クレジットカード基礎知識
障害者でもクレジットカードは作れる?条件や注意ポイント

障害者でもクレジットカードを作れるのだろうか?そんな疑問をお持ちで、申し込みするかどうか、迷っていませんか?

審査に落ちたら嫌だし、でもクレジットカードがあったら便利だから、できれば作りたい。そんな思いをお持ちの方へ、障害者でもクレジットカードは作れます。

では、申し込みにあたって、何に気をつければいいのか、審査を通過するポイントなどについてまとめました。これから申し込んでみようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

大丈夫!障害者でもクレジットカードは作れます

まず確認して欲しいのは、作りたいと思っているクレジットカードの申し込み要件です。申し込み要件に、「障害者を除く」などと書かれているクレジットカードはまずないと思います。

クレジットカードを作るにあたり、カード会社が重視するのは「返済がきちんとできるのかどうか」ですから、障害者かそうでないかは問題ではないのです。

つまり、障害者であっても収入があり、無理なく返済ができるであろうと考えられるなら、カード会社の審査には通るでしょう。

大事なのは「安定した収入」

これは、障害者の方に限る話ではありません。カード会社としては、貸したお金がきちんと返済されなければ困りますので、返済できるだけの収入を得ているのか、という点が最も大事なのです。

ですから、アルバイトでも年金でも、定期的に収入を得ている人であれば、クレジットカードを作ることは可能です。

仕事をして得られる収入と年金とは合算して申告すれば良いので、「安定した収入である」といえるでしょう。

障害者であっても、仕事をしている人はたくさんいます。体が不自由で車椅子の生活だったとしても、自宅でプログラマーとして仕事をしているとか、障害者枠で採用されて会社員として働いている人などは、障害を持たない人と何ら変わらない収入を得ていると思います。

その場合は、全く問題なく、クレジットカードを作れるでしょう。

「申し込み要件」をクリアすることも大事

クレジットカードの申し込みには、収入以外にも、年齢などの要件があります。その要件をすべてクリアしていなければ、当然ですが審査を通過することは難しいです。

年齢は、「18歳以上」「20歳以上」など、カード会社やカードのランクによっても違います。20歳以上となっているのに19歳の人が申し込んでも、審査は通過できません。

また、未成年の場合には、親権者の同意が必要です。家族の同意が得られなければ、収入があったとしてもカードを作ることはできないので、注意しましょう。

障害者であることは申し出る必要はない

クレジットカードの申し込み欄に、障害者であるかどうかを確認する欄はないと思います。

それは、カードを作るにあたって、障害者かどうかは関係ないからです。

ですから、あえて障害者であるとか、どんな障害を持っているかなど、わざわざ申し出る必要はありません。

職業で「年金受給者」を選んだ時に、60歳未満ですと、電話確認が入る場合がありますが、正直に答えれば良いだけで、障害者という理由で審査を通過できないことはないので安心してください。

そうか、クレジットカード会社にとっては、返済できるかどうかが最も重要なポイントなのよね!
そうなんだ、だからクレジットカードが作れるかどうかは、障害があるかどうかとは全く関係がないよ。収入があるということがわかれば、障害者でもカードが作れるから安心してほしい!

障害者でクレジットカードを作れない場合もある

基本的には、障害者という理由だけでクレジットカードが作れないということはありません。

ただし、「成年後見制度」を利用している場合には、契約という法律行為ができないため、クレジットカードを作ることができません。

成年後見制度とクレジットカード

  • 知的障害
  • 精神障害
  • 認知症

などがあり、財産の管理や契約行為が自らの判断で行うことができないとされる場合、不当な契約等からその人を守るために、家族などが成年後見人となり、本人の代わりに法律行為などを行います。これが成年後見制度です。

成年後見制度を利用している場合、自分で財産を管理する能力が足りないと判断されますので、クレジットカードの契約ができません。

その他にも障害者を守る制度がある

また、一定の行為について、保佐人の同意を必要とする「保佐制度」というものもあります。

こちらは、日常生活において買い物などをするのは問題ないのですが、お金を借りるなどの法律行為には、保佐人の同意が必要です。

保佐制度を利用している人も、クレジットカードの申し込みはやめておいた方が良いでしょう。後見制度と同様に、審査に通ることは難しいです。

もう一つ、「補助制度」というものがあります。こちらは、軽度の精神障害等で、判断能力がやや不十分な人を守るための制度で、家庭裁判所の審判によって、補助人に同意見や取消権等を与えるものです。

後見制度や保佐制度と比べると、本人ができる行為の幅は広がるものの、クレジットカードの使用が適しているかというと、難しい面があるでしょう。

障害の程度によっては、財産管理能力がないと判断されてしまうので、その場合にはクレジットカードは作れない。ただそれは、障害者本人を守るためでもあるから、カードが作れないのも致し方ないよね。

作りやすいクレジットカードはある?

