海外クレジットカード事情
アフリカ旅行にクレジットカードは必携!トラブルにも役立つ活用術

海外旅行にはクレジットカード持参が常識です。でも旅行先がアフリカの場合はどうなのでしょうか?「日本で使っているカードで十分」なんて思っている方、それでは旅先で困るかもしれませんよ。

持って行ったカードが現地では使えないことだってありますし、カードの機能を知らなければイザという時に役に立ちません。

そこでこれから最新のアフリカのクレジットカード事情と、現地で役に立つカード利用方法をご紹介します。旅先のトラブルサポートにも、ぜひクレジットカードをお役立てください。

アフリカのクレジットカード事情!現金とカードを使い分けよう

まずはアフリカのカード事情をご紹介しましょう。でもアフリカ大陸にはなんせ50ヵ国以上もあるので、クレジットカード事情も一律にこうと言い切ることはできません。

そこで必要に応じて、国別・地域別にご説明していきたいと思います。

アフリカではスマホ決済が普及!アリペイも使える

アフリカのカード事情は地域によって異なります。例えば南アフリカ共和国など南部アフリカではクレジットカードが普及しており、日本よりもキャッシュレス化が進んでいます。

近年はそれに加えてスマホ決済も大人気です。アフリカのZapper(ザッパー)は、中国の支付宝(Alipayアリペイ)ベースのスマートフォン決済です。これは日本のPayPay(ペイペイ)と同じQRコード方式です。

アリペイとザッパーロゴ

現在アフリカの各地域にはこれだけのZapper利用者がいるというんですから、現地のキャッシュレス化は結構進んでいますね。

アフリカの地域 主な国々 Zapper利用者数
東アフリカ ケニア、ウガンダ、ルワンダ等 2億人
西アフリカ ガーナ、ニジェール、ギニア等 1億人
中部アフリカ アンゴラ、コンゴ、カメルーン等 3千万人
南部アフリカ 南アフリカ、ナミビア、ボツワナ等 1千万人

アフリカではZapper社との提携で中国の支付宝(アリペイ)の普及も進んでおり、中国人観光客向けに支付宝加盟店が増えています。

クレジットカードと現金の使い分けがベスト

しかしZapper(ザッパー)はアフリカ国民の、そして支付宝(アリペイ)は中国人観光客向けの決済方法ですから、いずれにしても日本人旅行者は使うことはできません。

日本人がアフリカ旅行で使う決済方法は、現金もしくはクレジットカードです。そして経験者は誰もが、アフリカ旅行には現金がないとかなり不便だと言います。

しかし多額の現金を持ち歩くのはアフリカでは危険なこと。アフリカ旅行中は、クレジットカードと現金を必要に応じて使い分けるのがベストです。

電子ビザはカード払い、アライバルビザはドル払い

アフリカ旅行ではビザ(査証)の取得にもやはり現金が必要です。アフリカにはビザの必要な国とそうでない国があり、セーシェルなどは最長1ヶ月間ならビザなしで滞在可能ですが、ケニヤやウガンダはビザがないと入国できません。

アフリカのビザ取得方法は以下の3パターンです。

ビザ申請/発行 タイミング 支払い方法
各国大使館、領事館 出発前 日本円
オンライン 出発前 クレジットカード
イミグレーション 到着後 ドル

電子ビザや空港のイミグレーションで発行するアライバルビザには対応していない国も多く、その場合は事前に大使館や領事館でビザ申請するしかありません。

特にアライバルビザはドルしか受け付けていないのでご注意ください。この場合はクレジットカード・現地通貨・日本円を持っていても入国できません。

またアライバルビザは発行にも時間がかかるため、大使館ではビザはなるべく事前に取得するようアドバイスしています。

3国共通の東アフリカ観光ビザ(電子ビザ)はお得

事前取得できる上にクレジットカードで支払える点で、アフリカ旅行では電子ビザがおすすめです。中でもお得なのは3国共通の「東アフリカ観光ビザ」です。

【東アフリカ観光ビザ(East African Tourist Visa)】

  • ケニア・ウガンダ・ルワンダの共通ビザ
  • 90日間有効
  • 料金は100ドル(個別に取得するよりも割安)

