楽天スーパーポイント
楽天キャッシュの使い方!街中でも使える便利な電子マネー
投稿日時:2018.11.29
楽天グループにはありとあらゆるサービスがありますが、中でも今回ご紹介するのは、楽天キャッシュというオンライン電子マネーです。
楽天市場や楽天トラベルなどオンラインの楽天サービスで利用できるのはもちろん、アプリを使えばローソンなど街中の加盟店でもお支払いが可能です。また、お友達などに送金してプレゼントすることもできます。
楽天サービスをよく利用する方なら、使いこなしておきたい楽天キャッシュ。どのようなものなのか、さっそく見ていきましょう。
楽天キャッシュとは!?オンラインでも街中でも利用できる電子マネー

はじめに、楽天キャッシュとはどのようなサービスなのか、その概要から見ていきましょう。
楽天キャッシュとはオンライン電子マネーのことで、楽天市場などのネットショッピングでの決済から、アプリの利用によって街中のお店にまで、使えるところが拡大中の便利なサービスです。
あらかじめチャージして支払いに使う以外にも、お友達に送ったり、逆に受け取ったり、換金して出金することも可能です。
楽天キャッシュには基本型とプレミアム型の2種がある
楽天キャッシュには以下の2つのタイプがあり、使えるサービスが異なります。
| タイプ | 利用可能なサービス |
|---|---|
| 基本型 | ・チャージする ・使う |
| プレミアム型 | ・チャージする ・使う ・送付する ・受け取る ・出金する |
ご覧のように、基本型はチャージと支払いというごくベーシックなサービスにとどまっており、プレミアム型ならばお友達と送りあったり出金したりという、楽天キャッシュのすべてのサービスを利用することが可能となります。
プレミアム型への移行は簡単&無料
初期設定は基本型になっていますので、送付や受取、出金のサービスも利用したい場合はプレミアム型に移行する必要があります。といっても、移行は以下の条件を満たせば、簡単に無料でできます。
- 楽天キャッシュ利用規約(プレミアム型)に同意する
- 楽天銀行に口座を開設する
- 楽天銀行の「楽天会員リンク登録」をする
基本型の状態で楽天キャッシュの「送付」、「受取」、「出金」をクリックして、楽天会員IDでログインすると、「プレミアム型へ移行する」というページが表示されますので、「規約に同意して次へ進む」をクリックします。
あとは、楽天銀行に口座開設とリンク登録をすれば、楽天キャッシュのすべてのサービスを利用できるようになります。楽天銀行に口座をお持ちでない方は、まず口座開設をしましょう。
楽天キャッシュの使い方!ポイントとの併用も可能!基本型ですぐできるチャージ&利用
前章では楽天キャッシュの概要をご紹介しましたが、ここからは「チャージする」「使う」「送金する」「受け取る」「出金する」の5つのサービスそれぞれについて、具体的な利用方法を見ていきましょう。
まずは、基本型のままで利用できる、チャージと支払いの方法からご紹介します。
クレジットカードで簡単にチャージ可能
楽天キャッシュを利用するには、まずチャージしなければなりません。チャージは、クレジットカードで購入して行うのが主な方法です。
楽天キャッシュを購入することができるクレジットカードと、それぞれのカードでチャージした場合の手数料は以下の通りです。
| クレジットカード | 手数料 |
|---|---|
| 楽天カード | 無料 |
| 楽天銀行デビットカード | 無料 |
| VISAまたはMasterCardのマークのあるクレジットカード | 3.0% |
これらのカードをお持ちの方は、そのカードを登録している楽天会員IDでログインします。
「楽天キャッシュを購入する」のページにて、チャージ額と決済方法を選択し、「チャージする」をクリックするだけでOKです。
ただし、1回および1か月につきチャージできる金額には、以下のような上限がありますので、ご注意ください。
| 項目 | 上限金額 |
|---|---|
| 1ヶ月のチャージ上限 | 10万円まで |
| 1回のチャージ上限 | 10万円まで |
| チャージ単位 | 1,000円以上100円単位 |
また、通常、楽天カードのクレジット決済で楽天スーパーポイントが貯まりますが、楽天カードで楽天キャッシュを購入した場合は、残念ながらポイントが付きませんのでご注意ください。
ラクマや楽天ペイアプリからもチャージできます
クレジットカードでのチャージ方法をご紹介しましたが、アプリを利用して楽天キャッシュにチャージすることも可能となっています。

ラクマを利用している方は、ラクマの売上金をそのままアプリで楽天キャッシュにチャージすることができます。ラクマからのチャージはリアルタイムで行われますので、すぐ使いたいときにも便利です。
また、楽天ペイアプリからもチャージが可能です。
後にご紹介するように、楽天市場や楽天トラベルなどネットで利用する場合は、オンライン決済を行うのですが、街中の加盟店で楽天キャッシュを使いたい場合は、アプリが必要となります。
したがって、今後、楽天キャッシュを利用していきたいという方には、楽天ペイアプリをダウンロードしておくことをオススメします。
楽天アフィリエイトの報酬を楽天キャッシュで受け取れる
さらに、楽天キャッシュの残高を増やす方法として、楽天アフィリエイトの報酬をキャッシュで受け取るというものもあります。

