クレジットカードお役立ち情報
インヴァストカードポイントで投資!始め方と運用方法の注意
投稿日時:2019.09.18
クレジットカードを使ってお買い物をしたときに溜まったポイントを使って投資ができるサービスをご存知ですか?インヴァストカードは溜まったポイントを投資して運用できるサービスです。
投資というと、素人にはハードルが高いですよね。損をするのも怖いし、運用の仕方もわからない。そんな風に迷っている方は実に多いと思います。
しかしインヴァストカードなら元手がなくても気軽に始められて、難しい運用も全てお任せできるのです。
投資を始めてみたいけどそんなお金はないし、知識もまだ足りないからと二の足を踏んでいる方は、インヴァストカードを使ってポイント投資を始めてみませんか?
インヴァストカードとはポイント積立投資専用のクレジットカード
インヴァストカードは貯まったポイントを使って投資を行います。株式会社ジャックスと提携しているカードで、積立投資をするために作られたカード。
ポイントを使うので、気軽に投資にチャレンジできるサービスなのです。
元手なしで貯まったポイントを投資に活用できる
インヴァストカードを使ってお買い物をすると、他のクレジットカードと同じようにポイントが貯まっていきます。
通常はそのポイントで商品や他社のポイントに変換をしますが、インヴァストカードのポイントは現金に変換され、そのまま投資に回せるのです。
直接現金を使って株などを買い付けるのではなく、貯まったポイントを使うので、全く元手が必要ないのです。
運用したポイントはもちろん現金化できますので、買い物でポイントを作り、運用して増やして現金を増やす、ということが可能なのです。
全部お任せで運用してくれる
素人が投資信託などに手を出しにくいのは、どんな銘柄がいいのか、どこに投資をしたら良いのか、判断ができないからではないでしょうか。
勉強してもよくわからずに挫折してしまったという人も多いでしょう。
インヴァストカードなら、「マネーハッチ」というサービスで全て自動的に運用してくれるのです。
全て専門家にお任せしながら投資ができてしまうのです。
外貨に換えずに海外株に投資ができる
一般的に外国の投資信託を利用する場合は外貨建てのものが多いため、日本円を外貨に換えて購入しなくてはならない場合があります。
インヴァストカードのポイント投資は海外ETFもあるのですが、外貨に変換することなく日本円のまま投資ができるのです。
為替の手続きも不要で手軽にできるというのも魅力の一つです。
現金の積み立ても可能
そうはいっても、買い物のポイントなんてそんなにたくさん貯まらないし、貯まるまで待っているのも面倒だと思う人がいるでしょう。
インヴァストカードのポイント投資は、現金も併用できるのです。
確かに、何年もクレジットカードを使っていればそれなりにポイントも貯まりますが、使い始めのうちは投資するほどのポイントになりませんよね。
その場合は、毎月1万円から積み立てることも可能です。最初のうちは現金も一緒に積み立てて、ポイントが貯まってきたらポイントのみにするという方法もおすすめです。
現金を引き落として積み立てる際の手数料は無料なので、これも嬉しいですね。
ポイント還元率が高い
ポイントを使って投資をしましょう!といっているだけあって、インヴァストカードはポイント還元率の高いクレジットカードです。
通常、クレジットカードのポイント還元率は0.5%程度ですが、インヴァストカードは1%。
しかも、月間利用額に対し100円ごとに1ポイントつくので端数の切り捨てが少なく、無駄なく貯められるのも大きなメリットです。
銀行が破綻してもお金が戻ってくる
金融商品を購入するときに一番心配なのは、金融機関の破綻ではないでしょうか。ポイントとはいえ預けていた資金が全て無駄になってしまうのは困ります。でも大丈夫。
マネーハッチに預けてある資金はインヴァスト証券が100%信託保全しています。
これは、預金を公的に保護する制度とは違いますが、万が一に備えて分別保管し、資金を守る仕組みになっています。
トライオートETFとは?投資信託との違いを理解する
投資信託とは運用の専門家に資金を預けて運用してもらうことです。証券会社だけでなく銀行などでも取り扱いがあるのが投資信託です。
株式や債券など投資先の数も多いので、どこに投資をするかが専門家の腕の見せ所ですね。それに対してETFは投資先が上場企業に限られており、日経平均株価など特定の指数に連動させて運用するというのが特徴です。
投資信託の一つではありますが、
- 投資先が上場しているか
- 運用方法
- 手数料が少ない
という違いがあります。インヴァストカードポイント投資は「トライオートETF」という仕組みで、自動的にETFを売買しながら資金を運用するという方法を取っています。
パッシブ運用とは
投資信託には主にパッシブ運用とアクティブ運用という方法があります。アクティブ運用とは目標とする指標(例えば日経平均株価)を上回る運用を目指しているため、頻繁に売り買いをしていくことになります。
その分手数料もかさみますが、高いリターンを期待できる方法でもあります。
それに対してパッシブ運用とは、指標に連動して運用する方法です。インヴァストカードポイント投資はパッシブ運用です。
インデックス運用とも呼ばれることがありますが、運用が機械的になる分手数料が少ないというメリットがあります。
つまり、インヴァストカードポイント投資は、目標とする指標に連動する形のETFを自動的に売買する仕組み、ということです。
ですからカードの保有者は、難しいことを考えることなく自動的に資金を運用できるというわけです。
インヴァストカードには一般とゴールドの2種類がある
さてここで、インヴァストカードの種類についてご紹介をしましょう。現在、一般カードとゴールドカードの2種類があります。
どちらのカードもスペックの高いカードと同じ素材を使っているというのが人気で、側面までブラックという点が他のカードにはない特徴です。
インヴァストカード(一般)
一般カードの年会費は初年度無料です。翌年度以降は1,250円(税抜き)ですが、1回でもカードを使っていれば無料になりますので、実質的にはずっと無料ですね。

