スマホ決済
PayPay(ペイペイ)を導入する手順と導入のメリット
投稿日時:2020.07.14
キャッシュレス決済の導入を検討している自営業者の方に、今回は話題のコード決済PayPay(ペイペイ)のメリットやその方法をご紹介していきたいと思います。
キャッシュレス決済の導入を検討しているのなら、できる限り早くPayPay(ペイペイ)を導入した方がいい理由や導入手順などをこれから詳しく解説していきます。
PayPay(ペイペイ)は手軽に始められる人気のコード決済

PayPay(ペイペイ)の利用者数は2020年6月29日現在、3,000万人を突破しました。日本人の約6人に1人の方が登録しているほど人気のコード決済です。
事業者がキャッシュレス決済を選ぶ際に一番のポイントとなるのはやはり利用者数ですから、PayPay(ペイペイ)はその点についてはまったく申し分ありません。
PayPay(ペイペイ)はAlipay(アリペイ)と同じコード決済
ではこのPayPayとは、一体どのような決済方法なのでしょうか?
PayPay(ペイペイ)はスマートフォンを使用するコード決済です。このタイプの決済方法はアジアで大流行しており、中国や韓国、台湾などでは屋台や露店でも皆んなスマホで清算しています。
最近日本のコンビニでも対応が始まったAlipay(アリペイ、支付宝)は、中国産のコード決済です。Alipayは世界最大級のオンライン決済プラットフォームで、中国人観光客でこれを使わない人は皆無と言われるほど普及率の高い決済手段です。
PayPayは訪日観光客のAlipayも使える
PayPay(ペイペイ)はこのAlipayとサービス連携しており、日本のPayPay提携店では中国人観光客もAlipayを使うことができます。

上の画像の右側に見えるのがPayPayのQRコードですが、コードの下に「支付宝」という漢字が見えるでしょう。これがAlipayのロゴマークです。
つまりPayPay(ペイペイ)を導入すれば、中国インバウンドにも対応できてしまう訳ですね。
レジではスマホ画面の金額を確認するだけ
PayPayの使用法はとても簡単です。お客さんがお店に掲示されたQRコードを自分のスマートフォンで読み取って金額を入力、レジで画面の金額をチェックすれば清算は完了です!

これなら日本語を話せない訪日観光客にも簡単に対応できるでしょう。
スマホとQRコードだけ!初期費用は0円
スマートフォン決済は低コストの決済方法として、中小店舗を中心に普及が広まっています。
そもそもQRコード方式のスマホ決済がアジアでこれほど普及したのは、スマホアプリとQRコードをプリントした紙一枚で導入できるからです。
PayPay(ペイペイ)はQRコードとバーコードの2種類に対応していますが、QRコード方式なら初期費用ゼロ円でスタートできますよ。
PayPayの決済手数料は2021年9月30日まで無料
後ほど詳しくご説明しますが、PayPay(ペイペイ)は決済手数料も2021年9月30日まではなんと完全無料!これは期間限定なので、少しでも早くPayPay(ペイペイ)を導入する方がお得です。