楽天アフィリエイトの報酬は楽天スーパーポイントで支払われるのが基本ですが、月々3,000ポイントを超えた分については、楽天キャッシュで支払われるのです。
楽天キャッシュを利用したい方は、同時に楽天アフィリエイトを始めてみるのも良いですね。
利用法は簡単!注文手続きの中で楽天キャッシュを選ぶだけ
では、チャージされた楽天キャッシュは、どう使えばよいのでしょうか?

楽天市場などオンラインサービスで使う場合は、いつものようにお買い物をして、注文確認時にポイント利用の「変更」をクリックします。

現金や楽天スーパーポイントとの併用も可能で、「楽天キャッシュから優先して使う」を選択すれば、利用上限内すべての楽天キャッシュを使い切ってから、残金をポイントで充当することができます。
逆に、「楽天スーパーポイントから優先して使う」を選択することもできます。ただし、楽天キャッシュには、以下のような利用上限があります。
| 利用期間 | 上限 |
|---|---|
| 1回 | 最高10万円 |
| 1ヶ月 | 「ポイント利用可能サービス」での利用額を 合算して100万円まで |
楽天キャッシュで一度に10万円以上のお買い物をしたい場合は、上限にご注意ください。
街中のお店で使うときはアプリでバーコードを表示
また、楽天キャッシュは、ローソンなどの街中の加盟店でも使えます。
ただし、先にもお伝えしたように、この場合は楽天ペイのアプリが必要です。楽天ペイアプリをダウンロードしたら、以下の手順で利用します。

