スマホ決済
J-Coin Pay(ジェイコインペイ)で銀行を便利に使う!スマホがATMになる
投稿日時:2019.11.08
続々とキャッシュレス決済のサービスが提供されていますが、今回ご紹介するのはみずほ銀行が提供している「J-Coin Pay」です。
加盟店でのキャッシュレス決済に使える他、個人間の送金ができるというシステムで、これまでかかっていた手数料を大幅に節約できそうです。
今回はJ-Coin Payについて、使い方やメリット・デメリットなど、詳しくご紹介しますので、使ってみたいなと興味をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
J-Coin Pay(ジェイコインペイ)はみずほ銀行のキャッシュレス決済サービス
J-Coin Payはみずほ銀行が運営しているサービスです。とはいっても、みずほ銀行に口座がないと使えないというわけではありません。
J-Coin Payの「J」は、JapanのJでしょうか。北は北海道から、南は九州まで日本中の銀行が参加しているサービスなのです。現在、57行が参加していますが、今後も追加予定です。
みずほWalletとの違い
みずほ銀行が提供しているサービスに、もう一つ、みずほWalletというものがあります。このサービスとの違いは、チャージが必要かどうか、という点です。
- みずほWallet:みずほ銀行の口座から直接支払いができる。アプリの起動は不要。
- J-Coin Pay:口座からチャージしてQRコードで支払う。みずほ銀行以外の口座も使える
みずほ銀行に口座があるならみずほWalletが便利ですが、地方銀行を使っている方は、J-Coin Payの方が使い勝手がいいでしょう。
J-Coin Pay(ジェイコインペイ)でできること。特徴と使い方

J-Coin Pay(ジェイコインペイ)にはどのような特徴があるのか、使い方もあわせてご紹介します。
スマホアプリで現金のやり取りができる
J-Coin Pay(ジェイコインペイ)でできることは5つあります。
- お金を口座からチャージする
- QRコードで支払う
- お金を送る
- お金を送ってもらう
- チャージしたお金を口座に戻す
- 利用規約に同意する
- SMS認証を行う
- パスワードを登録する
- 氏名や住所など個人情報を登録する
- アカウントができたら銀行口座を登録する
- QRコードを提示する
- 店舗にあるQRコードを読み取る
- ウェルシア
- ハックドラック
- ダックス
- ハッピードラック
- マルエドラック
- 金光薬品
- エディオン
- 100満ボルト
つまり、これまでATMでやっていたこと、現金を使ってやっていたことが、スマホ上で全てできるようになるということです。
アプリをインストール
まずはスマホにアプリをインストールするところから。あとは、指示に従って必要な情報を入れていくだけです。
これで終了です。あとは、好きな金額を500円以上1円単位でチャージすれば、いつでも使えるようになります。
支払い時のQRコードの使い方
加盟店で支払いをするときには、QRコードを使います。
という、2種類の方法がありますが、いずれにしてもアプリを起動して使います。通常は自分のスマホのQRコードを提示して、レジのバーコードスキャナーで読み取ってもらうことが多いでしょう。
しかしスキャナーがない店舗もありますので、そういった場合には店舗にあるQRコードを,読み取ることで、支払いが完了します。
J-Coin Pay(ジェイコインペイ)の個人間送金方法
個人間送金のやり方は4つあります。現金を渡すことなく、一瞬で送金が完了しますので、これも便利ですね。送金をするためには、双方のスマホにJ-Coin Payが入っていることが条件です。
アプリのQRコードを使う
「QRで送る」をタップし、金額を入力します。「この金額をおくる」をタップするとQRコードが表示されますから、それを相手に読み取ってもらうだけです。一瞬で送金完了です。
LINEのIDで送金する
LINEのIDを指定して送る方法もあります。この方法でしたら、遠方にいる人にも送金が可能です。
送ったら、念の為届いているか相手に確認してください。
電話番号から送る
中にはLINEをやっていない人もいますよね。その場合には電話番号を使ってSMSで送りましょう。
スマホの電話帳から相手の電話番号を指定するだけです。
J-Coin PayのIDから指定する
J-Coin PayのIDから直接送ることもできます。よく送金をする相手は、登録しておくことで、一発で相手を指定できますのでべんりです。
送金も支払いも簡単!J-Coin Payのメリット
J-Coin Payは個人間送金、支払いなどができるアプリですが、メリットにはどのようなものがあるでしょうか。
現金がなくても買い物ができるようになる
手持ちの現金が少ないときに、わざわざ少額をATMで下ろすのも、手数料がもったいないですよね。しかしJ-Coin Payがあれば、口座からチャージしてすぐに使えるので、現金と同じような感覚で使うことができます。
以下は店舗で使う時の流れです。

個人間の送金が無料でできる
このアプリを使っている人となら、目の前ですぐに送金することができますし、違う銀行同士でも手数料が無料というのが嬉しいですね。
例えば、食事をした時の割り勘でも、現金をジャラジャラと出す必要がなくなります。
他行との送金は、300円ほどの手数料がかかりますから、これが無料になるのは大きいです。もちろん、24時間利用可能です。
リクエストして送金してもらえる
こちらから送金できるだけでなく、送金をしてもらうことも可能です。
QRコードを読み取る他に、LINEのID、SMS、J-Coin PayのIDを使って、送って欲しい金額を入力してリクエストし、相手が承認すると送金されます。
口座に戻すのも無料
通常、一度チャージをした現金は、口座に戻せないことが多いものですが、J-Coin Payはそれができます。アプリと口座でも現金が出し入れできるんですね。
しかも、手数料が無料なので、このメリットは大きいですね。
思ったより使いづらい?J-Coin Payのデメリット
J-Coin Payはまだまだこれから発展していくサービスではないかと思います。ですから今は、使えるお店が少ないなどのデメリットがあります。
大手銀行、ネットバンクが少ない
今のところ登録できる銀行は、メガバンクはみずほ銀行だけ、あとは地方銀行です。ネットバンクの利用者が増えている中、地方銀行中心というのは使い勝手が悪いかもしれません。
ただ、加盟銀行はぞくぞくと拡大しつつあります。
使えるお店が少ない
J-Coin Payが使えるお店はまだ少なく、利用できる店舗は以下の店舗のみで一部の薬局と一部の家電量販店のみです。

これからどんどん拡大されていくとは思いますが、今のところは送金サービスなどのメリットの方が大きいですね。
クレジットカードとは繋げられない
キャッシュレス決済サービスの中には、クレジットカードと紐付けできるタイプのものもありますが、J-Coin Payはできません。
あくまでも銀行口座と紐付けをして、口座のお金を直に使うというサービスなので、クレジットカードからチャージしたい人には不向きです。
J-Coin Payは個人間送金をしたい人には便利なアプリ
J-Coin Payは登録できる銀行口座や使えるお店の少なさがデメリットとなってしまっています。今後の拡大に期待したいところですね。
ただ、個人間送金などこれまで手数料がかかっていたものが無料になるので、ここは大きなメリットだといえるでしょう。