東アフリカ観光ビザなら90日間は3国間を何度でも行き来できる上、料金も割安です。もちろんオンライン発行・カード決済にも対応していますよ。

アフリカにはチップの習慣がある

パッケージツアーではビザ料金も含め事前に支払いを済ませてしまうため、アフリカ旅行中に大きなお金を使う機会はあまりないかもしれません。

現金が必要なのは、カードが使えない店舗での買い物とチップを渡す時だけです。一般的に送迎ドライバーは1~2ドル分、ホテルのベッドメーキングやポーターには1ドル分、レストランでは料金の10%程度が目安です。

ガイドに支払うチップの金額は国によって異なるため、旅行会社が提示する目安に従ってください。

アフリカ旅行ではクレジットカードの他にもドルが重要

アフリカ旅行にはクレジットカードだけでなく、現金も重要だということが分かりました。では現金はどんな形で持って行くのがよいのでしょうか?

次に気になる両替方法と現地通貨の調達方法をご紹介します。

両替は日本で円→ドルが基本

アフリカには多くの国があり、それぞれ通貨単位が異なります。以下はその一例です。

国名 通貨単位 1通貨単位の価値
(2019.1.10レート)
ケニア ケニアシリング(KES) 1.06円
ルワンダ ルワンダフラン(RWF) 0.12円
ウガンダ ウガンダシリング(UGX) 0.03円
エジプト エジプトポンド(EGP) 6.03円
南アフリカ ランド(ZAR) 7.80円
セーシェル セーシェルルピー(SCR) 7.91円
マダガスカル アリアリ(MGA) 0.03円
モーリシャス モーリシャスルピー(MUR) 3.16円
モロッコ ディルハム(MAD) 11.44円

先ほどご説明した「東アフリカ観光ビザ」で入国できる3国についても、それぞれの通貨単位やレートはバラバラですね。

円→ドル→現地通貨の順番に両替する

でもアフリカで数ヶ国以上を訪れる予定の方も、旅行前に全ての種類の通貨を揃える必要はありません。

例えば「東アフリカ観光ビザ」で3国を訪れる場合は、まず日本で円をドルに両替して、それぞれの旅先で現地通貨に両替するのが一般的だからです。

両替場所 両替
日本 日本円 → ドル(USD)
ケニア ドル → ケニアシリング(KES)
ルワンダ ドル → ルワンダフラン(RWF)
ウガンダ ドル → ウガンダシリング(UGX)

ドルで持っていく理由は、日本円だとアフリカの通貨に両替しにくいしレートも悪いからです。

しかしドルでも現地通貨でも、治安の悪いアフリカで多額の現金を持ち歩くことは出来れば避けたいもの。そこでおすすめしたいのがキャッシングです。

クレジットカードには海外キャッシング機能があるので、必要に応じてアフリカのATMで現地通貨を入手できます。またATMの種類によってはドルの調達も可能です。

グローバルATMで現地通貨を引き出せる

でもどの国でもスムーズにキャッシングできるとは限りません。南アフリカやケニアの都市部では、国際キャッシングに対応するグローバルATMがすぐに見つかりますが、そうではない地域も多いからです。

また使用するクレジットカードのブランドにも注意が必要です。そのATMがグローバルキャッシングに対応しているかどうかは、以下のロゴマークを目印にしてください。

VISAロゴ

Mastercardロゴ

VISAはPlus、MastercardとJCBブランドのクレジットカードはCirrusのロゴマークのあるATMで原則キャッシングが可能です。

ATMトラブルの対応策にも複数のカードが必要

またアフリカでATMを使用する際には以下の点にも注意が必要です。

ATM利用の注意点 説明
スキミング ・カード情報を盗まれる
盗難、強盗 ・現金やカードを盗まれる
その他トラブル ・エラーが出る
・カードが排出されない

アフリカではスキミングやATM操作中の盗難が数多く報告されているので、なるべく監視の目が行き届いた安全なATMをご利用ください。

またカードが出てこない・エラーが出るなどATMのトラブルも多く、しかも日本のようにスムーズに復旧できるとは限りません。

予期せぬトラブルにも対処できるよう、アフリカ旅行には必ずブランドの異なる複数のクレジットカードをご持参ください。

VISAの次にMastercardが使いやすい

アフリカで最も使いやすいのはVISAで、その次がMastercardです。国よっても差がありますが、アフリカ全般での使いやすさをまとめれば以下のようになるでしょう。