障害といっても、精神障害から身体障害、または病気による人工透析や心臓ペースメーカーなど、様々です。

しかし、クレジットカードの申し込みにあたっては、障害の種類は関係なく、最初に説明した通り、どのくらい収入があるのかという点です。

年間の収入が、年金と合わせて100万円以上あるなら、十分審査に通るでしょう。クレジットカードにもランクがいろいろありますので、審査のハードルが低いクレジットカードを選べば問題ありません。

作りやすいクレジットカード

ここで、作りやすいクレジットカードを厳選してご紹介していきます。年会費が無料でスペックが高いおすすめのクレジットカードをご紹介していきます。

年会費無料で間口が広いVIASOカード

VIASOカードは年会費が無料の上に、審査の間口が広い為、作りやすいカードとしておすすめの1枚です。

年会費が無料にも関わらず海外旅行保険など保険が付帯してる点も大きなメリットで、スペックも高いです。

携帯電話料金やETC料金は常にポイント2倍と高還元ですし、貯まったポイントは自動でキャッシュバックしてくれますから、ポイント交換手続きが不要な点も大きなメリットですね。

また、最短翌営業日に発行可能とカード発行のスピードも早いですよ。

マスターカードの優待も利用できますし、年会費無料のハイスペックカードをお探しの方にもおすすめの1枚です。

VIASO(ビアソ)カード

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誕生月はポイント3倍!ライフカード

ライフカードも作りやすいクレジットカードとしておすすめの1枚です。このカードは親会社が消費者金融アイフルですので、消費者金融系のクレジットカードとなり、業種別の中で作りやすい1枚と言えます。

還元率も高く誕生月はポイント3倍(還元率1.5%)、入会1年間はポイント1.5倍(還元率0.75%)、次年度以降も利用金額に応じてポイント倍率が変わります。

このカードは優待が大変豊富なクレジットカードで、カードを提示するだけで該当ホテルの宿泊代が10%OFFになったり、レジャー施設などを優待価格で楽しめるなど、この優待だけでも持っておく価値がある1枚と言えるでしょう。

ライフカード

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カードの詳細へ

家族カードもおすすめ

無職で収入がゼロという状態ですと、申し込んでも難しい場合があります。

それは、障害の有無とは関係なく、あくまでも返済という観点から考えた結果です。カード会社としては貸し倒れを防ぎたいので、収入のない人にカードは貸してくれません。

そのような時は、自分名義のカードではなく、家族カードを作るという選択肢を考えた方が良いでしょう。

家族カードの審査は、本会員の収入やクレジットヒストリーに対して行われますので、本会員が問題なく返済をしていれば、家族カードは簡単に作れるでしょう。

口コミなどを見ると、障害者でカードを作れなかったという声も聞くね。審査方法は開示されていないあから、何が原因だったのかはわからないけど、不安な人は家族カードも検討してみよう。

障害者がクレジットカードを申し込む時に注意するポイント

障害者の方がクレジットカードを申し込む時に、収入はどう書いたらいいんだろう、障害の有無は書いた方がいいのかな?など不安に思うこともあると思います。

先ほどもお話ししましたが、障害者であることは申し出る必要はありませんので、以下の点に注意して申し込んでみてください。

年金受給者であるとして申し込む

仕事はしているけれども、アルバイトでそれほど収入が多くない場合、審査に通るか不安ですよね。そんな時は、職業欄を「年金受給者」としておくと安心です。

もし仕事をしていなくても、「無職」にしてしまうと審査に通りにくくなるので、注意してください。

年金は毎月必ず入る立派な収入ですから、年金受給者であるということは安定した収入を得ていると判断されるでしょう。

固定電話の番号を記入する

電話番号の記入欄に、自分の携帯の番号を書いてしまう人も多いのですが、もし固定電話があるなら、そちらを書いておいた方が審査には通りやすいです。

カード会社は、万が一滞納があった時に、確実に連絡をつけたいわけです。

また、オンラインでカードを申し込んだ場合などは、申し込みの確認のために電話がかかってくることがありますが、その時に確実に連絡がつく電話番号であることが大事です。

電話番号を書く時は、固定電話の番号を記入し、さらに日中の連絡先として携帯の番号も書いておくと安心です。

電話対応ができることも大事

カード会社から申し込みの確認電話が来た時に、きちんとした受け答えができることも大切です。

もしこの時に、きちんとコミュニケーションが取れないと、クレジットカードを貸与するのは難しいと判断されてしまう可能性があります。

本人が電話に出て、しっかり答えられるように、心の準備をしておきましょう。

キャッシング枠をつけない

これはクレジットカードを申し込む時の基本なのですが、確実に審査を通りたい時には、キャッシング枠を希望するのはやめましょう。

キャッシング枠は、借金の枠であり、総量規制という法令の元、収入の1/3までという決まりがあります。ショッピング枠とはまた審査が違いますので、審査のハードルが上がってしまいます。

最初から借金の枠を申し込まず、0円で設定しておくことで、審査は通過しやすくなります。もしどうしても必要になったら、後からキャッシング枠をつけてもらうよう申し込むことは可能なので、最初はやめておきましょう。

障害者でも諦めないで!クレジットカードに申し込んでみよう

障害者だからクレジットカードは作れないのでは?と諦めていた人もいると思います。でも、障害の有無とクレジットカードの審査は関係ありません。

大事なのは、今安定した収入があるかどうかです。その収入には、障害年金も含まれますから、年金と仕事で得ている報酬を合わせて、申し込んでみましょう。

また、カード会社から確認の電話が来た時に、しっかり受け答えができることは大事なので、その点だけ覚えておいてください。

流通系のカードなど、収入が多くなくても作りやすいカードはあります。審査が通るかどうか心配な方は、そのような審査のハードルが低いカードに申し込んでみましょう。

いずれにしても、障害者だから申し込めないというカードはありませんので、安心して申し込んでください。

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