楽天ペイアプリを開き、「タップしてバーコードを表示」を押して、バーコードを表示させます。

「すべてのポイント/キャッシュを使う」にチェックを入れます。

ポイントやキャッシュいずれかを優先させる設定が可能なので、「キャッシュ優先」を選択して「OK」をタップします。あとは、店員さんにバーコードを読み取ってもらえば楽天キャッシュでのお支払い完了です。
利用できるところはオンラインストアも実店舗にも多数
楽天キャッシュの利用方法をご紹介してきましたが、どこで使うことができるのでしょうか?以下に、楽天キャッシュで支払いができるショップやサービスをご紹介します。
| お店の形態 (決済方法) |
店名・サービス名 |
|---|---|
| ネットショップ (オンライン決済) |
・楽天市場 ・楽天トラベル ・楽天ペイ ・楽天ブックス・kobo ・楽天Energy ・楽天Kドリームス ・楽天toto ・楽天モバイル ・楽天デリバリー ・楽天GORA ・楽天銀行 ・楽天マート ・楽天マガジン ・RAXY ・楽天グローバルエクスプレス ・Jリーグ公式オンラインストア ・ラクマ ・無印良品 ・TOHO CINEMAS ・ドミノピザ ・Oisix 等 |
| 実店舗 (楽天ペイアプリ決済) |
・ローソン ・URBAN RESEARCH ・自遊空間 ・和民 等 |
このように、各種楽天サービスだけでなく、全国のローソンなど街中の楽天スーパーポイント加盟店の一部でも、楽天キャッシュ払いが可能となっています。繰り返しになりますが、実店舗で使う場合は楽天ペイアプリが必要となりますので、ご注意ください。
送金や換金などプレミアム型で利用できるサービスの使い方を確認
前章では、楽天キャッシュの基本的なサービスである、チャージと利用の方法についてご紹介しました。ここからは、プレミアム型のみで利用できるサービスである「送金する」「受け取る」「出金する」について、具体的にご紹介していきます。
利用したい方は、上記のような手続きを経て、プレミアム型への移行を済ませておいてくださいね!
キャッシュをプレゼントできる!双方に54円の手数料が必要
まず、お友達などにキャッシュをプレゼントできる、送付サービスの方法から見ていきましょう。
楽天キャッシュに楽天会員IDでログインし、「送付する」をクリックします。「送付額」、「相手のメールアドレス」、「受取るための確認項目と回答」、「メッセージ」、「送付元氏名」、「手数料負担」を入力し、「確定する」ボタンをクリックします。
送付には、送る側も受け取る側もそれぞれ、54円(税込み)の手数料がかかります。
ただし、送付するときに手数料負担の項目で「送付元負担」を選択すれば、相手に手数料の負担をかけずにキャッシュをプレゼントすることができます。
また、楽天キャッシュの送付には、以下のような上限や単位設定がありますのでご注意ください。
| 項目 | 上限金額・単位 |
|---|---|
| 1ヶ月の送付 | 100万円まで |
| 1回の送付 | 10万円まで |
| 送付単位 | 54円以上1円単位 |
メールのリンク先から送られたキャッシュを受け取ろう
では次に、送付された楽天キャッシュを受け取る方法を見てみましょう。【楽天キャッシュ】楽天キャッシュが届いています!」というメールが届きますので、本文内のリンクをクリックし、楽天会員IDでログインします。
「受取るための確認項目と回答設定」に、送付した方によって設定されている回答を入力します。回答が分からない場合は、送付してくれた方に確認しましょう。そして、「受取確定する」をクリックすれば、楽天キャッシュを受け取る手続きが完了します。
楽天キャッシュが届いたことを知らせるメールを受け取ったその時点で基本型の場合でも、ログイン後にプレミアム型に移行すればすぐにキャッシュを受け取れます。
送られてきた楽天キャッシュを受け取りたくない場合は、辞退することも可能です。その場合は「辞退する」をクリックします。
また、45日間受け取らないままだと、キャンセルとみなされてキャッシュが送付元に戻されてしまいます。受け取りたい場合はできるだけ早く上記の手続きを行いましょう。
現金化して出金も可能!ただし10%の手数料が必要
チャージしたり誰かから受け取ったりした楽天キャッシュは、現金に換金して楽天銀行から出金することもできます。
楽天会員IDでログインし、「出金する」をクリックします。出金額を入力して「出金する」をクリックすれば手続き完了です。あとは、楽天銀行の口座から出金すれば、楽天キャッシュを現金として受け取ることができます。
ただし、出金額の10%の手数料がかかりますので、ご注意ください。また、楽天キャッシュの出金には、以下のような上限等があります。
| 項目 | 上限金額・単位 |
|---|---|
| 1ヶ月の出金 | 100万円まで |
| 1回の出金 | 10万円まで |
| 出金単位 | 1,000円以上、1,000円単位 |
キャッシュとポイントを比較!楽天キャッシュのメリット
最後に、楽天キャッシュを利用していくうえでの注意点として、有効期限やポイントとの違いについてもお伝えします。
楽天キャッシュの有効期限は10年間
楽天キャッシュを利用するうえでぜひとも知っておかなければならないこととして、楽天キャッシュには有効期限があるということが挙げられます。
楽天キャッシュの有効期限は、最終利用日から10年となっています。
残高があることを忘れて10年以上がたってしまうと、失効してしまいますのでご注意ください。
キャッシュとポイントを比較!キャッシュのメリット
ここまでにもしばしば触れてきましたが、楽天キャッシュは楽天スーパーポイントと似たような使い方ができるサービスです。でも、キャッシュとポイントには、いくつかの違いがあります。
楽天キャッシュと楽天スーパーポイントを比較してみると、以下のようになります。
| 項目/種類 | 楽天キャッシュ | 楽天スーパーポイント |
|---|---|---|
| 利用上限 | 月に100万円 1回に10万円 |
月に10万ポイント 1回に3万ポイント |
| 入手方法 | ・クレジットカードでチャージ ・ラクマの売り上げをチャージ ・楽天アフィリエイトの報酬 ・他の人からの送付を受け取る |
・楽天市場での購入 ・各種楽天サービスの利用 ・加盟店での楽天ポイント カードの利用 ・楽天カード(クレジットカード) の利用 ・楽天市場等でのキャンペーン ・楽天チェックや楽天ウェブ検索等 の無料サービスの利用 |
| 有効期限 | 最終利用日から10年間 | 最後にポイントを獲得 した月から1年間 |
| 換金 | 可 ※手数料10%が必要 |
不可 |
| 譲渡 | 可 ※54円の手数料が必要 |
不可 |
| 他社ポイント への移行 |
不可 | ・楽天Edy ・ANAマイル |
こうしてみると、楽天キャッシュは楽天スーパーポイントに比べて入手方法が限られていることが分かります。ポイントは日々のお買い物や無料サービスでも貯まるのに対して、楽天キャッシュは自腹でチャージするか、誰かから送ってもらうしかありません。
キャッシュは他社ポイントへの交換もできませんし、楽天スーパーポイントとの相互交換も不可となっています。
楽天キャッシュは便利な電子マネー!送付や換金も簡単にできる
楽天キャッシュという電子マネーについてご紹介してきました。楽天にはEdyや楽天ペイなど同じようなサービスがあるのでちょっとややこしいですが、楽天キャッシュは楽天銀行に口座開設をするなどしてプレミアム型にすれば、友達や家族などに送付できたり、楽天銀行を通して換金ができたりするのが特長です。
もちろん、楽天市場や楽天トラベル、楽天ブックスなどの各種楽天サービスをはじめ、楽天ペイアプリを使えば、ローソンなどの街中の加盟店でも楽天キャッシュで支払いをすることが可能です。
楽天スーパーポイントとどちらかを優先しながら併用することもできますので、ぜひうまく活用してみてくださいね。