国際ブランド

◎ VISA
○ Mastercard
△ JCB(Cirrus対応のATMは原則利用可)
× American Express
× DinersClub

×をつけたブランドも100%使えない訳ではありませんが、利用先が少ないのでアフリカ旅行には向かないのです。

アフリカには「JCBたびらば」優待店もなく、カイロのJCBプラザも2018年3月末で閉鎖したため、アフリカ旅行においてJCBブランドのカードには利点がありません。

JCB加盟店や対応ATMがアフリカでも拡大中

しかしJCBは観光客の多いエジプト、モロッコ、ケニア、南アフリカなど33ヶ国を中心に加盟店や対応ATMを増やしており、以前よりも利便性は増しています。

またJCBブランドのカードはCirrus対応のATMでキャッシングも可能ですので、サブカードとして役に立ちます。

旅行保険や空港ラウンジなどカード特典が役立つ

どのクレジットカードにも、海外旅行に持っていけば何らかの利用価値があります。あなたがお持ちのカードにも、以下のようなアフリカ旅行に役立つ特典がついているかどうか、ぜひ一度調べてみてください。

【クレジットカードの特典(例)】

  • 海外旅行傷害保険:治療費などを補償
  • 航空機遅延補償:延着時やロストバゲージに対応
  • ショッピング保険:購入品の盗難や破損を補償
  • 空港ラウンジ:国内や海外の空港ラウンジを無料で使える
  • 空港関連サービス:空港宅配やポーター等が割安もしくは無料になる

クレジットカードには、決済手段やキャッシング以外にも海外旅行に役立つ様々な機能が付帯しています。

アフリカ旅行に最適なクレジットカードをご紹介します

ではここで、アフリカ旅行に役立つクレジットカードをご紹介しましょう。アフリカではクレジットカードは単なる決済手段としてだけでなく、旅先のトラブルの際にも役立つ存在です。

そこで付帯保険にも注目して厳選しましたので、カード保険の強化にぜひご利用ください。

三井住友VISAクラシックカードAの保険は自動付帯

「三井住友VISAクラシックカードA」は「三井住友VISAクラシックカード」と紛らわしいのですが、アフリカ旅行には旅行保険が自動付帯になる「A」がおすすめです。

治療費用は最高100万円補償なのでアフリカ旅行には不十分ですが、この保険は条件のない自動付帯ですから、他カードの付帯保険との合算がしやすいのです。

またキャッシュレス診療に対応しており、アフリカでは病院紹介から清算まで保険会社に全てお任せできる点も評価できます。年会費はちょっと割高ですが、簡単な条件を満たせば2年目以降も無料になりますよ。

三井住友VISAクラシックカード

カード名称 三井住友VISAクラシックカードA
年会費 1,500円(税別)
初年度無料、免除条件あり
スペック ・VISA / MasterCard(デュアルスタイルOK)
・海外旅行傷害保険 最高2,500万円
・キャッシュレス診療にも対応
・国内旅行傷害保険 最高2,000万円
・ショッピング補償つき

エポスカードは補償額強化に最適

エポスカードもアフリカ旅行のサブカードにはピッタリです。アフリカでは最も使いやすいVISAブランドですし、海外旅行傷害保険が自動付帯で、しかも補償額がとても高いのです。

疾病治療費用が最高270万円、障害治療費用が最高200万円と、年会費無料とは思えない充実ぶりですよね。今お持ちのクレジットカードの付帯保険と合算すれば、アフリカ旅行には十分な補償内容になるでしょう。

最短即日発行も可能ですので、お急ぎの方にもおすすめです。

エポスカード

カード名称 エポスカード
年会費 無料
スペック ・VISA
・最短即日発行
・海外旅行傷害保険(条件なし)
・キャッシュレス診療対応
・国内10,000店舗の優待店
・エポスVISAプリペイドカード無料発行可能

アフリカ旅行中のトラブルもクレジットカードがあれば安心

アフリカ旅行中は、日本では考えられないようなトラブルが発生する可能性があることがわかりました。心配しすぎはよくありませんが、やはり最低限の心構えは必要ですよね。

実はクレジットカードの会員は様々なサポート機能が使えます。これを知っていると知らないとでは大違い。旅先でトラブルに巻き込まれた時の対応がかなり違ってきます。

クレジットカードは利用停止にできる

例えばアフリカ旅行中にクレジットカードが盗まれても、対処法を知っていれば慌てなくても大丈夫。クレジットカードはあなたがどこにいても、電話一本で使用を即座にストップできるからです。