カードのポイント還元率は1%ですが、JACCSモール経由なら1.5%以上です。
国内旅行の傷害保険は最高1,000万円(利用付帯)ですし、カードの盗難保険もついています。
インヴァストカード(ゴールド)
ゴールドカードになりますと、さらにポイントがアップ!こちらはもともと1.5%、200円で3ポイントつくようになっています。JACCSモール経由でのお買い物は2%以上になるのでさらにお得です。

また、国内・海外旅行ともに最高3000万円の傷害保険がついているので安心です。
インヴァストカードでポイント投資を始める方法
それではいよいよポイントで投資をするための準備を進めていきましょう。口座の作り方から投資の方法まで、簡単に流れを説明します。

インヴァスト証券の口座を用意する
まず、専用の口座がないと投資がスタートできませんので、先にインヴァスト証券の口座を開設します。申し込む前に本人確認書類を用意してください。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 外国人登録証明書
など、顔写真付きの公的な書類を用意します。顔写真がない場合には、
- 健康保険証
- 住民票の写し
- 年金手帳
- 印鑑登録証明書
のうち、2種類を用意します。
WEBから必要事項を入力し、本人確認書類の画像をアップロードします。アップロードできない場合には、
- メール添付
- 郵送
- ファックス
でもOKです。本人確認書類と入力内容を元に口座開設の審査が行われ、審査が完了するとログインIDとパスワードが記載されたものが簡易書留で送られてきます。
この情報を元にログインし、無事に口座の開設が完了します。この間はおよそ数日です。
インヴァストカードを申し込む
口座が開設できたら、インヴァストカードの申し込みに進みます。
ログインするとマネーハッチの画面が見られるようになりますので、そこからカードの発行を申し込みます。
カードの発行までは審査を含めて1〜2週間かかります。
IDが届いたら投資ができる!
口座を開設してIDが作られれば、実はその時点で投資は可能になります。
クレジットカードは口座開設後になりますし、カードが手元に届いてから買い物などをしてポイントを貯めていかなくてはなりませんが、すぐにでも投資を始めてみたい!と思う場合には、現金を入れて投資を始めることもできます。
投資先を選ぶ
投資先は、デフォルトでは「世界株ETF自動売買」に設定されていますが変更も可能です。
- リスク重視型(高利回り社債ETF自動売買など)
- バランス重視型(世界株ETF自動売買など)
- リターン重視型(日経225ETF自動売買、S&P500ETF自動売買など)
の3つのパターンから選べるようになっています。
実績を積んでいくとさらに多様な商品が選べる仕組みになっています。
最初の頃は少額から、バランス重視など安定したものから始めていくと良いでしょう。
インヴァストカードでポイント投資をするときの注意事項
ポイントを使って投資をするのでリスクはそれほどないように思われますが、注意しておいてほしい点もいくつかあります。
カードの即日発行はできない
口座を開設してからカードが手元に届くまでの期間を1〜2週間程度見込んでおく必要があります。
通常のクレジットカードのように即日発行はできませんのでご注意ください。
金利が発生する
口座の開設などに手数料はかからないですし、取引の手数料も無料です。しかし運用益に対しては金利が含まれます。
保有しているETFに対して0.9%の金利とLibor(ライボー)という金利がかかります。Liborとは各国の通貨を調達する際にかかる金利です。
それほど大きなものではありませんが、運用に関してはコストがかかるということを覚えておいてください。
確定申告をしないといけない
一般的に証券会社で口座を作るときには特定口座を作ることができます。運用益に対しては税金がかかるため確定申告をしなくてはなりませんが、証券会社が代わりに納税まで行ってくれるのが特定口座です。
しかしマネーハッチでは特定口座に対応しておりませんので、利益が出た場合には自分で確定申告をしなくてはなりません。
ただしサラリーマンの場合には、年間20万円までなら利益が出ても所得税の確定申告は不要です。
ポイントが貯まらないサービスもある
インヴァストカードはポイント還元率の高さが魅力のカードですが、
- カードの年会費
- nanacoとEdyのチャージ
- キャッシング
については、ポイントがつきません。
インヴァストカードを投資の感覚を磨くために使ってみてはいかが?
大きなリターンを狙うのではなく、まずは投資の感覚を磨いてみたい、投資の練習をしてみたいという人は、ポイントが貯まるまでコツコツとカードを使い、現金は一切なしで投資を始めることが可能です。
貯まったポイントを使うだけですからリスクはないですし、運用もお任せで楽チンですよね。
本格的な投資を始める前に、まずはトライしてみたいという人にはおすすめのサービスです。