PayPay(ペイペイ)加盟店への申し込みは、下記公式サイトからできますよ。
PayPay(ペイペイ)導入の4つのメリット
PayPay(ペイペイ)をあなたのお店に導入すると、どのようないいことがあるのでしょうか?PayPay(ペイペイ)導入のメリットを4つにまとめました。
① 集客力が高い
第1のメリットは集客力の高さです。PayPay(ペイペイ)は消費者にとって魅力的なキャンペーンを次々に打ち出しています。
その結果、数あるQRコード決済の中でも知名度はNo.1!使う人の多い決済方法は、安定した集客には欠かせない要素です。
また、現金決済に比べてPayPay(ペイペイ)なら還元がある分お得ですし、PayPay導入によるお客様の囲い込み効果は抜群と言えるでしょう。
② 決済手数料が無料!初期費用もかからない
PayPay(ペイペイ)は導入費用のかからないキャッシュレス決済としてもおすすめです。何と言ってもQRコード方式なら初期費用ゼロ円ですから、これ以上リーズナブルなスマホ決済もないでしょう。
クレジットカードを導入する場合機器代金が発生しますが、PayPayなら初期費用が一切かかりません。
またPayPay(ペイペイ)には決済手数料がかからないという利点もあります。もしもクレジットカード払いを導入するとすれば、利用額に応じてカード会社に手数料を支払わねばなりません。
でもPayPayなら2021年9月30日まで手数料は一切不要!コストを抑えたい中小の店舗にとって、これは大変有難いことですよね。
・【無料期間】2021年9月30日までは完全無料
・【期間終了後】手数料の利率は未定
先ほどご紹介した通りPayPay(ペイペイ)は訪日観光客のAlipayにも対応していますが、2020年9月30日まではAlipayの決済手数料も無料です。
③ 入金サイクルも早い
PayPay(ペイペイ)は入金のサイクルがとても早い点においても魅力的です。
通常キャッシュレス決済を導入すると、入金サイクルも月に1~2回です。これでは資金繰りが厳しい時など負担に思うかもしれません。
ところが、PayPay(ペイペイ)なら入金のタイミングがなんと翌日(ジャパンネット銀行の場合)、その他の金融機関でも翌々営業日と入金サイクルが圧倒的に早い点も大きなメリットと言えるでしょう。
また銀行口座への入金手数料もジャパンネット銀行なら完全無料です。
| 銀行種類 | 入金手数料 | 入金タイミング |
|---|---|---|
| ジャパンネット銀行 | 無料 | 最短翌日 |
| その他金融機関 | 都度入金で105円 (月1回の入金なら無料) |
最短翌々営業日 |
④ QRコードを置くだけで操作も簡単
手軽に始められる点もPayPay(ペイペイ)の大きなメリットで、機器を入れたりするなどの手間もなく、QRコードを置くだけで始められます。
操作方法もとても簡単で、誰でもすぐに扱うことができるでしょう。
また、不正利用対策やセキュリティ対策も万全ですし、万一の際の補償制度もありますから安心して利用できます。
24時間365日電話で相談が可能な点も、安心して利用できるメリットの1つと言えるでしょう。
PayPay(ペイペイ)導入の手順
次にPayPay(ペイペイ)を実際にあなたのお店に導入する手順についてご説明します。PayPay(ペイペイ)加盟店の申し込み手順についてご紹介しておきますね。
PayPay(ペイペイ)加盟店の申し込みはWebで
まずは①PayPay(ペイペイ)加盟店に申し込む方法です。PayPay(ペイペイ)を導入するための手続きは意外と簡単で、公式サイトからいつでも申し込めますよ。最初の画面で入力するのは以下の項目だけです。
- メールアドレス
- 氏名
- 法人名、屋号名
- 携帯電話番号
次に登録したメアドに届くURL先で、必要書類の画像をアップロードしたり、法人番号を入力します。法人の方は登記簿謄本を、個人事業主の方は本人確認書類をご用意ください。
PayPay(ペイペイ)加盟店には以下の公式サイトから申し込み頂けます。
入金用口座はジャパンネット銀行がおすすめ
最後に入金に使う口座を登録しますが、PayPay(ペイペイ)には出金手数料がかからないジャパンネット銀行が都合が良いので、PayPayに申し込む前にこの銀行の口座を開設することをおすすめします。
全ての入力内容を確認して送信すると簡単な審査があって、問題がなければPayPay利用開始メールと店頭掲示用のPayPayコードキットが郵送で届きます。
キットには以下のものが同梱されており、ロゴマークやQRコードをすぐに店頭に掲示できるようになっています。
- 台紙ステッカー
- PayPayコードステッカー
- 店頭用ステッカー
- 自立式台紙
小規模店舗や個人事業主でもPayPay(ペイペイ)を導入している方はたくさんいらっしゃいますので、審査は決してハードルの高いものではありません。どなたも安心して申し込んでくださいね。
PayPay(ペイペイ)導入はお店の集客力を増強します
2019年7月18日にJCBが発表したキャッシュレス決済に関する調査結果では、2人に1人の方がキャッシュレス決済が利用できないと来店意欲が減少するとの回答が出ています。
キャッシュレス決済を導入していないだけで集客力が落ちてしまうのは、とてももったいない事です。
PayPay(ペイペイ)なら初期費用0円、今なら決済手数料も無料で手軽に始められますので、是非この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。