万が一不正使用されたとしても、カードには盗難紛失保険がついているので原則あなたに請求が来る心配もありません。

ATMにクレジットカードが吸い込まれたきり出てこなくなっても、カード会社に連絡してカードを止めればとりあえずは一安心なのです。現金の紛失盗難時ではこうは行きませんから、クレジットカードってつくづく安全な決済方法ですよね。

盗難や紛失時にもサブカードがあれば安心

ただし緊急カードの発行やトラブル解決にはある程度時間がかかるため、1枚きりしかクレジットカードを持っていないと、暫くの間カードなしで過ごさねばなりません。

でも予備のサブカードを持っていればこれも全く問題なしです。アフリカ旅行に2?3枚のクレジットカードを持参すれば、アフリカ旅行先で以下のようなトラブルに遭遇しても、きっと落ち着いて解決できるでしょう。

トラブル 解決法
クレジットカードの盗難 ・カード会社に連絡する
・警察に届け出る
クレジットカードがATMから出てこない ・現地の銀行に連絡する
・カード会社に連絡する
(必要に応じて)

カード本体が手元にない場合の事も考えて、カード会社の緊急連絡先は必ずどこかに記録しておいてくださいね。

カード付帯保険で旅行中のトラブルにも補償がつく

これ以外にも、クレジットカードがあればアフリカ旅行中の以下のようなトラブルに対しても補償を受けることが可能です。

トラブル 補償
・飛行機の遅延
・ロストバゲージ
航空機遅延費用
購入品の盗難や破損 ショッピング補償
病気、怪我 海外旅行傷害保険
(治療費用、救援者費用)
持ち物の盗難や破損 海外旅行傷害保険
(携行品損害)
損害賠償責任を負った 海外旅行傷害保険
(損害賠償)

特に病気やケガした時には、海外旅行傷害保険の補償がとても役に立ちます。緊急時にはカード会社の海外デスクや保険会社に連絡を入れて指示を仰げるので、トラブルに遭遇してパニックになるという事態も防げますし、現地でかかった治療費も保険金で賄われるからです。

カード付帯保険の補償額は不十分なことが多い

航空機遅延費用やショッピング補償がつくカードは限られていますが、海外旅行傷害保険なら基本的にどのクレジットカードにも付帯しています。

問題はその補償額が必ずしも十分ではないことです。例えば南アフリカでのある事例によると、怪我の入院治療と医療搬送の合計でおよそ300万円相当の保険金が支払われています。

このように高額な費用が発生すると、1枚のカード付帯保険では到底まかないきれません。

2枚以上のカード付帯保険は合算・強化できる

でも2枚以上クレジットカードを持っていれば、以下のように付帯保険の補償額を合算・強化することが可能です。

【2枚以上のカード付帯保険の強化】

  • 死亡後遺障害:高い方の金額
  • その他の補償:合算後の金額
  • 合算の条件:保険が有効であること

これなら年会費無料カードを何枚か持っていれば、アフリカ旅行にも十分な補償を受けることができるでしょう。

条件を満たさないと有効にならない付帯保険に注意

ただし「付帯保険の利用条件」にはご注意くださいね。クレジットカードの種類によっては、一定の条件を満たさない限り保険が有効にならない場合があるからです。

その保険が有効かどうかは、付帯保険の利用規約を見ればわかります。もしも「当該カードで旅行費用を支払った時に限って」といった但し書きが添えられていればこれが利用条件で、その保険はこの条件を満たさない限り発動しません。

アフリカ旅行には2枚以上のクレジットカードをご持参ください

アフリカは意外とキャッシュレス化が進んでいますが、国によっては現金の方が使いやすい場合もあります。しかし多額のドルを持ち歩くのは危険ですので、キャッシングも含めなるべくクレジットカードをご使用ください。

ATMトラブルや盗難の心配も多いので、VISAとMastercardを含めた2~3枚持ちがおすすめです。

病気や怪我で治療を受ける時のことを考えても、アフリカ旅行には保険つきのクレジットカードを最低でも2枚は持った方がいいでしょう。

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