員:12,000ポイント ゴールド会員:9,000ポイント シルバー会員:7,000ポイント その他会員:5,000ポイント |
これらの条件をすべて同時に達成すれば、楽天カード利用時の上限のないポイント2倍に加えて12倍、つまりは14倍ものポイントがもらえるのです。しかし、12倍の部分については、サービスごとに設定された上限があるというわけです。
ポイント上限を知り尽くせ!もらい損ねないためのお買い物方法
特典として獲得できる楽天スーパーポイントには、それぞれの特典や会員ランクに応じて上限があることをお伝えしてきました。
高額なお買い物をして上限に達してしまった場合、満額ポイントをもらうことができないケースもあります。この辺りについて、もう少し具体的に見ていきましょう。
倍付け分にのみ上限が設定されます
先にも触れましたが、通常の状態でもらえる1倍部分の基本ポイントと楽天カード決済によるポイント(合計還元率2%)には、上限がありません。ですから、その状態ならば上限を気にせずいくらでもお買い物ができます。
しかし、キャンペーンや特典でもらえる倍付け分の楽天スーパーポイントには、上限が設定されます。

つまり、ポイント2倍キャンペーンであれば、グリーンで表示された1%部分にのみ上限があるというわけですね。
他のキャンペーンとも併用可能
また、楽天SPUのように、複数の特典分を重複して受け取ることも可能ですし、さらに、それ以外のショップ独自のポイントアップキャンペーンや、楽天スーパーSALEなどのイベントとも重複利用が可能です。
たとえば、楽天市場アプリの利用でポイント2倍(+1倍)という条件を達成している状態で10,000円のバッグを買ったとき、そのショップでポイント4倍(+3倍)キャンペーンが行われていたとします。

楽天スーパーポイントは通常1%の還元率ですから、10,000円のバッグを購入してもらえる基本ポイントは100ポイントです。繰り返しますが、このポイントには上限がありません。
次に、アプリ利用のポイント+1倍部分と、ショップのキャンペーンであるポイント+3倍部分について見てみましょう。

ポイント2倍だと100ポイント×2倍=200ポイントですが、1倍分は基本ポイントとして付与済みであるため、1倍分の100ポイントが上乗せされます。同様に、ポイント4倍キャンペーンについても3倍分の300ポイントが加算されます。
つまり、基本ポイント100+アプリ利用ポイント100+キャンペーンポイント300=500ポイントが、このケースで獲得できる総ポイント数となります。
上限を超えないようにするには、月いくらまでお買い物できる?
上記の例でいうと、アプリ利用による特典ポイントには、レギュラー会員の場合、5,000ポイントという上限がありますが、この場合は100ポイントですから余裕で上限に収まっています。
では、いくらのお買い物までなら、上限に収まって効率的に満額のポイントを受け取ることができるのでしょうか?会員ランクと楽天SPUの各サービス別に見てみると、こうなります。
| 会員ランク | 【+1倍】 楽天市場アプリ 楽天ブックス・楽天Kobo 楽天ブランドアベニュー 楽天TV 楽天トラベル 楽天ビューティ |
【+2倍】 楽天モバイル |
|---|---|---|
| レギュラー会員 | 500,000円 | 250,000円 |
| シルバー会員 | 700,000円 | 350,000円 |
| ゴールド会員 | 900,000円 | 450,000円 |
| プラチナ会員 | 1,200,000円 | 600,000円 |
| ダイヤモンド会員 | 1,500,000円 | 750,000円 |
ご自分の会員ランクとその月に達成している各サービスの条件に応じて、上記の金額を把握しておけばポイントの取り損ねを防げます。
上限5,000ポイントのサービスがあることに注意!
この辺りはとってもややこしいので、もう少し分かりやすくするために、具体例を挙げてご説明したいと思います。
- 利用したクレジットカード:楽天カード(一般)
- 会員ランク:ゴールド会員
- 今月条件を達成したサービス:楽天アプリ、楽天モバイル
このようなステイタスの方が、楽天市場で700,000円の時計を購入したとします。ショップのキャンペーンや楽天スーパーSALEなどのイベントは無いものとします。
| サービス【倍率】・(上限) | 付与ポイント数 | 上限がなければ 付与されたポイント数 |
|---|---|---|
| 基本ポイント【1倍】 (上限なし) |
7,000ポイント | 7,000ポイント |
| 楽天カード利用分【+1倍】 (上限なし) |
7,000ポイント | 7,000ポイント |
| 楽天市場での楽天カード特典【+1倍】 (上限5,000ポイント) |
5,000ポイント | 7,000ポイント (-2,000ポイント) |
| 楽天市場アプリ【+1倍】 (上限9,000ポイント) |
7,000ポイント | 7,000ポイント |
| 楽天モバイル【+2倍】 (上限5,000ポイント) |
5,000ポイント | 14,000ポイント (-9,000ポイント) |
| 合計 | 31,000ポイント | 42,000ポイント (-11,000ポイント) |
このように、楽天市場で楽天カードを使ったときの特典と楽天モバイル特典には、会員ランクを問わず5,000ポイントという上限があるために、高額なお買い物をするとその部分の特典ポイントがもったいないとも言えるのです。
31,000ポイントももらえればじゅうぶんと感じる方もいらっしゃるでしょうが、1ポイントたりとも取り損ねたくないという方は、楽天市場では月に50万円までの利用にしておくことをオススメします。
とはいえ、楽天プレミアムカード・楽天ブラックカード・楽天ビジネスカード利用なら、15,000ポイントまで上限が広がります。ただし、これらのカードはプレミアムが10,800円、ブラックなら32,400円、ビジネスカードはプレミアムとのセットが条件で+2,160円という年会費がかかります。
付与ポイント数の上限やお買い物の金額および頻度、その他のカード特典なども合わせて考慮し、ご自分に合ったカードをお選びください。
特典ポイントはすべて期間限定ポイント!
ここまでご紹介してきた特典でもらえる倍付け分のポイントは、期間限定ポイントです。通常のポイントよりも有効期限が短いことに注意が必要です。
楽天SPUの各特典でもらえるポイントの有効期限は、どれも付与された日の翌月末日 23:59までとなっています。
付与されるタイミングは該当月の15日頃なので、45日間程度で使い切らないと失効してしまうというわけですね。
せっかくもらえたポイントですから、何とかして上手く使い切れるよう、購入したいものや利用したいサービスの目星をつけておきましょう。
貯める&使えるポイントに上限あり!高額なショッピング時は要注意!?
今回は、使う・貯めるそれぞれの、楽天スーパーポイントの上限についてお話しました。使うときの上限は、1回3万ポイント、月間10万ポイント(ダイヤモンド会員は50万ポイント)というシンプルな設定です。
一方、貯めるときの上限は、会員ランクやクレジットカードの種類、利用できる特典などによって異なってくるため、正確に把握するのはかなり大変です。
とはいえ、イベントなどがない平常時かつ一般の楽天カード決済なら、月々50万円までのお買い物にとどめておけば損をすることはありません。
特典ポイントの有効期限も頭に入れつつ、上限を意識してお買い物をすることで、ますますお得に楽天スーパーポイントを使いこなすことができますよ。







